三脚を使うなら誰でも手振れしないで撮れる。それは当然です。
しかしいつ撮影チャンスがくるか分からない。
その瞬間を撮り逃さないためには、
三脚を使わないで撮れるよう日々訓練しておくことが大切。
毎回書いていますが、今回も書きます。
これから書く発想はもちろん僕自身の発想です。
他人の発想は分かりませんから…。
またこれから書く事を読んで、
「それは違う！」と突っ込まれても困ります。
もし違うと思えば、それはそれで良いでしょう。
100人Artistがいれば100通りの発想があります。
それがArtist（アーティスト）ですから。
(#^.^#)
僕が今日これから書く事は、
世界に出る事を目指しているハイアマチュアの写真家に向けて書きます。
プロの皆さんが読むのは自由ですが、
ご意見は無用です。
(#^.^#)
・・・・・・
"The Blue Pond - Today Morning"
Biei in Hokkaido,Japan.
「青い池 - 今朝」
北海道美瑛町
今朝は青かった。
カメラ撮って出しのJpegそのままです。
誰がどんなカメラで撮ってもこんな風に撮れるでしょう。
とても簡単な撮影です。
今朝3時半から香港のお客様と撮影ツァーを行いました。
ここに到着したのが5時半頃です。
早朝に来なければ素晴らしい情景を見落としますね…。
(#^.^#)
今回のお客様は僕のFBページをいつもご覧になっているようです。
カメラも僕の影響でSONY-α7を買われたとの事。
しかしここに来て、直ぐに三脚を立てようとしました。
「You don't need a tripod!」
僕は直ぐにそう言いました。
そして彼女に撮影方法を指導しました。
どうせ僕の影響でSONYのカメラを買うくらいなら、
撮影方法まで真似して頂きたい。
風景撮影において、
早いシャッタースピードでの撮影に三脚は必要ない。
それは構図の自由度を失い、シャッターチャンスも逃しやすい。
そして何よりワンカットの撮影時間が長過ぎて、僕は待っていられない！
次々と僕は移動する。だから僕のツァーでは使わせない。
もしそれが嫌なら、
三脚好きの別な写真家のツァーに参加して頂く。
そういう方は多数いますから…。
(#^.^#)
…そしてもう一枚。
「白髭の滝」 北海道美瑛町
今朝撮影。ここの青い水が池に流れ込み「青い池」となる。
ここも今の時期撮影するなら早朝が最適。
ご覧の様に太陽光線が見事に入ってくる。
しかし8時を過ぎると影が多くなり、午後は完全に日陰になる。
水の青さと滝の美しさを撮影するなら早朝6時～7時の間がお勧めです。
またもちろんこの写真も手持ち撮影です。
100%に拡大してもブレは無い。
ただしシャッタースピードは1/4秒。
さすがに僕でもNikonのボディと手振れ補正の無いレンズを使い焦点距離70mmでは無理。
そこで橋の欄干を上手に使う。
そうすれば三脚より構図の自由度が遥かに高く、
また微妙に動きながら太陽光線の最高の瞬間を撮れる。
日頃の訓練と工夫する事が大きな差になる。
ハッキリ言って、世界に出ていくためには固定観念を無くす事。
体はもちろん、頭も使わなければ無理です。
そして結局「意識」の差が結果に大きな差をつけます。
少なくとも僕はそう考えて日々努力しています。
追伸：
もし僕が以前書いた下記記事を読まれるなら、
三脚が使えない場面でいかに撮影するか？
それは日頃の意識と訓練によるところが大きいと気がつくでしょう。
もちろん僕もスローシャッターなら三脚使います！
問題は何を撮るかより、シャッタースピードの問題でしょう。
下記ブログ記事で僕が撮影した「オオルリ」は三脚使用では撮れません!
三脚立て終わる前に鳥が飛び立ちます。
多くの方はそうやってチャンスを逃します。
もちろん写真が単なる趣味なら…それで良いと思いますが…。
でももし良い瞬間、良い写真を撮りたいと思うなら、
考え方と「意識」を変える必要があると思います。
「撮影スタイルはスナイパー（狙撃手）」
(#^.^#)
ケント白石
北海道を世界に売り込む侍写真家
Professional & SAMURAI Photographer Kent Shiraishi
ケント白石 写真家の宿「てふてふ」
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