水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

暗号の流れる夜間

2016年10月13日 16時10分52秒 | 詩編
 何を覚えていて
 藍をどこかへ置き去りにして
 宇宙を描いていたら
 落ちていた希望を
 拾い上げる未来に出くわした

 日々の倦怠を彩る松ぼっくりを
 うっかり踏みつけては
 楽ではいられない季節を通り過ぎて
 いい加減なトークをかまして
 夜を朝に変換するのだった

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