オレもどきの俺通信

ここはおれが興味を持った「変なモノ」を主に取り上げ、コメントするブログです。よろしく!

風の男

2006-12-31 18:46:20 | Weblog
 白洲次郎が熱い。

 恥ずかしながら何ヶ月か前に「その時歴史が動いた」を観る
までこの人のことをほとんど知らなかったのであるが、戦後間
もない頃にこんなイカした男がいたとは驚きである。

 身長185センチに甘いマスク。晩年はイッセー三宅のファッシ
ョンショーにモデルとして出演するなんてこともしてる人で何
ともカッコいいのである。

 この人、若い時はイギリスのケンブリッジ大学に留学し、帰
国後は貿易会社に入っていたのだが、吉田茂に請われ政治の世
界に身を置いたのであった。
 当時泣く子も黙ると言われた連合国最高司令官マッカーサー
を一喝したエピソードでも知られるようにかなりの硬骨漢であ
る。
 通産省の設立に関しても中心的な役割を果たし、サンフラン
シスコ講和会議には首相吉田茂に随行し全権団顧問として活躍
したのであった。
 吉田の退陣後は政界を離れ、実業界に戻っているが、そこで
も数々の重職を歴任している。

 何とも華麗な経歴であるが、プライベートでは車とゴルフを
愛し、戦後初めてジーンズを愛用した日本人としても有名とい
う粋な人でもある。

 昨晩、偶然チャンネルをテレビ東京に変えたら白洲次郎のコ
ーナーを放映していたのでつい観てしまった。
 この番組も例に漏れず見識のない輩が制作しているらしく、
ゲストにまたしても下等動物の浜田幸一をおびき出し見世物よ
ろしく晒しものにしているのであった。
 これまた「馬鹿の一つ覚え司会者」みのもんたに「白洲次郎
をどう思うか」と問われた浜田は大衆の期待通りのアホ発言を
ほざいてがなっていたが、誠に醜悪な絵柄であった。

 馬鹿丸出し、とはこいつのためにある言葉である。
知性の大幅な欠如、品性の下劣さ、容姿の醜さ、いずれをとっ
ても自民党議員の資格十分である。
 白洲次郎とこいつが同じ人類とは到底思えない。
おそらくこいつはホモサピエンスではなく、類人猿であろう。
 浜田と言えば、国賊田中角栄の子分だった男であるが、やは
り類は友を呼ぶの言葉通り同じ匂いのする人種である。
また、付け加えるなら田中真紀子も同類の下等種族であること
はいうまでもない。

 田中角栄といえば、この男に関する白洲次郎の逸話もいくつ
か残っている。
 ゴルフ倶楽部の張り紙の注意書きをしばしば無視していた田
中に「おい、おまえは日本語が読めねえのか」と叱った話など
は爽快である。
 この人はユーモアのセンスもよく、当時その見識の無さを皮
肉られて風見鶏の渾名を付けられていた中曽根康弘の様子を双
眼鏡で覗いていた新聞記者に「バード・ウォッチングか?」と
訊いたという話も粋だ。

 白洲次郎はその引き際の潔さから「風の男」と呼ばれていた
のであるが、せいぜいが「風邪の男」にしかなれない俺として
は、実に見事な生き様に魅せられるしか術がないのであった。
 最後に白洲次郎の遺言を引用して本年を締めくくろう。

「葬式不要 戒名無用」

 かくありたいものである。

2006年一番の思い出

2006-12-30 19:03:41 | Weblog
 今年も残すところあと2日となりにけりである。
特に書きたいことも思いあたらないので、今年1番の思い出を
振り返る羽目になってしまった。

 今年1番の思い出はフセイン元大統領が死刑になったことで
ある、とでも言っておこうか。
 あるいは、ついさっき今年3度目となるの佐野厄除け大師の
CMを観て「おっ、幸先いいぞ」と思ったことである、として
おこうか。
 ことほど左様に、思い出などと呼べるようなものがなくいか
に面白味のない生活を送っているかを思い知る俺である。

