プロ野球はクライマックス・シリーズが終わって日本シリーズのカードが決まりましたが、実はあまり観ていません。パの第1ステージは少し観ましたが・・・・(ファイナルステージはホークスの戦力が厚すぎて興味半減でした。)このところ平日の帰宅後は深夜に放送されたNFLのゲームの録画を観て過ごすことが多いです。プロスポーツでは野球より断然フットボール(註)の方を好む理由を二つ挙げてみましょうか。(註:サッカーのことをこう呼ぶのが世界標準であるとは知っていても私はそれを使う気にはなれません。ちなみにサッカーは両者の中間です。後述するように金満球団のやりたい放題が癪に障るので。)
まずは透明性。審判がグラウンドの至る所に配置されているので見落としが起こる確率は非常に低くなっています。あらゆる角度からビデオカメラ撮影も行われ、それも判定に活用されます。(今シーズンからルール改正によって得点に関係するプレーについては全てオフィシャル・レビューが行われるようになりました。)「誤審も野球のうち」などという小賢しい言い訳が入り込む余地はありません。さらに判定に不服がある場合にはチャレンジ(異議申し立て)の権利が各チームに最低2回与えられており、レビューによって誤りが確認されたら審判はためらうことなくジャッジを訂正します。肉眼による判定に限界があることを前提としているところが潔くて好きです。(当然のような気もしますが・・・・野球の方が絶対おかしい。)ほとんど毎年のようにルールの見直しを行って不具合を修正していくという前向きの姿勢にも好感が持てます。(危険防止対策については少し行き過ぎじゃないかと感じることもありますが。)
そして公平性。NFLでは「一人勝ちを許さない」ための制度を導入しています。まず厳しいサラリーキャップ(チーム全体の年俸の上限)を設定し、金に物をいわせるような(私に言わせれば無節操な)補強に待ったをかけています。(それで今シーズン前は開幕が危ぶまれるほど揉めに揉めましたけど。)さらに完全ウェーバー制による戦力均衡も図られています。ドラフトでは成績下位から順に指名権が与えられますから、シーズン32位(最下位)だったチームは全米No.1プレーヤーをほぼ自動的に獲得することができます。上位指名、とくに全体1位指名はこれ以上ない栄誉ゆえ、入団交渉はスムーズに進みますから。(ちなみに今年も例外ではなく、ハイズマン賞 (年間最優秀選手) に輝いたオーバーン大のC・ニュートンが昨シーズン2勝14敗のパンサーズに入団しました。囲い込みとか指名拒否が常態化しているような不健全な業界にはとっくに厭気が差しています。)
したがって、先日身売りが本決まりとなった某棒球団のように何年間も最下位に沈んだままということは考えにくいです。私が贔屓にしているレイダース、かつての栄光はどこへやらといった感があったフォーティーナイナーズ、あるいは新興(2002年加入)のテキサンズなど、しばらく低迷が続いていたチームも今年は上位をキープし、プレーオフ進出を窺っています。(そんな私でも2008/09シーズンに0勝16敗という史上初の逆快挙 (?) を成し遂げたライオンズの開幕5連勝は予想すらしていませんでした。)
どん底状態にあるチームの成長を気長に見守るというのもNFLならではの楽しみといえるでしょう。(「弱いから愛着が湧く」などと自虐的になる必要は全くありません。)私の一押しということになると、やはり先述のパンサーズでしょうか。先週放映されたゲームもキッカーのミス(比較的イージーなフィールドゴールを2度も失敗)で負けてしまいまい、チーム成績は今一つ(現在2勝6敗)ですが、ルーキーQBのニュートンとエースレシーバーのS・スミスとのホットラインによるスーパープレイだけでも十二分に見る価値がある(金が取れる)と思いました。
まずは透明性。審判がグラウンドの至る所に配置されているので見落としが起こる確率は非常に低くなっています。あらゆる角度からビデオカメラ撮影も行われ、それも判定に活用されます。(今シーズンからルール改正によって得点に関係するプレーについては全てオフィシャル・レビューが行われるようになりました。)「誤審も野球のうち」などという小賢しい言い訳が入り込む余地はありません。さらに判定に不服がある場合にはチャレンジ(異議申し立て)の権利が各チームに最低2回与えられており、レビューによって誤りが確認されたら審判はためらうことなくジャッジを訂正します。肉眼による判定に限界があることを前提としているところが潔くて好きです。(当然のような気もしますが・・・・野球の方が絶対おかしい。)ほとんど毎年のようにルールの見直しを行って不具合を修正していくという前向きの姿勢にも好感が持てます。(危険防止対策については少し行き過ぎじゃないかと感じることもありますが。)
そして公平性。NFLでは「一人勝ちを許さない」ための制度を導入しています。まず厳しいサラリーキャップ(チーム全体の年俸の上限)を設定し、金に物をいわせるような(私に言わせれば無節操な)補強に待ったをかけています。(それで今シーズン前は開幕が危ぶまれるほど揉めに揉めましたけど。)さらに完全ウェーバー制による戦力均衡も図られています。ドラフトでは成績下位から順に指名権が与えられますから、シーズン32位(最下位)だったチームは全米No.1プレーヤーをほぼ自動的に獲得することができます。上位指名、とくに全体1位指名はこれ以上ない栄誉ゆえ、入団交渉はスムーズに進みますから。(ちなみに今年も例外ではなく、ハイズマン賞 (年間最優秀選手) に輝いたオーバーン大のC・ニュートンが昨シーズン2勝14敗のパンサーズに入団しました。囲い込みとか指名拒否が常態化しているような不健全な業界にはとっくに厭気が差しています。)
したがって、先日身売りが本決まりとなった某棒球団のように何年間も最下位に沈んだままということは考えにくいです。私が贔屓にしているレイダース、かつての栄光はどこへやらといった感があったフォーティーナイナーズ、あるいは新興(2002年加入)のテキサンズなど、しばらく低迷が続いていたチームも今年は上位をキープし、プレーオフ進出を窺っています。(そんな私でも2008/09シーズンに0勝16敗という史上初の逆快挙 (?) を成し遂げたライオンズの開幕5連勝は予想すらしていませんでした。)
どん底状態にあるチームの成長を気長に見守るというのもNFLならではの楽しみといえるでしょう。(「弱いから愛着が湧く」などと自虐的になる必要は全くありません。)私の一押しということになると、やはり先述のパンサーズでしょうか。先週放映されたゲームもキッカーのミス(比較的イージーなフィールドゴールを2度も失敗)で負けてしまいまい、チーム成績は今一つ(現在2勝6敗)ですが、ルーキーQBのニュートンとエースレシーバーのS・スミスとのホットラインによるスーパープレイだけでも十二分に見る価値がある(金が取れる)と思いました。
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