http://hubblesite.org/gallery/album/pr2009031a/
http://hubblesite.org/gallery/tours/tour-hudf/
上の写真は昨年8月末から9月にかけて、ハブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)によって撮影された写真のひとつです。歴史上最も詩的かつ重大と呼ぶ人もいる。
写っている光は星ではない。それぞれの、光の点、染み、汚れに見えるものは全て銀河であり、望遠鏡は人類観測上最も深遠の宇宙を覗きこんだのである。このうち5つほどは131億光年離れていると推定されている。(光の速度は秒速186000マイル。1マイル=1.609キロ)
131億光年離れているということは131億年前に写された写真を見ているということになる。また、それら銀河は宇宙誕生のビッグバンからほんの6億から7億年後で宇宙が4才程度の状態のときということになる。
南の空にあるこのエリアはハブル・ウルトラ・ディープ・フィールド(Hubble Ultra Deep Field)と呼ばれ、以前にもハブル、その他の望遠鏡で垣間見られている。このフィールドは非常に小さく面積としては満月の150分の1。
大小あれど全ての灯が銀河であり、それぞれの銀河に10の22乗の星があり、それぞれの星の周りに我々太陽系と同じように惑星が公転している可能性がある。そして、それぞれの惑星に命の可能性がある。
観測できうる宇宙内に4兆の銀河があると推定されている。僕らの銀河はそのうちのひとつにすぎない。
宇宙は、たまたま僕らが住める環境かもしれない。宇宙は僕らが観測するから存在するのかもしれない。僕らの宇宙以外にも宇宙が存在するかもしれない。生物が誕生する確立は、限りなくゼロに近いかもしれない。
それは、僕らの人生にもいえることである。貴方がこれを読むに至った確立は、他の可能性を考慮すると(日本語読めない、まだ生まれていない、朝ご飯たべてない、電球切れた)、ゼロである。でも、読んでいる。宇宙は果てしなく大きく可能性は無限であり、非常にまれなことが普通に起こりえる。でも、その偶然に説明は必要ないであろう。
次に夜空を見上げる機会があるなら、地球から観測できる3000の星の瞬きの向こうに思いを馳せてみるのも悪くない。
謙虚な気持ちにならざるを得ないと同時に一瞬で消え去る命をしっかりと生きねばと感じる。
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たくさんの銀河があって星があってその周りに惑星があって。。。って、なんかわくわくしてくるね。
いろんな偶然で地球に生命が誕生して、更にいろんな偶然の出会いで今があるんだなーって思うと、ほんと、謙虚な気持ちと勇気が湧いてくるね。
なんでもできるような気がしてきちゃう☆
すごい写真です。
しびれました。
現代に生まれてよかった!
と思うとき、それが今です。
ありがとうございます。
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宇宙に思いを馳せるとき、自分の創造(想像)力が少しでも理解しようと4次元、5次元的に広がり妙な遠近感を覚えるのが開放的で好きです。
同じように、ミクロ宇宙も高い見地に思いを馳せると、無限の可能性を旅しているとわかります。
そして、それは、上にも下にも広がる創造性を秘めています。
アフリカの地で、そして、遠く日本の地で、六月には思いを共に、、、、、、
ベスト4に入れば、逆立ちする予定です(笑)
とりあえず、岡ちゃんガンバレ!!