セブ島移住者の本音トークⅡ

セブ島でNGO活動に従事する管理人が、フィリピン人家族との奇妙な生活や、現地での国際交流について語ります。

問題発生...

2011-02-03 | NGO活動

前回の記事では、‘これから、当方の顧問弁護士事務所にて、相談事があって、この‘鬱陶しい天気’の中、出掛けるのですが、その内容については、ちょっとばかり複雑な状況の為、また、明日以降にでも、御報告できるようであれば、したいと思っています。’…なんて、ちょっと思わせぶりな終わり方をしてしまったのですが、実は、これ、当方が支援している奨学生(里子)の家庭で、ここフィリピンでは‘よくある問題’が起こりまして...


まあ、端的に言いますと、この奨学生の父親が‘愛人’を作って、突然、家を出て行き、奥さん(本妻)と、その子たち(含該当の奨学生の家族)に一銭のお金も入れなくなった…という顛末です。


…で、しかも、この奨学生は、成績が非常に優秀で、この3月に、トップで卒業するであろう事は、ほぼ間違いなく、既に、来学期(来学年)に向けて、ハイクラスの学校の入学試験を受けるべく、準備を進めていたのが、この父親の暴挙により、日々、食うにも困って、入学願書提出の際の手数料に事欠き、
既に一校の受験を棒に振ってしまっております。


…勿論、こうした事態においては、当方も、こうした問題を解決する為に、特別支援を行い、何とか将来の学業に支障が出ないよう、最大限の配慮をするのですが、今回の一件については、期限が過ぎてしまってから、母親から打明けられた…と言う体たらくで、これも、実際に、ここでの支援活動を進めている中では、‘よくある事’なんですね。(...普通なら、“何で、早く言ってくれなかったのか!!”…と怒るところですが、まあ、状況が状況で、尚且つ、それを責めたところで、取り返しが付く訳ではないので、僕も、そこはグッと堪えたのですが、まあ、ある種、この辺りが、現在の比人の限界かも知れない…と諦めざるを得ないんですよね...)


それにしても、この父親の…ハッキリ言ってしまいますが、このオバカ、低脳ぶりは如何ともし難い!!


よりによって、‘子どもにとって大事な時’に、奥さんと、
どんな問題があったにしろ、こんな暴挙に及ぶ事は、最早、ガキ同然であり、父の自覚なんて、何処にあるのか!!


比国の、こうした男たちの事例は、これまでにもゴマンと経験して来ましたので、慣れたつもりではありますが、それでも、今、一旦は収まったと思った怒りが、こうして文書を打ちながら、再びこみ上げて来ました。


更に言いますと、ここのオトコたちの大半に、‘こうした傾向’が見られるので、ウチの娘をこのまま比人として、この地に置き、育てる事には、‘引っかかり’を覚える僕なのです。


…ちょっと感情的になりました...


まあ、ちょっと冷静に御話をしますと、僕らのやっている事は、あくまでも‘教育支援’なのであり、こうした家庭の問題にまで踏み込む(踏み込み過ぎる)事は、正しい形じゃないのです。


それ故に、こうした問題を避ける為にも、貧困層であっても、子どもの素養が高くて、父母にも分別がある事を見極めて、選考をかけている積りではあります。


…が、それでも、あまり、この基準を厳しくし過ぎると、‘該当者ナシ’にもなりかねないし、問題が一切ない家庭なんて、ハッキリ言えば、貧困層においては‘アリエナイ’ので、経済的事情から就学が困難な子どもたちの支援をしようと言うのに、‘何の問題も無い家庭の子’をピックアップしようなんて事は、そもそもが、矛盾なんですよね...


…そうした訳で、‘こんな事態’は、時には避けられないのも事実です。しかし、就学支援の枠を超えて、短期ならまだしも、長期に渡って、この子とその家族(母子全員で4名)を支援できるか?或いは、傘下108名の里子たちの殆どには、これに類する問題が起こるタネは内包しているので、こうした事例が重なったら、どうするのか?また、それが多発した場合に、一方に支援をしておいて、他方は、‘ウチは教育支援のみだから’…と突っぱねる事が出来るのか?…こんな風に色んな問題がある訳です。


…が、正直なところ、この母親が、‘こうした出来事’を告白して、こちらに助けてくれとも言わずに、


『私も歳ですし、学歴もありませんから、今から、職探しをしたって、見つかるとは思いません。
もう、いっその事、この子たちを連れて、ネグロスの実家に戻ろうか…とも考えています』


…なんて言われた時、‘この奨学生’の才能を思うと、余りにも惜しくて...