 ろくな記憶を持ち合わせない身としては下手に思い出など振
り返ると嫌な気分に陥ってしまうので、振り向かず前だけを見
ていきたい。
 最近冗談抜きで心がけていることは「今日の日はさようなら」
だ。嫌なこともその日限りでなるべく忘れてしまうようにしては
いるのだった。
 元来器の小さい俺としては、中々難しいことではあるのだが、
瑣末な不快さはなるべくその日限りで流してしまいたいと思う。

 ところで、今年はブログなんてものを始め愚にもつかないこと
ばかり書き飛ばしているわけだが、思えばこれが今年1番の思
い出に挙げていいことなのかもしれない。
 また、少数ではあるがこんなもんでも読んでくれている人が
序々に増えてきており、それも初めての体験なので自分史の中
では特筆すべきことと言えるだろう。
 そんな奇特な読者に感謝しつつ、これだけはみんなに言って
おきたい。
 おせちもいいけどカレーもね。

サンタが似合う人

2006-12-28 23:48:13 | Weblog
 クリスマスも終わってしまったところで、またまたクリスマ
スの話題でいこうと思う。

 かなり以前ある雑誌の記事を読んでいたら、「最もサンタク
ロースが似合う人は誰か?」という特集をやっていたのだった。

 細かい内容は忘れてしまったが、最も似合うサンタで笑った
のは、今は亡き「川谷拓三」である(その当時はまだ生きてい
た。今彼の名を挙げる者は相当のサンタ通である)。
 理由は、町工場で残業したお金で買ったプレゼントを持って
きそうで泣けるというものであった。
 また、ある女性は「あたしは、やっぱ大滝サンタがいいな。
うん、絶対大滝サンタ」などとコメントしてるのだった。
 大滝サンタは言うまでもなく大滝秀治のことである。
確かに、大滝サンタは絵になるように思える。
 でも、プレゼントが欲しいなんて言って「お前の話はつまら
ん」などと罵られたらせっかくのイブの夜に嫌な思いをしなけ
ればならないわけで、それはちょっと考えものだ。

 逆に、最もサンタが似合いそうにない人として挙げられてい
て笑ったのは「田村正和」である。
 理由は「変な美学をもっていそうだから」だ。
当時の田村正和は今よりもっとすかしていたので、サンタとし
ての評判はかなり悪かったのだろう。

 で、例によって己の身にあてはめて考えてみることにした。
まず、俺だったら誰サンタがいいかなぁ。
 ここで和香サンタなどと言うと、またかよエロじじいと思
われそうなので、泣く泣く別のサンタを希望することにする。
 適当な奴が思い浮かばないので、見てくれ的にサンタに近
そうな「クワマン」こと桑野信義で我慢する。
 希望理由は、破廉恥な覚醒剤常用者田代まさしよりはまと
もな市民みたいだからというネガティブなものである。

 次に、サンタが似合わなさそうな人であるが、山村紅葉の
名を挙げておきたい。
 理由はろくな芝居もできないくせに、親の七光りで2時間ド
ラマのポジションを確保しているということもさりながら、
あの体型では煙突を通り抜けることはできないからである。

 それを言うなら、クワマンだって通り抜けられないじゃん、
と思われるだろう。
 そう、単に太った奴を思い浮かべて決めただけなので、そ
んな文句をいうこと自体お門違いなのであった。

犯罪発覚

2006-12-27 22:17:17 | Weblog
 ちょっと変なニュース記事を見たので紹介しよう。

 『自宅火災で発覚 住民の男逮捕 警視庁
 12月27日18時15分配信 毎日新聞

 自宅で大麻を栽培したとして警視庁高島平署は26日、東京
都板橋区徳丸7、会社員、三原寛之容疑者(33)を大麻取締
法違反容疑で現行犯逮捕した。
マンションの自室で火災が発生し、駆けつけた署員に発見され
た。
 調べでは、三原容疑者は大麻草5本を自宅で栽培した疑い。
火災は同日午後7時50分ごろ、自室のベッド付近から出火。
ベッドの一部などを焼いた。署員が室内のたんすの中から大麻
草や栽培用の照明器具を見つけ、追及したところ、三原容疑者
が容疑を認めたという。』 

