雀のチータンたち

雀は言語を持っていて社会生活をしている。縄張りがない。
他の鳥の子を助けもする。雀は鳥たちの影の指導者なのだ

5/9 チータン、危ないよと言って思い出した

2017-05-09 09:10:05 | 動物の心理

5/9 チータン、危ないよと言って思い出した


あれは2011年ごろ、

机に向かっていたらチーコがあわただしく呼びに来た。

急いで行ってみたら、一羽のチーコが電柱の上のほうに

逆さづりになっていた。


高くて、手の届くような位置ではない。


私はカーコを呼んでおいでと言ってから、

何があったの?とその辺にいた雀に聞いた。


1羽が似たようなところを歩いた。

そして、次の瞬間、ツルっと滑って見せたのだ。

それは実に巧みに状況を説明していた。


そこはゴムか何かでできていて、滑りそうなところだった。

その結果、普通に歩けばはまらない幅なんだけど、

滑ったひょうしに足が挟まったのだ。


よく子供でもあるじゃない。

入る大きさではないところにはまってしまう。


カーコはいつ来るかわからないので東電に助けてもらった。

隙間がないように、針金でしっかり締めてもらった。


あのチータンの実演は忘れがたい思い出だ。

雀って滑る真似ができるんだ!!



もう一件はこれだ。

ふと見ると、チータンが家の中でウロチョロしている。

入れるようなところはない。

どうやって入ったの?

目で隙間を探しながら聞いた。


するとそのチータンは得意げに私を見て、

見てて、こうだよ

とカーテンのすそのかすかな隙間をこぐって出て行った。


私はそんな隙間から入ってきたことに驚くより、

彼が、こうだよ と私にしっかり応答したことにいたく感激した。


雀って共通語はないのにコミュニケーションとれるんだよ。