そんな訳で、この我侭、気ままな父親に何とか、責任を背負わせ、この子が何とかやって行けるようにする為の、法的手段はないものか…と向かった先が、当方顧問弁護士事務所のA先生のところだったのです。


このA先生、実を言えば、以前は、顧問料として、一定の金額をこちらから、毎月支払い、顧問契約をして貰っていたのですが、当方も、台所事情が常に苦しい上、弁護士事務所に用事があるのは年に精々、2~3回ってところなので、毎月、‘用があってもなくても費用が発生する状態’は必ずしも好ましくはなく、“一件毎、何かあった際に、お支払をする形にして欲しい’…と、こちらが御願いしたところ、快諾して下さり、それから既に3年程が経過している中、A先生からは、僕らからの、こうした‘ちょっとした相談事’で、料金を請求して来られた事はなく、実態としては、顧問契約ではなく、ボランティアのコンサルタントになって下さっております。


...こうした事は、比国の現実を知る人には多分、‘シンジラレナイ事’でしょうが、実は、この方、超一流の弁護士さんで、クライアントも数多いるのです。…が、我々との付き合いも長くて、(もう既に10年以上)当方のしている事も熟知されている事もあるのでしょうが、‘カネに汚くない’、非常に良心的と言うか、立派な人なんですね。


…例えば、こちらが、相談を持ちかける際には、当然、弁護士さん側には‘ビジネスチャンス’になる筈なんですが、A先生のスタンスは、‘こうすればお金をかけないで法的手続きが出来ますよ’…と的確にアドバイスをしてくれるような調子で、こちらが、‘先生、御願いします’…と言わない限りは、決して、‘自分の儲けにしようとはしない’んですよね...(ただ、こうした、‘お付き合い’故、先方が忙しい時には、率直に‘忙しいから会えない’…という御話になり、アポを取るのも大変なのですが...)


…一般的に、‘比人のお知り合い’がいるという日本人の方の殆どは、日本に出稼ぎに来ている(た)比人エンターティナーや、その他こちらの夜の街の関係の女性が窓口になっていたり、また、あくまでも、ビジネスの関係で絡んでいる状態だと思います。


...別段、悪く言うつもりではありませんが、そうした業界の方のコネクションは、やはり、‘それなりのレベル’なのであり、また、日本人側が、‘色と欲’のスタンスで比人にアプローチした結果として築かれる、人間関係は、あくまでも‘利害関係’なのであって、(下手をすれば喰われるのみ...)上記のような人脈というか、関係を築く事は、多分、ほぼ不可能なんでしょうね。(それ故に、何時もオキマリで出てくる御話が、
‘フィリピン人に騙された’…って事なんですが、そうした問題は、‘相互関係’の結果なので、勿論、僕とて、この国の難しさは理解している積りですが、日本人が一方的に‘騙された’と言う話を一方的には聞く気になれないんですよね...)


...さてさて、話が逸れて行っておりますが、この‘問題の父親’には、まだ、職があり、実は、そこの同僚(シングルマザー)と良い仲になってしまったとの事だったので、母親の方が、最小行政区‘バランガイ’に相談し、そのバランガイの裁定で、父親の方には、‘一定額の生活費を家族に入れるよう’との勧告があったにも関わらず、その約束が守られなかったとの事だったのです。その為、僕には、そうした勧告の法的効力とか、或いは、給与の差し押さえ他の措置が取れないかどうかと言う事が、最大の関心事だったので、その旨をA先生に伺ったところ、


『バランガイの裁定には、残念ながら、法的拘束力は何ら
ありません。しかし、給与の差し押
さえは可能ですよ。先ず、奥さん(奨学生の母親)が旦那さんの会社の管理者に書簡で事情
を説明し、更には、その書簡に婚姻証明と子供たちの出生証明を添えて、彼女が法的に認め
られた妻であり、子供たちも父親の‘法的認められた’子である事を証明した上で、給与の一
定額を奥さんに支払って欲しい旨、打診すれば良いのです。もし、それを先方が拒否するな
ら、州議事堂の裏に、パブリックの弁護士がいますから、そこに相談して、法廷からの‘命令
書’を取得すれば強制的に‘それ’を執行できます。(それを拒否した場合、警察力を使って、
即時逮捕も可能ということです)



…との回答でした。


まあ、正直なところ、これで問題の全てが解決出来る訳ではないのですが、これにて、このオバカな父親の‘したい放題’には、多少のブレーキがかけられそうな雰囲気ではあります。


