世界をスケッチ旅行してまわりたい絵描きの卵の備忘録と雑記
魔法の絨毯 -美術館めぐりとスケッチ旅行-
動物園へ行こう-ハイデルベルク編(続々々々)
プールのほうが賑やかになってきたと思ったら、お馴染みのアシカショーが始まっている。
トレーナーに合わせて、アシカたちがアオッ! アオッ! と挨拶し、鼻先でボールを投げ、輪っかを受けて、後肢で立って前肢でパチパチと拍手する。それもトレーナーからご褒美にお魚が貰えるからなのだが、手すりに沿ってずらりと並んだ子供たちは、キャイキャイと喜んで見物している。
そして、お魚目当てに居候しているサギと、園内我が物顔で飛来するコウノトリとが、一緒になってアシカショー(あるいはそこでやり取りされる魚)を眺めているのが、ちと笑える。
さて、大抵の動物園には触れ合いコーナーがある。ここハイデルベルク動物園にもあって、それは、トカラヤギのような小さな、ずんぐりむっくりしたミニヤギ園。このミニヤギ、大人でも普通のヤギの子供くらいに小さい。
ミニヤギ園には、そこを貫く木の柵で囲まれた通路があって、通路の両端が二重の扉になっている。木の柵は小さなヤギたちなら簡単に通り抜けることができるので、人間がヤギ園のなかを歩くことができる形になっているわけ。
で、扉の外に売っている、50セントだか1ユーロだかのヤギの餌を手に持ってでもいたら、節操のないヤギたちがわらわらとやって来て、囲まれて立ち往生することになる。
ヤギにブラシをかけてあげると喜ぶよ、という解説とともに、かなり毛の硬いブラシも置いてあって、餌を買った子供たちは餌を手に、餌を買えない子供たちは、よし、ブラシをかけてやるぞ! と、ブラシを手に、意気揚々と園に入っていく。
To be continued...
画像は、ハイデルベルク動物園、アシカショー。
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