 火事を出しちゃったために犯罪が発覚するという安手のドラ
マみたいなオチである。
 タンスの中から照明器具が見つかっても、趣味のガーデニン
グに使うとかなんとか言えばどうにかならないものだろうか。
 大麻草まで見つかちゃってるので、かなり苦しいが「僕が
収穫したニラです」とか言えば馬鹿なお巡りは騙されるかも
しれないぞ。
 それとも、焼けた大麻の匂いが充満してラリった三原がすら
すら自白してしまったのだろうか。

 今回発覚したのは大麻の不法所持であるが発覚するとメチャ
メチャ恥ずかしいのはやはりエロ本やビデオの所持などであろ
う。
 三原がかなりコアなエログッズ収集家で、とんでもない変態
ビデオだとか本だとかが山のようにタンスの中からあふれてき
たらと思うと、他人事ながら冷や汗が出てくる。
 そういえば、このあいだアダルトビデオの宣伝文句で思わず
笑ったのは「見るに耐えない作品なので、マニアの方以外は見
ないで下さい」というキャッチコピーである。
 自分らで作っておいて見ないでくれもないものだが、そこに
ビデオ屋のせめてもの良心が窺えて、世の中まだまだ捨てたも
んじゃないなと思ったことであった。

 それはともかく、そんな変態グッズが見つかって他人様の目
に晒されてしまうのはかなりこっぱずかしい。
 しかも、そんなモンをもっていても何ら違法性はなく犯罪に
なるわけでもないところが更に恥ずかしさを増幅させる。
 侮蔑と憐れみしか存在しない警察官らの視線を浴びて捕まる
こともできないというのはかなり悲惨な状況である。
 そんなことになるくらいなら、大麻取締法違反という立派な
罪名で堂々と逮捕され、手錠・腰縄姿で連行されるほうがなん
ぼかマシである。

メリークリスマス

2006-12-24 20:05:32 | Weblog
をぶっ潰せ!

っていう心境である。

 今日は特別な予定もなかったのであるが、いかにも
メリークリスマス状態であるかのように偽装するために
本ブログの更新をズル休みしようかと思ったのだが、こ
のところ本当に更新できない日が増えてきてるのにそん
な姉歯みたいなことをしてると地獄に落ちるかもしれな
いと反省しこうやって、また愚にもつかない文章を綴っ
てるのであった。

 まあ、クリスマスなんて本来何の関係もないバチ当り
が大半を占める日本国民どもがいきなりニセクリスチャン
に変身する日だからといって俺が下らない見栄をはる必要
もないのだった。

 しかし、ランダエタじゃなく、考えてみるとクリスマス
ってのは実に迷惑な日ではある。
 以前、クリスマスイブに店に入ろうとしたら、どこ行っ
ても入れず、しょうがないからファミレスで我慢しようと
したら1時間待ちとか言われたことがある。

 こんな日を本当に喜ぶのは商売人だけじゃないのか。
バレンタインデイなんてのも似たようなもんで、こんなも
んに夢中になってるのはお菓子屋くらいだろう。
 最近は女性にも評判が悪いなんて新聞記事を読んだ覚え
があるけど、ほとんど義理で行う行事なんて楽しくはない
よなぁ。

 今日は実を言うと、10号くらいの大きさの風景画を描き
始めようかなと思っていたのだが、やらねばならない作業
が出来てしまい、終日そちらに時間をとられてしまったの
だった。
 趣味の水彩もとんとご無沙汰である。

 クリスマスなんてもんには背を向けてもっと有意義に時
間を過ごすべきことを推奨させて頂く。
日本人なら写経なんかがいいのではないかなぁ。
俺はやだけどね。

どんなもんじゃ~い!ってどうなんだろう?