…実は、A先生の事務所に伺う前に、ウチの嫁が、


『…そんな事を弁護士の先生に相談しても無駄よ。...だって、‘そんな話’は、あの家族に限
った話じゃなくって、そうやって、無責任な父親に棄てられた家族なんて、ここには、ゴマンと
いるけど、皆、‘泣き寝入り’じゃないのよ...』


…なんて事を主張したのですが、僕も一部、それに、同意しつつも、‘一般の比人が知らない、何かの情報’がA先生からは頂けるのではないかと思って、嫁に言って聞かせ、A先生と話した結果、嫁も、‘流石はA先生!’って事になったのですが、これが、比国の主要な問題点のひとつでして...


以前にも、‘比国の事は、比人に聞けば分かる’…と言うのは、殆どの場合は‘マチガイ’であると言った事がありますが、正しくは、少なくとも、‘聞く人によりけり’って事なんですね。要は、‘人脈・コネクション’が大事なんですね。ここでは...(また、例えば、弁護士というタイトルをもった人もピンキリでありまして、一部には詐欺師のようなモノもおりますので...)


実際の所、一般の庶民は、以前から申しますように、‘愚民政策’により、情報から隔絶されており、‘何も知らないし、考えられない状態’にさせられているのですから、そこからマトモな情報が取れる筈もないのです。(結局、この奨学生の母親だって、一番身近な役所である‘バランガイ’にコンタクトしても、結局、何の効果もないし、有力な情報も得られていないんですからね...)


また、そうした環境故に、‘高度な情報は高く売れる’のが比国の常識であり、或いは、何らかのコネをもっている輩は、それを最大限に利用して、‘コミッション’をせしめ、また、権威、権力をもった輩から、何らかの情報を取ろうとしても、こちらから、彼らの利(儲け)になる話でも持って行かなきゃ、相手にもしてくれないのが普通です。


従って、手前味噌になりますが、僕みたいな貧乏外国人が、こうして、必要な情報をサクサクと、タダで仕入れてくるなんて事は類稀なケースと言っても良いかのも知れません。


さて、話を、本題に戻しますと、まあ、かと言って(父親の給与を差し押さえたとして)、実は、抜け道が一杯あって、まず、日本におられる方には、まず理解不能だと思われることには、ここフィリピンでは、こうしたケースにおいても、法的に‘離婚’は出来ないと言う事が挙げられると思います。(…と言うか、宗教的な理由から離婚は禁止なのです。…が、離婚は存在しないが、婚姻の無効申請-実質的な離婚-は裁判所に申し立てが出来、有能な弁護士を雇うだけの経済力のある階層には、実は、こうした事例は結構存在するのです。しかしながら、見方を変えると、こうした経済力のない貧困層には、実質的に離婚をする権利・自由すら剥奪されている状態にある訳です)


そんな風ですから、離婚が無い前提において、この‘オバカさん’から慰謝料を取る事も出来ない訳ですし、更には、ここのオトコのあり方として、アリガチなパターンですが、仕事を辞めて、愛人に食わせて貰うって事も十分に想定できまして、こうなってしまえば、(収入がゼロになれば)'何も取る事が出来ない’って事になります。愛人側も、その詳細は定かではありませんが、30歳を超えてシングルマザーである事、比国の‘女余り状態’をして、既に、結婚なんて夢のまた夢で、自分の心を満たしてくれる‘パートナー’がいてくれるだけで、十分と、形振り構わず、‘他人の幸せを奪ってでも’と攻撃をしかけて来ている状態ですからタチが悪いです。(父親、愛人双方に言える事ですが、徒手空拳は最強かも...) また、これは、比人エンターティナー他にカモられている外国人男性には、是非、知って頂きたい現実であり、‘最後は、オカネではないんですよ…’って事なんですね。


…他にも、色んな問題はあるのですが、言い出すとキリがないので、ここでは、止めておきます。(取り敢えず、比国は法治国家という建前をとっておりますが、その実、法律が実態・現実に即さず、あまりにも中世的で、マトモに機能していないという事を'ガッテン’して頂ければ結構であります...笑)


まあ、そんな風で、今後、この事態が、どう推移して行くのか、予断は許さないのですが、僕が最優先するのは、親たちの問題がどうこうではなくて、この才能溢れる当方の奨学生本人が何とかやって行ける格好にする事だけです。



多分…なのですが、こうして、こちらが母親をバックアップし、通常では絶対に得られない筈の情報を提供して、彼女(母親)が賢く、立ち回る中で、‘どうにでもなる’と、断固たる覚悟も計画もなく、舐めてかかっていた、父親側がギブアップして、‘モトサヤ’するケースも十分にあり得ると見ています。また、こうした不条理を‘愛’(?)ゆえに、許すのも‘フィリピーナの本来の姿’なんですね... これが、比人たちには、本当の意味で‘好き合って結婚した’という事なのであり、また、そうした女性たちの甘さ、優しさ故に、ここのオトコたちがドアホウになっているのは厳然たる事実ではあります...


