自作真空管アンプ製作日記

オーディオ用、真空管アンプの製作に挑戦。 簡素な装置で、メーカー製に負けない、デザインのアンプに挑戦しています。

オーディオ的うんちく マルチアンプの音

2007年06月02日 | オーディオ
自作オーディオにはまり、自作の真空管アンプ、自作のスピーカーシステム、

  自作のアンプラックを製作し、ようやく目標のマルチアンプにこぎ着けました。
 

自作の醍醐味は、何と言っても、自分の好きなデザイン、音作り、改造だと思っています。

 
下の写真は、現在の自作オーディオ装置一式です。(CDプレーヤーのみメーカー製)





下の写真は、スピーカーシステムです。

  中高域は、JBLの30cm 2152H  低域は、JBLの38cm 2220B です。
 
  スピーカー効率が両方とも100db以上あります。 なお、自重60kg 強です。




下の写真は、コントロールアンプ及びチャンネルディバイダーです。
 
  2チャンネル式です。 低域と中高域のクロス周波数は、150Hzとしています。





下の写真は(上)、真空管アンプ、845シングルのアンプです。 中高域専用に使用。

下の写真は(下)、真空管アンプ、300Bプッシュプルのアンプです。 低域専用に使用。





前回、845シングルアンプと300bプッシュプルアンプの音の違いを確認しま
したので、

両方の真空管アンプの長所を活かし、低域を300bアンプ、中高域に845
アンプに使用しました。



この様な重量物のスピーカーシステムやアンプの製作をした理由は、昔(若い時)

の憧れが積もり重なって、夢をかなえるつもりで製作しました。




以後は、私の偏見が入っていますので、あしからず・・・・


スピーカーシステムは、大型スピーカーに限ります。 都会(スペースの無い)の人
には申しわけありませんが、

  チャンスがあれば、一度大口径、高効率のスピーカーユニットで聞いて下さい。
 
  小口径のバスレフの音とは異なります。

私は、若い時に聞いた音が忘れられず、JBLのユニットを手に入れ使用していま
す。


アンプについては、どうしても直熱管の音の素直さと、ドライブトランスの音にこ
だわりました。  
 
少々費用がかかりましたが、今は大変満足しています。



最初に感じたものは、低域が充実し、全体の音を支配し低音と中高音がハッキリ聞
き分けられる事です。

  それと同時に、音の定位が良いことです。
  
  大型スピーカーにも関わらず、どこにどの楽器があるかハッキリ聞き取れます。



これは、マルチアンプにする事で、低域と中高域の信号が区別され、
お互いの信号を干渉しないためと考えます。


 次に、小さな音量でも、音量を上げてもうるさく聞こえず、長時間試聴しても疲れません。

 この事は、高効率のスピーカーで余裕のある事と、さすが大型スピーカーの力と、真空管の独特の音です。 

 この音が忘れられず、今でもハマッテいる理由です。



 最近は、設置スペースの問題もあり、簡単に半導体で高出力のアンプ(低インピ
ーダンス)が作れる事から、低効率の小口径スピーカーユニットが主力ですが、私の見解は場所があれば大口径スピーカーを使うべきです。 

 
中低音は、間違いなく違います(小さいスピーカーでは味わえない音がありす。)




オーディオとは不思議な物です。 カタログのデーター(性能)と実際の音は比例し
ません。 

何か、人間はデーターとは別なものを感じ、ここが、メーカーの一番困っているところでは無いでしょうか。



最後に、オーディオラックは、丈夫に作る事です。

 今回製作して気の付いた件で、アンプの重量(パワーアンプ2台 70kg程度)が加算され、CDプレーヤーが確り安定すると、音に安定が感じられました。



ここに、我々アマチュアの自作マニアの存在が有るのだと思います。




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