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漢検トップ、池坊氏が途中退任 後任は前原氏の後援会長

2011年03月06日 17時47分32秒 | Weblog
漢検トップ、池坊氏が途中退任 後任は前原氏の後援会長

日本漢字能力検定協会は5日、京都市下京区の本部で臨時理事会を開き、衆院議員の池坊保子理事長(68)を任期途中で解任し、新理事長に高坂節三・東京都教育委員(74)を選任した。

高坂氏らは「池坊氏は多忙」などと理由を説明した。

一方、池坊氏は「なぜ解任されるのか分からない」と反発しており、訴訟も辞さない構えを見せている。

 理事会は9人で構成。高坂氏の他、堀場雅夫・堀場製作所最高顧問や有馬頼底・臨済宗相国寺派管長(委任状)ら6人が解任に賛成し、2人は棄権。反対はいなかった。

池坊氏は解任の動きを知り、欠席していた。

池坊氏は理事として協会にとどまる形になる。

理事会の後、記者会見した高坂氏らは解任理由について「池坊氏は国会議員(公明)で多忙だ」と何度も言及。

財団法人の協会では今後、公益法人申請についての議論が活発化する見通しだが、「(池坊氏は)京都で開かれる理事会への出席が難しい」と説明した。

また、高坂氏は「池坊さんとの間に特にいざこざはない」としながらも「コミュニケーション不足がある」とし、理事長就任に当たって「京都に居を移す」と協会業務に専念する意思を強調した。

これに対し、池坊氏は取材に「これまで理事会には出席してきた」と多忙などとする解任理由を否定。

「協会に退任を要求する怪文書が届いたり、街宣車がやって来て『退任しろ』と迫られたりしていた。

他の理事からも『経営力がない』と退任を勧められた。

私を嫌う人の差し金としか思えない」と反発し、「弁護士と相談して法的措置を検討する」と話している。

協会の活動を巡っては、設立者の大久保昇元理事長親子が自らの利益を図るため約2億8700万円の損害を協会に与えたとして背任罪に問われ、京都地裁で公判中。池坊氏は昨年4月、元日本弁護士連合会会長の鬼追明夫氏から任期2年の予定で理事長を引き継いだ。
【古屋敷尚子】

 ◇日本漢字能力検定協会を巡る動き

75年 協会設立

   第1回日本漢字能力検定実施

92年 財団法人として認可

95年 「今年の漢字」主催開始

09年

2月 過大な利益表面化

4月 鬼追明夫氏が理事長就任

5月 背任容疑で大久保昇元理事長

   親子逮捕(公判中)

8月 同親子に約27億円の損賠提訴

10年

4月 池坊保子氏が理事長就任

11年

3月 池坊理事長を解任

   高坂節三氏が新理事長就任

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