おかげさまで、僕も、この場で感情を爆発させて頂き、スッキリしました。


後は、感情を捨てて、粛々と、僕らの使命を全うする事に集中したいと思います...







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12 コメント

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七人のモトカノにそれぞれ種付け (異邦人)
2011-02-03 22:58:17
モンタナ@ブルゴスの某ポクポクが一緒に住んでたメイドだかヤヤだかの、そのまたボーイフレンドの武勇伝なんですが(嘲笑)

>最後は、オカネではないんですよ
愛の秤が「嫉妬度」だったり「回数」だったりしますもんね(苦笑)

16歳の時に義父か叔父に強姦されて妊娠し、ミルクマネーを稼ぐためにマニラに出稼ぎに来てる、そんなことさえもここでは良く聞く話ですしね。

しかし
>このオバカ、低脳
な親に
>トップで卒業するであろう
子供ってのも、「鳶が鷹」なんでしょうかねぇ?
Re: 七人のモトカノにそれぞれ種付け (権兵衛)
2011-02-04 07:47:53
異邦人さん>

そうですね~。何と言うのか、既に、これは、human の世界じゃなくって、animal world に近いんですよね。ホント...(苦笑)

>>このオバカ、低脳
>な親に
>>トップで卒業するであろう
>子供ってのも、「鳶が鷹」なんでしょうかねぇ?

…そうですね。言える事には、この母親は、偶々、経済的な問題で高度な教育を受ける機会を損失しただけであって、そのポテンシャルたるや、凄く高かったんだろうと言う事は容易に想像できます。

…が、父親の方も、‘元になっているモノ’が本当に、どうしようもなく低いのか…と考えると、実は、これで、まだ、マトモな方じゃないかって気もするんですよね...

要は、‘氏より育ち’って譬えがありますが、この国のこの環境をして、‘オトコをダメにしてしまう決定的な要素・仕組み’があるんじゃないかと僕は思っています。これについては、まだ、僕の中に‘決定打’は見つからないのですが、何となくは見えて来ております。

それ故に、本文中に‘ウチの娘の将来’について、僕の思いを書きましたが、アレが生まれる前に僕が真剣に考えていた事には、‘もし、オトコだったら、物心付く前に、日本の実家に送って世話になろうか’って事だったんですね...

…で、結果、娘が生まれて、女で(まだ)良かったと胸を撫で下ろしたと言うのが本当のところです...(苦笑)
ジャングル育ち (異邦人)
2011-02-04 09:59:48
>animal world
数少ないアサワのハイスクール時代の写真を見てみると、まるでポカホンタス(笑)
写真自体も既に色褪せてボロボロになってます。

振り返って私が今働いてる職場ですが、お坊ちゃま&お嬢ちゃまばかりでして、去年の年末に新卒19歳のヴィニちゃんが辞めるの辞めないのと一騒動ありました。
理由を聞いてみると「彼氏にフラれたから」(苦笑)

で、母親から「気分転換に海外旅行にでも行って来たら?」と言われたんだそうですよ。
結局は行かなかったんですが、iPad買ってもらってましたね(註:iPodぢゃないです)

今年になってもまだ出勤してるので、不思議に思ってたら、「新しい彼氏が出来たから」ダウ(苦笑Ⅱ)
今ではその新しい彼氏との2ショの数々を入れた「デジタルフレーム」を机上に飾って仕事をしてます。

