獅子の街 Singapore ver.2

むか~し地理の時間に習った熱帯モンスーン気候。その中での日々の暮らしをお届け。

Tandoori Chicken

2007年04月26日 | 日々(もぐもぐ)@Singapore
うちのダンナが前から食べたい、食べたいと言っていたタンドーリチキン。
前にリトルインディアでも食べたのだけどまだ食べたいらしい。

インド系シンガポーリアンの方から
「タンドーリチキンの素が売られているから、それを使えば簡単だし安いよ。」
と言われて素を買ってから早数ヶ月。

やっと作りました。
ビニール袋に、チキン、素、ヨーグルト、そしてレモン汁を入れモミモミ。
一晩冷蔵庫へ。

これがまたすごい色!
食べるものの色じゃない!
子供用の風邪のシロップでこんな色なかったか?


(写真より実物の方がもっとすごいです。とろっとしているし。)

これって自然のスパイスの色だよねぇ・・・。
そ、そうだよねぇ・・・。
そう信じたい・・・。

付け合せにジャガイモも袋の中に入れておいたのだけど、
ジャガイモがまるでニンジン色。

でもこっちの特にインドやマレー系の人は
よくこういう「うわっ、あれ食べ物か?」って色した物を食べてるよ。
ちょっとチャレンジする勇気がまだ無い。


そして肝心のお味は・・・

オイシカッタ。

ので満足。ちょっとピリ辛で日本人向けでないスパイスが効いてます。
一緒に付けたジャガイモもおいしくなってた。
ダンナはニンジンだと思って食べてびっくりしてたけど。
でも、のど乾く。
beerは飲まなかったけど、こりゃbeerにピッタリだ。

簡単だったからまた作ろうかなぁ。

こわくて素の箱に書かれている原材料は確認してない。
知らぬが仏って言うじゃん。




maid

2007年04月20日 | 日々(雑記)@Singapore
メイドと言っても、流行のmaid cafeじゃないよ。
本当(?)のメイドさんです。

日本でメイドさんを雇っている家というのはそうは見かけないけど、
こっちではた~くさんのメイドさんが働いています。
本当に沢山。
普通の一般の共働き家庭や老夫婦家庭でも雇っていたりする。
一体一ヶ月いくらなのかな?って思っていたけど
先日こっちの新聞を読んでいてビックリしました。

一体いくらだど思います?

なんと一ヶ月s$300 つまり 約2万4千円!!!(フィリピン人メイドさん)
安っ!!!
一日約8百円で朝6時~夜10時まで


大抵のメイドさんは住み込みで、子供の面倒、老人や身体障害者の介護、料理、掃除、洗車などなどをするのです。
週一回日曜日のみお休み。
でも、これがインドネシアンになると 給料は約1万6千円に!
そして週一のお休みすらなくなってしまう!
その上、メイドさんの待遇はとてもよいとは言えず、
契約時間以外やお休みにも拘束されたり、雇い主から暴力・暴言を受けたり、
メイドさんの部屋は窓もなく狭くて暗くて。
一歩も外に出してもらえないメイドさんもいるらしい。
そんなのだから頭がおかしくなっちゃって
赤ちゃんを窓から投げ落としたり、飛び降り自殺をする人も。

メイドさんは奴隷ではないのにね。
酷過ぎ。

最近やっと政府も対策に乗り出したらしいけど
「それでも外国から沢山の人がメイドになりたいとやってくるのだから
シンガポールの待遇は良いのだ。」っていうのが政府の言い分らしい。
でも、メイドさんの国は自国で働きたくても仕事がないので
仕方なくシンガポールに来ているのに。
自国の経済が弱いっていうのは職業選択の幅まで狭められてしまうのだね。





武士の一分

2007年04月19日 | 異国の地で見たNIPPON
昨日は映画「武士の一分」を観にいってきました。
英語題では Love&Honor

前に「硫黄島からの手紙」を観たとき
シンガポーリアンとの笑いのセンスの違いにかなりストレスを感じたので
今回はシンガポーリアンの少なそうな平日昼1:50の回で。
特に武士道なんて余計に分かってもらえなさそうだもの。

館内は以外に混んでいた。
勿論日本の奥様方が大半だったのだけど、
私は一人でいったので、結局両隣はシンガポーリアンでした。
ふ、不安。。。

でも、今回のシンガポーリアンは大丈夫でした。
笑うところも合っていたし、悲しいところも合ってました。
(前の客層が悪すぎた?)
特にこっちの人、感情が豊かなので笑いも大きいけど、泣きも大きい。
分かりやす~い。