2006-12-22 00:00:32 | Weblog
 観たぞぉ、亀田興毅対ランダエタ戦。

 中々いい試合でした。
何のカラクリもないとしたら……だけど。

 どうなんだろう、今回の舞台裏って。
俺的に予想していたのはニ点あるのだが、その一は、まず今回
ランダエタの勝利はないんじゃないかということ。
 そのニは、試合は12ラウンドの最終戦までいくだろうという
こと、である。
 もう一ついうと、亀田のノックアウト勝ちも無いんじゃない
かなぁ、と思ってはいたのだが、これはイマイチ予想に自信が
なかったので挙げずにおこう。

 最初の二点については、まあ、当ってたわけで、結局12ラウ
ンドまで試合は進み、亀田の圧倒的な判定勝ちで幕、ランダエ
タ亀田を讃えるの図という麗しい話になったのである。
どんなもんじゃ~~い。

 亀田のノックアウト勝ちもないんじゃないかと思ってたのだ
が、途中ランダエタが亀田の怒涛のラッシュでサンドバック状
態に陥りかけた時点でこの予想ははずれたと思ったのであった。
 が、ランダエタは持ちこたえ膝をつくことはなかった。
このあたりがランダエタの芝居の上達度の表れと言ったらうが
ちすぎだろうか。

 今回の美談のような結末で、前回の八百長疑惑は払拭され、
亀田人気も回復するのかなぁ。
 それはそれでいいんだろう。

 余計なことを考えなければ、いいものを観たなと素直に思う
ことはできるのである。
 しかし、前回ランダエタを褒めた後で、あれは本来ランダエタ
が負ける予定だったのだが、演技の下手な彼が本気出したため、
間違って亀田からダウンなんか取ってしまったので話がややこし
くなった、という説を聞き、俺は自分の甘さを反省した経緯がある
のであった。

 素直にスポーツを楽しめない自分が哀しいのであるが、それ
というのも、マルボウとしか思えない亀田史郎の悪人ヅラに象
徴される大人社会の汚さを見すぎたせいである。
 俺も汚いが、あのオヤジはとんでもなく汚い……ような気が
する。

 それはさておき、おい亀田大毅。
おまえ、あんな見るからに弱そうなオッサンいじめて楽しいの
か。
 あのオッサンが入場してきた姿を見て俺は思わず吹いたぞ。
どう見ても50代としか思えないあんな小男に30何秒とかで勝っ
たって何の自慢にもならないじゃないか。
 今までも、弱い噛ませ犬ばっかよんできちゃ、KOしてるっ
て専らの噂だったが、昨日の試合見て俺も自信が確信に変わり
ました。弱いものいじめはいい加減にしなさい。
 あるブログ見てたら、あの選手は日本に旅行しないかと誘わ
れて連れて来られちゃったタダのオッサンだなんて書かれてた
ぞ。
 
 俺の感想と全く同じだ。

夢は夜開く(圭子のじゃなく俺の夢)

2006-12-20 22:17:15 | Weblog
 夢について考えてみた。

 「将来の夢」ではなく「夜見る夢」のほうである。
これについては、以前にも少し書いたような気がするが、あん
まりネタもないので再度取上げてみようと思う。

 よく、夢には色があるか、という問いを聞く。
そう聞かれると、いつも漠然と見ているのであまり意識してい
なかったのであるが、ある時この問いに明確に答えられるよう
な夢を見たのだった。
 電車の床に薔薇の花が1本落ちていて、見ているとそれが急激
に色あせていき白黒写真のようになってしまった。
 鮮やかな深紅の花から全く色がなくなってしまうという極端
な映像だったので、これにより普段見ている夢にはやはり色が
ついているということをはっきり認識したのであった。
 ちなみに、夢とは関係ないが犬や猫の視覚には色がついてい
ないということで、彼らの目に映るこの世界はモノクロ映画の
ようになっているそうだ。

