8/16 日章旗 終戦記念日に見た話
この元アメリカ兵に私も感謝する。
死んだ日本兵の胸に見たことがないものがあって、
このまま放置すれば家族には永遠に渡らないと持ち帰った。
それは日章旗だった。
そしてその持ち主がみつかって、ようやく彼は日本に来られた。
その日本兵の弟が日章旗の臭いをかぐ。
すごく自然だけど、一番亡くなった兄の実感を感じるものだと思う。
でも、お兄さんが戦地に行ったころ、この人、いくつだったのだろう?
戦地のお兄さんはもう出征した頃の臭いではなかったと思うんだ。
こういう話を聞くと、戦争の残忍さが実感できる。