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CELLOLOGUE

Slimpitchを導入

長年使用してきた現在のチューナーも、重くて大きくて滑りやすく電池がやや特殊ということもあって、取替えを考えるようになりました。世の中進んでいるようなので、この辺で更新してもよい時機かと。
ネットで検索すると、KORGのSlimpitchが目に留まりました。文字どおりシンプルですがデジタル表示で何と1,080円。磁石で譜面立てにくっつくというのも便利そうです。見やすさに不安がありましたが、ポチしてしまいました。以下、4か月程度使用後のレポートです。

到着後、さっそく使ってみました。スリムというネーミングどおり小型で、ガムでも入っているのではないかと疑ってしまうような小さなサイズ(笑)。忍者のような印象です(なんのこっちゃ)。取り扱いはとても楽で、ポケットに入れても邪魔になりません。むしろ、失くしたり落としたり踏みつけたりしないように配慮が必要かも。小さくても縦横比がバランスよく持ちやすい。スタンドにもなる透明プラスチックカバーも秀逸です。

さて、磁石付きという特徴を利用して、いつもお世話になっているウィットナーの金属製譜面台に取付けてみました(写真)。これなら、チューニングの度に設置し片付ける手間と時間が省けます。譜面台には角度がついているので、ちょうどよい見え具合です。ただし、それほど強力磁石ではないので、何かのはずみで落とさない(特に楽器の上に!)よう注意が必要でしょう。
擦弦楽器の場合、譜面台は弓置台でもあるので、譜面台の下に付くスリムピッチは省スペースで助かる存在でもあります。(金属製でない譜面台のために接着剤付き金属片が付属します)

小さなスイッチを押すとすぐ画面が表示されスタンバイ状態になります。それまで使っていたアナログ(針)式チューナーは測定可能になるまで数秒を要しました。そして、毎回、デフォルトの440ヘルツを442に変更しなければなりませんでした。スリムピッチは、a=442ヘルツが出荷状態になっているようで、手間が省けます。しかも、デタル表示は反応が早く、正確です。アナログチューナーは遅いし、微妙な針のぶれがあったり、角度によっては針の位置が見えにくかったりで苦労しましたが、それももう過去の話(笑)。

スリムピッチは、原色のデジタル表示なので目にどぎついかと心配していましたが、はっきりしていてかえってよいです。試しに、新旧のチューナーを同時に使って差異を確認しましたが、当然ですが、2つのチューナーが一致しました(笑)。さらに、周りの音を拾わないように専用のコンタクト・マイクロフォンが付属しますのでオケなどで使う人には安心でしょう。私は使う予定がありませんが(笑)。
電池の持ちですが、4か月経ちましたが電池交換はしていません。練習開始前に4本の弦をさっと合わせ、すぐに切るという使い方に加え、そもそも週数回の練習なので特に問題を感じません。
スリムでシンプルで使いやすいので、どこにでも持って行けそうです。耳だけを持って行くのならなおよいのですが(笑)。

Panasonic/LUMIX LX9
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