映画の方は観ている最中何度か「たそがれ清兵衛」とダブる気が。。。
物語の内容は勿論違うのだけどね。

武士道を貫く(頑固)夫とそれに仕える貞淑な(美人)妻って図。
きっと日本男子の憧れの図なんでしょうねぇ、これって。

でも、木村拓也の妻役の壇れいって女優さん、きれいでした。
こういう貞淑な妻役にピッタリって感じ。
それと最近色々なとこで見かける笹野高史って男優さん、よかったです。
この方がいたから木村拓也主演でもしっかりした映画になっていたのかも。
これが笹野さんでなく下手っぴ俳優さんだったら
もっとフニャフニャ映画になっていたのでは?


足ツボマッサージ

2007年04月16日 | その他
昨日は足ツボマッサージを受けにチャイナタウンへ行ってきました。

people's park complexという場所の2階には
沢山のマッサージ屋さんがあって選ぶのが大変なほど。
ただでさえ、マッサージってボラレそうとか、
適当なんじゃないの?って思いがあるのに、
どこも照明を落として薄暗い感じなので
余計に怪しげでどれも胡散臭げに見えてしまいます。
呼び込みをしているようなお店は嫌だなぁって思っていたけど
結局おばちゃんの口車に乗せられ入ってしまいました。

足・肩コース 60分でs$25(約2000円) を今回はチョイス。
まず、足からです。
おばちゃんがマッサージしてくれるのだけど
よくこんなに指に力あるなぁってくらいビンビン響きます。
前回、違うところで受けたときはあまりの気持ちよさに寝てしまったけど
今回は寝てはいられません。
でも、よくTVで観るような声をあげるほどの痛さではなかったけど。
気持ちいい方が勝ってます。
でも、隣で受けていたダンナ(男性が担当)はかなり痛かったらしく、
次何をされるのかとビクビクだったらしい。

両足で50分間。
その後10分が肩。
これもゴリゴリとかなりききます。
でも、私はあまり肩が凝る方ではないので
こっちは気持ちいいというより少し痛かった。

これだけやってもらって2千円はけっこうお得かも。
おばちゃん、これで割りに合うの?って
こっちが心配になるくらい丁寧にやってくれたし。
最初、疑っていてゴメンよ。
やった後はほんとうに足が軽くなるし、履いていた靴がゆるくなります。
また来てしまいそうだ。

2007年04月12日 | 日々(雑記)@Singapore
長野は今が見頃なのかしら?
さっき9時からのNHKnewsで高遠の桜が映っていた。
きれいだねぇ。

ここシンガポールには桜がありません。
日本人ががんばったみたいだけど、暑すぎてダメだったらしい。
やっぱり見たくなるもんだね、桜って。
日本人のDNAが疼きます。
桜の季節って、別れと出会いの季節と重なるから
余計に桜に思い入れが強くなるのかなぁ。

こっちの自然もきれいだけど元気が良過ぎて
こっちの体調がいいときはいいけど
凹んでいる時はなんだか負けそうです。
しっとりした日本の自然はやっぱ癒されるね。

ベトナム旅行 追記

2007年04月12日 | 異文化 発見!@Singapore
また4月からNHKらしくない番組「サラリーマンNEO 2」が始まったのね。
うれしいわー。
特に私はサラリーマン体操が好き。
まだ見たことがない方、一度見てみて。
これがNHK!?ってびっくりするから。

改めて見直すとベトナム旅行記はほとんどが食べ物の写真だね。
何しに行っているんだか。
まぁ、目的はお買い物とベトナム料理食べ歩きだったので私としては満足です。
(でも、言い訳じゃないけどホーチミンにあまり観光スポットはない気がする。
古いものは戦争で破壊されてしまっていて。)
雑貨はとにかく日本人好みの物が多い!
そして料理も日本人好み!
急成長している国だから今のうちが狙い目だな。

でも、まだまだアジアっぽい
(と言うかソフィスティケイトされていない)のが残ってる。

あるデパートでトイレに入ったときのこと。
混んでいたので皆並んでいたのに、
後から来た子連れのお母ちゃん、全く行列を無視。
入り口付近で皆で一列になって待つという感覚がないみたいで
さっさと開いたところに入ってしまった。
あのー、みんな並んでいるんですけど。。。
そして出た後は一つしかない洗面台で子供のお尻を洗うじゃない!
あのー、そこはみんなが手を洗うところなんですけど。。。

