音楽を聴いて、涙を流して…、明日が来る

幼い頃には、音楽を聴いて涙を流すってこと、
少なかったでしょ。

それが大人になると、思わず 頬をつたう時がある。
なぜだと思います？

「頑張ってきたから」ですよ。

いろいろありましたよね。
それを乗り越えてきたでしょ。
つらいこともあったし、
その中には 誰にも相談できないことも…。
でも 今がある。
だから 今がある。
チャレンジしてきたアナタがそこにいます。
頑張ったんですよ。

それらを想うとき…、
その時代の「音」と、今の「心」がつながるとき…、
頑張ってきた自分を、自分自身で誉めてあげられる。
幸せな瞬間です。


ワタクシにとっての、泣けちゃう曲の中のひとつ…。
ドラマ「聖者の行進」サントラの１曲目の「聖者の行進」。

今回の「侍・音楽道５」は、「千住 明」！
天才です。

彼が脚光を浴びるキッカケとなったのは、
ご存知、脚本家 野島伸司とのドラマでのタッグかな。

絵と音で、「対」となる。
もしかすると、音が良すぎて絵が負けることすらある。

天才である。
あるがゆえに、
ドラマ音楽の仕事とかして欲しくないなぁ…。
評価されにくい分野ですから…。

「できる人」は「できるところ」にいてほしい。
それを認める「できる上司」が 上にいてほしい。

それって健全な人事なのですが、
世の中、なかなか そうはいかないね。
なぜなら「できる上司が上にいないから」ですわな。

でも、
それすらも乗り越えよう。
きっと頑張ったアナタを正しく評価してくれる人が
必ず現れるはずだから。
そのとき、涙を流しながら音楽を聴くも良し。
酒を酌み交わすも良し。

さて、アナタは、
涙の出る音楽を何曲もっていますか？
その数は、アナタに付いたアクセサリーの数より、
ずっと、ずっと、大事やで。

さぁ、
次回の「侍・音楽道」は…、　
意外なところで「中島みゆき」。もしくは「Ｑｕｅｅｎ」。

その涙は、宝石より光り輝く！
そして明日が来る！　
まだまだ終わらない！