Weeds diary

普通のことをおおいに楽しむ・・・幸せ日常生活雑感。

リサとガスパール&ペネロペ展

2007-03-22 01:45:48 | art
大好きな絵本のリサとガスパール。銀座松屋8階にて26日までリサとガスパール&ペネロペ展開催中です。 絵本の原画やこの展示のために描かれた絵が多数展示されていて感激。ただし行ったのが日曜だったせいか小さな子ども連れの家族が殺到していて 会場に踏み込むのを一瞬ためらったこと 告白します。 できればもっとのんびり味わいたい作品たちです。 絵本が小さい子やそのご両親にかなり人気ということなのでしょうからしかたありませんね! グッズの種類も食器・カード・カレンダー・オルゴール・フィギュア・バッグとすごく多くてびっくり。 レジは長蛇の列でした。 マグカップ買おうかなと思いましたが すぐに諦めました。
青いコアラのペネロペは今回の展示で初めて見ましたが リサたちよりももっと可愛いらしい! こっちもそのうちグッズ攻勢になりそうですね!

柴田 一佐衛門展

2007-03-21 09:32:09 | art
うちのパソコンのご機嫌が悪く 画像がとりこめなくなってしまったので
ブログ書く元気をなくしておりましたが 最近素敵な出会いがいろいろあって
画像なしで モノローグ・・・

柴田一佐衛門展はたぶん今日(21日)まで 日本橋高島屋6階の美術サロンでひらかれています。
若草色とエメラルドグリーンの中間のような明るい緑の釉薬が目をひく花器やお茶道具
が印象的です。 彼はジュエリーのデザインもするのでその感覚をいかして 香炉のふたに
ちっちゃい銀の鳥がくっついていたりするのが 微笑ましい作品たちです。

一佐衛門氏は大学時代の同級生です。 学生時代は独自なおしゃれ感覚のシャイで目立たない男の子
だったと思います。 個性溢れる態度のデカイ同級生たちの中で いつも静かに微笑んでいるような印象。 
あんまり話したことなかった!

3年前にそんな彼が銀座で展覧会を開いたことをきっかけに小さな同級会始まりました。
その会の席上 彼が語った今日に至るストーリーは若い人々にすごく勇気をくれる話だと思います。

どういういきさつかは知りませんが 30歳頃親から勘当された彼は妻とニューヨークに渡り ニューヨークには宝飾アトリエ街みたいなところがあるらしいのですが そこを歩き回って 自分が働きたいアトリエにめぐり合い ここで働かせて欲しいと何度も何度も通いつめたそうです。何度も断られたけれど 諦めずにトライし続けたら とうとう作品集見てくれるということになり じゃあ明日から来いということになったそうです。
そのアトリエは結構一流どころだったらしく アメリカンヴォーグにアトリエの作品を特集する企画かなんかがあったそうなのですが とうとうそのための作品を作るチャンスを与えられ それが採用されて 押しも押されもしないジュエリーデザイナーの地位を築いたそうです。
約10年ニューヨークで活動したあと日本に帰り 禅宗にも影響され 金工と陶芸を融合した茶道具などの製作を始め 銀閣寺で工芸作品の展示会など開いたりしたそうです。 
ちなみに銀閣寺が個人の作品展示に会場提供したのは お寺の歴史上初だったんだそう。

そんな話だけ聞くと本当にエネルギッシュで暑苦しそうな男を思い浮かべてしまいますが
現実の彼は 若い頃と変わらず 繊細で控えめな印象のままです。

でも話すことは 「何か挑戦しようと思ったら一番の所で挑戦したほうがいいよ! 一番なところで挑戦するのもそこそこなところを選んで挑戦するのも 自分として行動することは全く同じに精一杯やるしかないじゃない! それならば一番な所で挑戦したほうがいい!」とエネルギッシュ!
今回 日本橋高島屋での展示だって黙っていてお膳立てされたわけじゃなく どうせ百貨店で展示するなら日本一はどこって調査して 絶対ここでやりたいって思って売り込んだりしたらしい。すごい!