で、続き。
ここは気を落としながらも、しばらく代板(ルーズ6.2)を使うことにして、どのような選択枝があるかゆっくり考えることにした。
まずは直すか捨てるか?
確かに安い板だったが、不備はたった一箇所だけであり、きちんと直ればメイン板として使うことが十分に考えられる。
オーナーの習性を考えると、同じような板を買うような蛮行も予想される。
ここは思いきってFRPで修理しちゃおう。もうこれ以上,中途半端な行動(小手先の修繕)をとってはいけない。
どのあたりが「思い切って」なのかというと4000円くらい費用がかかることを嫌っているだけです。まあ、うまく保管しとけば何回か使えるからいっか・・・
写真に写ってませんが硬化剤も必要です。右の白っぽいのはガラスクロスです。
FRPは過去にクルマのスポイラー加工で使ったことがありますが、モロ猛毒です。パッケージングに「毒」て書いてほしいくらいです。
ニオイがハンパじゃあーりません。
プラモデルのラッカーとか桁違いですから。
寿命が確実にショートカットベイベーになります。
まあ、一般の善良な市民の方であれば、生涯このニオイを嗅ぐことはないでしょうけど。
扱い方の最大のポイントは、ズバリ、近所迷惑にならないようにすることです。
今回はボックスごととれてしまったので大きな隙間が開いています。
スタイロフォームとかで埋めたいところですが溶解がいやなのでバルサで代用。
フィンにまず強固な接着剤(2液エポキシ)でバルサつけ。
FRPかぶせる前にアンカーのようにしたいのです。
あと角度、すべてを逆フィンと同じように。
そしてフィンを仮固定するために接着。
そこでまだ隙間が残るのでさらに細い木を入れる。
さて、いよいよガラスマットを敷き詰めて、
あとは紙コップにFRP溶剤を入れ、その中に硬化剤をピュッ。
割りバシでかきまぜぇー。ガラスマットの上にタラーッ。
100円ショップのローラーでショコショコ・・・。空気が入ると良くない的。
ガラスマットが透明になってしまうので頼りなげ。
ふうっ・・・それにしても臭いっ!
2時間くらいで硬化はされますが、臭いは24時間以上、放ち続けることを知っているのでしばらく放置。
無事にガッチガチになってます。もう大丈夫でしょう。
ペーパーで凹凸を整えて終了~パチパチ。
ボードの重さはどうかな?
ま、今後は水は吸わないだろうからオケ。
これだったらノーズ折れの直しとかのほうが単純で簡単だろうね。