東証大引け、大幅反落で8500円割れ ソニーやシャープは5%安
8日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反落。
終値は前日比180円46銭(2.09%)安の8459円26銭で、3営業日ぶりに心理的節目の8500円を下回って終えた。
4日に年初来安値を付けた後、前日までの3日続伸で大きく戻したため、売り方の買い戻しが一巡。
利益確定や戻り待ちの売りが先行し、3日間の上昇幅の約半分が帳消しになった。
一時は下げ幅を200円超に拡大する場面があった。
ソニーやシャープが急落し下落率は5%を超えた。
中国人民銀行(中央銀行)が前日、0.25%の利下げを発表したが、市場では、経済指標が悪化することを前提にしているのではないかとの見方が多かった。
取引が始まった中国株式相場が一時下げるなど反応が鈍かったことも、後場にかけての弱含みにつながった。
格付け会社フィッチ・レーティングスがスペインの長期債務格付けを3段階引き下げ、欧州債務不安の再燃も逆風となった。
米国で早期の追加金融緩和期待がやや後退したことや、円相場が午後にかけて次第に強含んだことも売りを誘った。
市場では「日本株がアジアでも独歩安となっているため、前日まで買い戻していた短期資金などが改めて仕掛け的な売りを出した可能性が高い」(東海東京証券の鈴木誠一マーケットアナリスト)との声があった。
日経平均は前週末終値(8440円)はわずかに上回ったことで、週間ベースでは10週ぶりに上昇した。
東証株価指数(TOPIX)も反落した。
株価指数先物・オプション6月物の特別清算指数(SQ)算出に伴う現物株売買により、商いは高水準だった。
東証1部の売買代金は概算で1兆6229億円と3月9日(2兆4018億円)以来の高水準だった。
売買高は23億5664万株に達した。
東証1部の値下がり銘柄数は1269、値上がり銘柄数は327、変わらずは76だった。
SQ算出の影響や先物主導の下落を映し、ファストリが売買を伴って5%超下落。
キヤノン、ファナック、トヨタ、ソフトバンク、ホンダ、三菱UFJ、三井住友FG、コマツが下落。
半面、KDDI、グリーが小高く、エーザイが堅調。
ルネサスが経営再建期待から急伸した。
東証2部株価指数は小幅に反落。
キャリアデザ、大黒天、ソディックが下落し、
新田ゼラチンが上昇した。
8日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反落。
終値は前日比180円46銭(2.09%)安の8459円26銭で、3営業日ぶりに心理的節目の8500円を下回って終えた。
4日に年初来安値を付けた後、前日までの3日続伸で大きく戻したため、売り方の買い戻しが一巡。
利益確定や戻り待ちの売りが先行し、3日間の上昇幅の約半分が帳消しになった。
一時は下げ幅を200円超に拡大する場面があった。
ソニーやシャープが急落し下落率は5%を超えた。
中国人民銀行(中央銀行)が前日、0.25%の利下げを発表したが、市場では、経済指標が悪化することを前提にしているのではないかとの見方が多かった。
取引が始まった中国株式相場が一時下げるなど反応が鈍かったことも、後場にかけての弱含みにつながった。
格付け会社フィッチ・レーティングスがスペインの長期債務格付けを3段階引き下げ、欧州債務不安の再燃も逆風となった。
米国で早期の追加金融緩和期待がやや後退したことや、円相場が午後にかけて次第に強含んだことも売りを誘った。
市場では「日本株がアジアでも独歩安となっているため、前日まで買い戻していた短期資金などが改めて仕掛け的な売りを出した可能性が高い」(東海東京証券の鈴木誠一マーケットアナリスト)との声があった。
日経平均は前週末終値(8440円)はわずかに上回ったことで、週間ベースでは10週ぶりに上昇した。
東証株価指数(TOPIX)も反落した。
株価指数先物・オプション6月物の特別清算指数(SQ)算出に伴う現物株売買により、商いは高水準だった。
東証1部の売買代金は概算で1兆6229億円と3月9日(2兆4018億円)以来の高水準だった。
売買高は23億5664万株に達した。
東証1部の値下がり銘柄数は1269、値上がり銘柄数は327、変わらずは76だった。
SQ算出の影響や先物主導の下落を映し、ファストリが売買を伴って5%超下落。
キヤノン、ファナック、トヨタ、ソフトバンク、ホンダ、三菱UFJ、三井住友FG、コマツが下落。
半面、KDDI、グリーが小高く、エーザイが堅調。
ルネサスが経営再建期待から急伸した。
東証2部株価指数は小幅に反落。
キャリアデザ、大黒天、ソディックが下落し、
新田ゼラチンが上昇した。