そんなことに驚いていたら、
列に並んでいた私の前の前の女の子がいきなり上半身脱ぎだした!
ブラ一枚に。それもかなりポヨポヨお腹をさらして。
どうやら暑いので2枚着ていたうち1枚を脱ぎたかったらしい。
驚いたけど、ま・まぁ、女子トイレだしね。。。

もう一つ驚いたのはその後です。
私の前の女の子、自分にトイレの番がきたので着替えている子のバッグを
私に全く持って当然のようにひょいと渡したのです。
それもとっても自然なの、躊躇無いのよ。
「えっ、私が持つの?私、知り合いでもないよ。
           それも観光できた日本人だよ???」

てっきり前の子は着替えている子の友達で
持ってあげているのかと思っていたけど、どうやらそうではなかったらしい。
用が済んだらさっさと出て行ってしまったもの。
そして着替え終わったポヨポヨ女の子は私に
「カムオン(ありがとう)」(←スレてないかわいい笑顔付)
とバッグを受け取って出て行きました。

びっくりしたけどでもなんだかちょっと楽しかったな。
ベトナムの日常・人柄をほんの少し見れた気がして。
やっぱり私達が観光で行くところって、
地元民が行かないちょっと気取った・飾った(作られた)ところばっかだもんね。
ガイドブックには載っていないいい経験させてもらったよ。
で、でもね、ベトナムの日常を味わいたくても
ローカルの人たちが行くところはかなり日本人にはキツイと思うよ。
精神的にも肉体的にも。

欧米人はせっかくはるばるベトナムにまで来ているのに、
入るお店はやっぱりイタリアンやフレンチなどのレストラン。
またはコジャレタCafeかBar。
ローカルっぽいお店ではまず見かけなかった。
ここまで来ても自分達の文化で寛ぐって、何しに来てるんだ?
ただアジアにヨーロッパを持ち込んだだけでは?
同じステージに立て!って思っちゃうのだけど。
なーんか上から見られてる気がするのよね。
って、向こうがデカイせいか?

↓サイゴン大教会 見学可



ベトナム旅行

2007年04月10日 | 異文化 発見!@Singapore
4月4日~8日までベトナムホーチミンへ行ってきました。

圧倒されるバイクの量、ほこりっぽさ。
その中にある趣のある建物、昔ながらの行商人、屋台。
これからどんどん発展しそうなエネルギーを感じる街でした。

様子は以下にupしたのでよかったらご覧下さい。
①~⑤まであります。
http://4travel.jp/traveler/macarons_fiend/album/10138217/

新年度だ

2007年04月02日 | 日々(雑記)@Singapore
新年度が始まりましたね。
日本は今日は入社式が多いんだよね、きっと。
お店に行くと初々しいのが働いているのだろうな。
シンガポールは9月だったかな?


今日は朝6時(日本時間7時)、電話の音で目覚めたよ。
こっちは6時でもまだ真っ暗。
寝惚け頭ではまだ真夜中かと思い、よく無い電話かと不安に。

母からでした。

南太平洋で大きな地震があったらしい。
慌ててNHKを見る(こんな時はやっぱりNHK)。

M8の地震だったんだね。
大きいよね。
でもこっちは日本よりずっと震源地に近いけど何も揺れは感じなかった。
TSUNAMIもどうやら大丈夫そう。
一安心。

シンガポールで地震とTSUNAMIがあったら絶対ヤバイ。
建物は姉歯建築士にも負けない耐震(してない)構造。
柱なんてびっくりする位細いのよ。
本当にか弱そう。
素人の私が見てもそう思うのだからよっぽどでしょ。
それにほとんど平らな土地で高台なんて無し。

天変地異がないことを祈るしかない。


明後日からベトナムのホーチミンへ旅行に行ってきます。
ガイドブックを見ると女心をくすぐる物がいっぱいです。
それに生春巻きに代表されるベトナム料理。
どれも美味しそう!!!
楽しんできます。
でも、シンガポールと違い治安はよくないらしいので
平和ボケしている頭を切り替えて行かないと。
それに生もの注意だな。

今、BBCNewsを見ながらこれを書いているけど、
南太平洋の地震のことはほとんどやってない。
NHKのほうがやっているくらい。
大丈夫ってことかな。


私のお友達の出産が近い。
初めてづくしだけど頑張ってね。