それに比べてアサワ。。。
放置国家? (YUu)
2011-02-04 14:47:45
一部の支配者階層に ご都合主義的に ねじ曲げられてしまうのに 法治国家?……
大半の国民にすれば 総ての面で、ほったらかされている “放置国家”じゃないんですかね。
この様な状態だったら、animal worldに成り下がざる得ないでしょうね
未来に託して勉学に励む 奨学生。果たして、この子達は、このanimal worldを囲っている フィリピンの悪しき呪縛の柵や フィリピンスタンダードが造り出す外界とのズレ、という障害物を乗り越えて 行けるのでしょうかね?
比には 比の都合があり 慣習があり 文化があるのでしょうから 私達の思惑など 極めて内政干渉的な “要らぬお世話”なのかもしれないけど…………
でも
なんだかなぁ~
Re: ジャングル育ち (権兵衛)
2011-02-04 23:43:27
>数少ないアサワのハイスクール時代の写真を見てみると、まるでポカホンタス~
>振り返って私が今働いてる職場ですが、お坊ちゃま&お嬢ちゃまばかりでして、去年の年末に新卒19歳のヴィニちゃんが辞めるの辞めないのと一騒動ありました。
理由を聞いてみると「彼氏にフラれたから」(苦笑)

…まあ、これが現実なんですよね。格差を遥かに凌駕する‘落差社会’が比国の現実で、8割近い‘下’が殆どanimal world であるのに対し、上の1割にも満たない富裕層は、天上人ですからね...(苦笑)

まあ、そうしたご身分になると、勤めは趣味、収入は全てお小遣いで、そのお小遣いの額が,
下手すれば、一般庶民の生活費の5倍前後になる訳ですから、やっていられませんわね...

まあ、ちょっと羨ましくもありますが...
Re: 放置国家? (権兵衛)
2011-02-04 23:54:40
YUuさん>

放置国家ですか... いや~~~、言い得て妙です。(笑)

まあ、いつも見ていて思うんですが、この比国の公務員とか政治家を全部、国外追放して、一切の業務(?)を停止したとて、多分、一般生活に殆ど影響ないどころか、寧ろ、生活の質が良くなるかも知れない…なんて思ってしまいます。

例えば、ここには、信号のない交差点も多く、ラッシュ時には、警察官が交通整理にあたるのですが、警察官が着いた瞬間から、渋滞が激しくなり...(苦笑)

ちょっと前だったか、10万ペソだったかの落し物を拾った警官が、それを持ち主にちゃんと届けたとかで、表彰を受けたとか...(裏を返せば、‘拾得物’を警官が横領するのは、ここでは当たり前であり、ちゃんと持ち主を探す事は特殊な事である…と言う事です)

まあ、‘オバカな御話’ですが、こうした事も、大多数の国民が‘目隠し’されているからこそ、成り立つ事なのであり、そうした事を‘おかしい’と思うには、まず、知識がないとダメで、更には、そこに上乗せして、日本の実生活をかと経験してもらうしかないように思ってもおります。

まあ、一歩一歩、焦らずに行きましょう...
マイクロソフトのビルゲイツ財団から寄付金 (一郎)
2011-02-05 08:07:56
今回は父親の浮気でしたが、父親の死亡のために、奨学金のみならず奨学生の生活費をも短期間支援するということも有り得るのですか?なんだかんだでお金のかかる支援活動です。マイクロソフトのビルゲイツ財団から寄付金を得るということは出来ないのですか?インターネットで記事を見かけましたが→ 2010年6月17日(木曜日)セブに研究施設、マイクロソフトが検討中、米マイクロソフトが、フィリピン大学ディリマン校・・・・。ひでぶーさんやプルメリア奨学生が言うには、フィリピンの大学ではPCは不可欠であるにもかかわらず、インターネット接続環境が自宅に無いので、結構な金を払いながらネットカフェで大学生が勉強しているそうです。プルメリア奨学生の中にはコンピューター技師を志望している学生も居ます。教育関係の非営利組織ならばビルゲイツ財団の支援対象に十二分になりうると私は思います(ビルゲイツさんにとって、動物愛護とか地球環境とかの非営利組織は対象外らしい)。ビルゲイツ財団への書類書きやアプローチは権兵衛さんの仕事になってしまうので、権兵衛さんの仕事を増やすような話で、私は恐縮していますが・・・。
Proud of Pinoy (異邦人)
2011-02-06 00:21:29
Yumバーガー食いながら「I'm proud of Pinoy.」
http://www.youtube.com/watch?v=ItBYf2sYe_g
これって例えて言うなら、バーミヤンのCMで100%ポークの酢豚食いながら、「日本人であることを誇りに思う」と言ってるようなものです。

EWOKS SPEAK TAGALOG
http://www.youtube.com/watch?v=MNQGBfQu6cI
>but we know we have the most beautiful language.. ^^
きっとジャングルの中では一番美しい喃語なんでしょう。

フィリピン人として具体的に何を誇りに思っているのか?
http://www.facebook.com/note.php?note_id=431298087449
>Suplico was a taxi driver In New York. On 17 July 2004, Suplico drove 43 miles from New York City to Connecticut, USA to return the US$80,000 worth of jewelry (rare black pearls) to his passenger who forgot it at the back seat of his taxi.
>In Singapore, Filipina Marites Perez-Galam, 33, a mother of four, found a wallet in a public toilet near the restaurant where she works as the head waitress containing 16,000 Singaporean dollars (US $11,000). Maritess immediately handed the wallet to the restaurant manager of Imperial Herbal restaurant where she worked located in Vivo City Mall.