 味覚、嗅覚、触覚、聴覚についてはどうか、ということも自
分で考えてみたのだが、前三者については、どうも存在しない
ように思える。
 夢の中で音が聞こえるかと考えてみたとき、一瞬どうだった
かなと分からなくなったが、人と会話したりしている夢はざら
に見るので、音は聞こえているのである。

 味、匂い、手触り等はどうも感じていないと思える。
一度、海に飛び込んだ夢を見たことがあるが、水の冷たさや飛
び込んだ瞬間の衝撃などは全く感じた覚えがないので、痛さと
か熱さなども夢にはなさそうだ。

 匂いも無さそうに思える。
強烈な悪臭の夢というのもあんまり記憶がないのである。
 蛭子能収が近づいてきた夢を見ればその点ははっきりすると
思うのだが、過去の夢を考えてみると匂いは無いように思える。

 では味はどうかというと、これもよく分からないのだった。
あんまり、物を食べているという夢の記憶がないので、はっき
りは分からないのである。
 すこし前にどういうワケか知らない家族の晩餐に参加して目
の前に美味そうな料理を出された夢を見たのだが、残念ながら
手をつける寸前で目が醒めてしまい夢の料理を味わうことがで
きなかったのである。惜しいことをしたものだ。

 最後にこれは確実に言えることだと思うのは夢には理路整然
としたストーリーがないということである。
 俺が見た薔薇の夢にしろ、海に飛び込む夢にしろ、晩餐の夢
にしろその前後のストーリーはかなり支離滅裂である。
 一見まともそうに見える話でも必ずどこかに破綻があって、
しかも夢の中では何故かそれを当然のように受け入れているの
である。
 夢には現実世界とはまた違った不条理さが満ちているのだっ
た。
 

予言

2006-12-18 20:15:59 | Weblog
昨日ヤフーニュースに、

「NHK職員 電車内で男子大学生に痴漢行為、逮捕」

という見出しが出ていたのであった。

 先日、植草一秀が今度は男子高校生に痴漢行為をはたらくよ
うになるかも、と書いたばかりだったので一瞬植草センセイの
ことかと思ったが、NHK職員とあったのでほっと一安心した
次第であった。
 センセイが活動を再開するにはまだ時期尚早であろう。

 前回の植草「冤罪」事件の前にも本ブログでセンセイのこと
を取上げたら、その途端にセンセイが事件を起こしたので何と
もナイスタイミングだと思ったことであった。

 そういえば、かなり以前に「内山田洋はもう死んでるはずだ」
とか適当なことを書いていたら、この前内山田の死亡記事が新
聞に出ていて少し気味が悪くなってきたところである。

 もしかして、本ブログは一種のデスノートと化してるのでは
ないかという一抹の不安が脳裏をよぎる。

 この実績はすでに自称タロット占い師の林葉直子を凌駕して
いるのではないかと考えた俺は、今後予言者として立つべく、
いくつか予言を試みることにした。

 とりあえず二つほど発表しよう。

 その一は、石原慎太郎の逮捕である。地検特捜部が石原を内
偵しているというような情報はどこからも聞こえてこないし、
その気配もあまり感じられないのだが、ここ半年以内に石原が
業務上横領または背任ないし収賄で逮捕されるであろうことを
予言する。

 そのニは、安岡力也の死亡である。
力也はたしかギランナンタラとかいう病気ではあるが、死にそ
うとかいう話はないようだ。だから、根拠はほとんどないので
あるが、そこは予言。なんとなく危ないような気がする。

 植草センセイの次なる犯行というのもあるのだが、これは誰
でも予想できることなので予言とは言えないだろう。
 これに類するものとしては、そのまんま東の落選というのも
ある。これも正常な人間なら誰でも分かることなので単なる予
想にすぎない(しかも当る確率はほぼ100%)。
 
 やはり突拍子もないことを当てねばならないところが予言者
のつらいところである。

追悼まさお君

2006-12-17 21:08:19 | 芸能
 つい何日か前まで夏だと思っていたのに、いつの間にか
佐野厄除け大師のCMが始まりそうな気配が漂っているのに
は驚いた。

