NAKAO日記

「NPOちんじゅの森」代表である中尾伊早子が、活動を通して思った事を書きつらねるページです。

ちんじゅの森基金

2017年03月13日 11時21分57秒 | 日記
大変ご無沙汰をしてしまいました。
今年に入り、1年半ぶりに「ちんじゅの森通信」を復活し、会員の皆様にお届けしました。

一昨年、ちんじゅの森の設立からずっと通信をつくり続けてくださった印刷会社の方が54才という若さで急逝され、それ以後、滞っておりましたが、なんとか復活しました。
今後は、ホームページでも通信をご覧いただけるような工夫もしていきたいと思います。
私自身も39才で「ちんじゅの森コンサート」を実施し、40才でちんじゅの森を設立しましたが、今年は56才になります。お休みしながらも、ここまで続けられたのは、明治神宮様とキョードー東京様のご協力があってこそ。関係者の皆様、ご縁のあったアーティストの皆様に心からお礼申し上げます。

2000年、明治神宮の森が80周年を迎えたのを機に、明治神宮の森をお手本とした100年後の森づくりをはじめよう!と、「ちんじゅの森チャリティコンサート」を開始しました。
素人の試みに、大勢の方がご賛同くださり、実現し、現在も継続しています。
入場料の一部及び会場内に設置した基金箱、アーティストグッズの売り上げの一部等を「ちんじゅの森基金」として、森づくりをしていらっしゃる団体の皆様に寄付をしています。

「ちんじゅの森基金」は、エチオピアのラリベラで森づくりを行っている福島の団体「フー太郎の森基金」の活動に735,540円を寄付。その他、國學院大學が実施した「鎮守の森CO2調査」など、都内の森づくり活動を支援し、2007年に東京都の「海の森基金」に1,231,808円を寄付し、いったん終了しましたが、2011年の東日本大震災によって被害にあった東日本の海と森の再生を願い復活。
ここ数年はデング熱やゲリラ豪雨等の影響により、屋外でのコンサートを自粛しておりましたが、形を変えてようやく復活の目途が立ち、現在、今年のコンサートに向けて、会場の打合せ、出演者のみなさんのスケジュール調整等を行っているところです。
今年の開催を前に、東日本大震災後のちんじゅの森コンサートで集まった「ちんじゅの森基金」243,168円を「松島湾アマモ場再生会議」様に寄付することが決定し、本日送金しました。

「松島湾アマモ場再生会議」は、漁業者、市民、企業、大学・研究機関、行政のみなさんが協働して、松島湾周辺のアマモ場再生に関する活動を行っています。
このご縁を機に、新たな関係を築いていきたいと思います。コンサートにご参加くださった皆さんも、ぜひ、足を運んでいただければ幸いです。

*「松島湾アマモ場再生会議」ホームページhttps://matsushima-amamo.jimdo.com/

ちんじゅの森チャリティコンサートにご出演くださった皆さんです。(順不同)
2000年/原田真二さん、松田聖子さん
2001年/おおたか静流さん、BEGINさん
2002年/おおたか静流さん、BEGINさん、押尾コータローさん
2003年/おおたか静流さん、BEGINさん、押尾コータローさん、Charさん(BAHO)
2004年/おおたか静流さん、押尾コータローさん、Charさん、aminさん
2005年/おおたか静流さん、押尾コータローさん、佐藤竹善さん、笹川美和さん
EXPO2005/「愛・地球博」にてちんじゅの森コンサート実施。
    山本潤子さん、おおたか静流さん、押尾コータローさん、チュチュチュファミリーさん
2006年/おおたか静流さん、押尾コータローさん、伊勢正三さん、
2007年/おおたか静流さん、押尾コータローさん、上妻宏光さん、木原健太郎さん
2011年/押尾コータローさん、藤澤ノリマサさん、ル・ヴェルベッツさん
2012年/押尾コータローさん、中川晃教さん、エスコルタさん
2013年/押尾コータローさん、藤澤ノリマサさん、沖仁さん、エスコルタさん
2014年/押尾コータローさん、木村大さん、エスコルタさん、ル・ヴェルベッツさん
以上です。
アーティストの皆さん、ご協力ありがとうございました。

改めまして、今後もちんじゅの森は100年後の森づくりを目指して、明治神宮でのコンサートを続けてまいります。
今後ともご協力いただけますよう、お願い申し上げます。