例えば遅刻して悪いのは自分なのに、(ただ偏にフィリピン人だというだけで)「バカにするな!俺はフィリピン人だということに誇りを持ってるんだ!」と、逆切れして叫ばれても、周りは「アタマ大丈夫?」って思っちゃいます。

フィリピン人であるというだけのプライドを外国人に対して振り翳すというのは、一体全体どういう了見なのかサッパリです。
フィリピン人以外の外国人だって同じプライドを持ってるだろうとは、想像出来ないんでしょうか?

更に問題は深刻に、ナントカに刃物状態
>First, defend and protect the Filipino whenever you can, especially among your children. Fight all this negativity about the Filipino that is circulating in many parts of the world. Let us not allow this single incident define who the Filipino is, and who we are as a people. And second, demand for good leadership and good government from our leaders. Question both their actions and inaction; expose the follies of their policies and decisions. The only way we can perfect our system is by engaging it. The only way we can solve our problem, is by facing it, head on.

国民全体が平身低頭、謝罪すべきタイミングで国民に対してこの発言です。
愚民相手だとこんなことも平気で言えるどころか、人気が出ちゃうんですからねぇ、全く持って救いようがないです。

自らフィリピン人=バカの代名詞だと、世界に向けて発信してるようなものです。
Re: マイクロソフトのビルゲイツ財団から寄付金 (権兵衛)
2011-02-06 16:42:48
一郎さん>

>今回は父親の浮気でしたが、父親の死亡のために、奨学金のみならず
>奨学生の生活費をも短期間支援するということも有り得るのですか?

はい。これまでの実績として、最大で半年ほど、こうした支援をした事はあります。但し、これを恒常的に行う事は出来ないので、見通しがついた上(例えば、その子が後数ヶ月で大学を卒業し、就職できる見込みが立つとか...)での事です。

>ビルゲイツ財団への書類書きやアプローチは権兵衛さんの仕事になっ
>てしまうので、権兵衛さんの仕事を増やすような話で、私は恐縮して
>いますが・・・。

そうですね。…まあ、こうしたビジネスマンの場合、どこまで行っても、‘紐付き支援’である場合が多いので、まあ、こちらのやっている事が、先方の御眼鏡に適うかどうかですが、チャンスがあれば、やって見る価値はあるかも知れませんね。

また、こちらでも勉強してみます。
Re: Proud of Pinoy (権兵衛)
2011-02-06 16:56:50
異邦人さん>

そうですね。おっしゃられる事の意味は、僕にも痛いほど良くわかります。

…と、言うか、愚民にされている連中は、‘本当に痛い’としか言いようがないのですが、まあ、‘痛い人’ってのは、自分には‘それが見えていない’から痛いので、どうしようもありませんわね...(苦笑)

まあ、上の方で(僕らから見れば)アホな(井の中の蛙的な)発言をしている連中は、世界を知らない、恥知らずもおれば、自分たちが仕組んだ‘愚民政策’故に、分別を無くしてしまった愚民たちには、‘マトモな事’を言っても通じず、将来の得票他に影響が出る事が判りきっているから、そのようにパフォームしているかのどっちかなんでしょう。

まあ、でも、政治家、政府高官、財閥他、殆どの場合、海外の資産を買ったり、投資したりしていますよね... 一部の本音を伝え聞いたところに拠ると、‘この先、この国はどうなるかわからないから、備えをしている’…のだとか...

まあ、こんな連中は、(例えばA元大統領なんかも米穀席をもっているとかいないとか)この国と心中する覚悟なんてなくて、散々、都合よく利用して、‘ポイ’しようってのが本音でしょうから、要注意なんですが、そんな連中の'愛国発言’に簡単に騙される、この国の庶民レベルではね... まあ、見事なまでに愚民政策が成功して笑いが止まらないんでしょうね。。。