 テレビ東京「ペット大集合!ポチたま」の人気犬まさお君
が死んじゃったそうで、まさお君を追悼する献花台が東京・
虎ノ門の同局正面玄関前に設けられたという。
「まさおという名で小学生」という所ジョージの名曲がある
が、一度も聴いたことがないので何とも評価のしようもない
のだが、この歌をまさお君に捧げよう。

 まさおという名ですぐに思い出すのは勿論、まさしのこと
である。
 通称マーシーこと田代まさしの追悼の意を込めて、まさし
にも「まさおという名で小学生」を贈りたい。
 しかし、違う名前の歌を贈られても成仏できないなどと言
われても迷惑なので新たに俺が歌を作ってやろうか。
「まさしという名で中毒者」ってのはどうだ。
 これくらいで勘弁してくれ。

 田代まさしよ安らかに(合掌)。

俺の推す政治家とは

2006-12-16 23:51:01 | 政治
 昨日は、あまりの馬鹿馬鹿しいニュースについ感情的
になってそのまんまの奴を糾弾してしまったが、相手は
ものの道理も分からない三流芸無し芸人なので、こんな
モノにまともに怒ったところで詮無いことであった。

 それにしても、どんな下衆な輩でも、簡単に政治屋に
なれると思わせるキッカケは、やはり杉村太蔵の悪しき
影響だろう。ただでさえ低くなっていた政界のハードル
を更に引き下げた感があり、全く嘆かわしい事態と言わ
ねばならない。
 これも、稀代の詐欺師・小泉純一郎の残した負の遺産
である。

 白状すれば、昨年の解散総選挙の時一度も自民党に投
票したことのない俺までが、ついフラフラと自民党に1票
を投じそうになったのであった。
 すんでのところで思いとどまったが、奴のペテンに自民
党嫌いの俺までが騙されそうになったのだから、普通の人
々が投票してしまうことは、実は不思議でも、おかしなこ
とでもない。
 それだけ小泉の詐欺が巧妙だったのである。
どうでもいい郵政民営化などというお題目を持ち出して世
間の目をくらまし、その間にまんまと衆議院の3分の2の議
席を掠め取ってしまったのである。
 郵政民営化など実現したところで、国民のメリットなど
何もなく、かえって来年は年賀状の配達が大幅に遅れるの
ではないかという危惧さえある始末だ。
 まあ、騙されかけた俺も偉そうなことは言えないのだが、
何故自民党に投票しそうになったかと言えば、俺の大嫌い
な亀井静香を叩く小泉に不覚にも共感してしまったからで
あった。

 結局、自民には投票せず、民主党に入れはしたのだが…
それは、己の良識というより、やはりどうしてもきな臭い
匂いを放つ小泉に入れたくないという生理的拒否反応を起
こしたことが理由である。

 ともあれ、こうなると、二大政党制実現のためにはどう
しても民主党に期待せざるを得ないのである。
 幸い、現在の党首は俺がそう嫌いではない小沢一郎である。
このコテコテの自民党だった小沢ゆえに毒をもって毒を制す
という逆説の論理でそれこそ自民党をぶっ潰すことができな
いものかと思うのである。

 小沢に政権を取らせてやらせてみてもいいではないか。
仮に失敗したところで、安倍内閣よりひどい政治などないの
だから、一度小沢の政策を実行させる価値は十分あると俺は
思う。

 常に政権が入れ替わるという動的緊張のある状態に置かね
ばどんな権力も腐敗してしまう。
 二大政党制が正常に機能すれば、おかしな法案がやすやす
と通ってしまうこともなく、頭の悪い総理に崇高な理想を掲
げる憲法を触られることもなく、また杉村某だの、そのまん
まナンタラだのこっちが恥ずかしくなるような馬鹿が選挙に
出るなどというたわ言もほざけなくなるのである。

 まずは、自民党に投票しない。
これだけの簡単なことで二大政党制を実現することはできる
のである。