私がフリーペーパーを作リ始めた2000年には今ほどデジカメは普及していなくて、値段もとても高かったです。
当時の私はカメラの使い方もわからず、従ってフィルムの装着も苦手で、それまでにほとんど写真など撮ったことがありませんでした。しかし、仕事となれば写真を撮るしかなく、撮った写真を現像に出して写真にしてもらうわけですが、その都度カメラごと写真屋さんに持ち込んでフィルムの出し入れをお願いしていたことなど思い出すと大昔の出来事のように感じます。そのときに私が使っていたカメラは「バカチョンカメラ」です。
そして今日、ライカを2台持っているという知人が1台のライカを売りました。
その人は、パワーポイントなどでも写真を使わざるを得なくなり、ライカを売ってデジカメを買うことにしたのです。カメラやさんでの売買に同行することになった私。
「ライカかぁ~~」と思いながらもライカの価値など全く無知な私です。
「いくらで引き取ってくれるのでしょうね。あまり期待しない方がいいですね」なども知らなければこそ出てくる言葉。
そのライカは10万円でめでたく引き取られることになり、およそ6万円のコンパクトなデジカメを買うという初期の目標をクリアーしました。ずいぶん以前に45万円位で買ったものだそうなので、10万円の引き取り価格が高いか安いか……。時代は容赦なく移り変わっています。
私も今のデジカメが壊れたら、知人が買ったものと同じカメラを買いたいな。