聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話 87

□聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話
　Part87 二心一体

オデッセウス曰く、アベルが二心一体だそうで、
自分の死後、ふたつの心が顕著になったとのこと。
そして、オデッセウスは、アベルに再び訊ねます。
「善か！？　悪か！？」

数年前─
オデッセウスは、花壇の前でカインを見かけます。
カインは、荒らされた花壇を見て、悲しみます。
オデッセウスは、その正しい心を失うでないぞと、
カインに話しかけ、はいとカインは答えます。

数日後─
オデッセウスは、小鳥を墜とすカインを見かけ、
無益な殺生はしてはいけないと注意します。
また、カインではなく、アベルと呼んで欲しいと
オデッセウスに伝え、その場を去って行きます。
カインの歌壇を荒らしたのも彼のようです。
オデッセウスは、二重人格かと疑うのですが…。

双児宮─
オデッセウスは、地上を分け合うつもりはないと
アベルに伝え、ふたりは対峙することになります。
アベルは、オデッセウスが救うことしかできない
医司の聖闘士で、攻撃はできないと楽観視します。

オデッセウスは、両手をアベルの頭上に翳し、
オペのようにアベルの悪を取り除こうとします。
ややあって、カインはアベルとして覚醒します。
カインは、アベルが消えたのかと訊ねると、
オデッセウスは、アベルの後頭部の人面瘡を指し、
これこそが双子座のアベルの姿だと断定します。

人面瘡と言うと、
岩井志麻子さんの『ぼっけえ、きょうでえ』が
スゴい印象に残っていますね…。
映像作品は、怖いと言うよりも痛そうでしたが…。