10.27
今年も横浜ランニングサークルの仲間10人で走ってきました。
レース
4:50/kmのペースで着実に刻んでいけばサブ3.5も夢じゃない、当初はそのつもりだった。しかし、ここ数週間の練習でなんとなく自信があったせいか、最初の25キロあたりまでを、フルではまずチャレンジしたことのない4:40/k前後のペースで走った。最初のほうで抜かした3時間半のペーサーは遙か後方のはず、また、足や腰に特段違和感を覚えることもなかった。実に気持ちよく走れていて、サブ3.5は当たり前、もしや、3時間20分くらいでゴールできるんじゃないかという甘い夢を見ていた。
30キロ。なんだか足がおかしくなってきた。といっても、足首や膝じゃない。関節などの痛みは今回最後まで発生しなかった。これは非常に喜ばしいこと。
ただ、これまでに経験したことのない足への疲労を感じた。両太ももの裏、両ふくらはぎが釣りそうだった。こうなると、まともなペースでは走れない。キロ5分のペースがあっという間に崩れてしまい、とりあえず、当初の予定でもあった大エイドステーションで一息つくことだけを考えた。しかし、実際に大エイドSに到着しても、疲労困憊で食事を口にする気になれなかった。もう胃がきりきりしていて、楽しみにしていたチキンラーメンもコーヒーゼリーも体が拒んでいた。ここで気分転換できると思ったけど、誤算だった。
とりあえず、休憩室で初マッサージを受けて、その後走り出すも、ここから先が悪夢だった。足のしびれはほとんど回復せず、200Mほど走っては歩き出すの繰り返し。そのうち、前半で抜かした3時間半のペーサーにあっさりと抜かされ、あっという間に後ろ姿が見えなくなっていった。サブ3.5の夢が雲散霧消した瞬間だった。さらに、サブフォーランナーのMさんにも並ばれ、わざと余裕ぶって声を掛けて前に出てみたものの、100Mもしないで、追い抜かれることに、、ふがいない僕は堅実に走る彼女の後ろ姿を眺めながら、完全にあきらめモード、、、
しかし、ようやく39キロあたりで、これまで十分歩いたためか、少しだけ足のしびれが取れてきて、足を引きずるような格好で再びランニング始動。
ゴールタイム3時間51分。サブフォーを達成出来たことがせめてもの救いか。Mさんの走りに励まされた格好だ、感謝。
僕はきっと心のどっかでしまだ大井川をなめていたな。
でもまぁこれに懲りずに次回またサブ3.5にチャレンジだ。
追記
今回のしまだのスタッフやボランティアの人たちのランナーに対する「おもてなし」ぶりは、ほぼ100点満点だと思う
会場のアナウンスや、沿道で応援してくれていた人々、エイドでのスタッフの対応、そしてゴール後の手荷物の受け渡しの段取り ―これに関しては、去年と同じ轍は踏まないといったところだろうかー 実にすばらしいものがあった。大会を通じて地元の人たちの熱い気持ちを感じ取れました。ありがとうございました。