学寮を宿泊場所として提供

ケープ半島テクノロジー大学(CPUT‐Cape Peninsula University of Technology)の3つのキャンパスがワールドカップ期間中、学寮を安宿として貸し出すことを計画していると発表した。料金は1晩550ランドで朝食付きの予定。

Bellvilleキャンパスの学生らは

「学寮は汚く、しかも安全とはいえない。」と正直な意見。

学校側は低予算ホテルとして理想的であり、警備は強化すると述べている。また、学寮担当者曰く、

「それぞれの部屋の料金設定はされていないが手ごろな価格にするつもり。寮の警備強化のため改装工事もすでに始まっています。治安が一番の問題点となっているので、監視カメラを寮内外に設置し、警備員によるパトロール、寮内への出入りを厳しく管理する予定です。」

CPUTは先日、ヨハネスブルグのMadlandunaコーポレーションと契約を結んだ。同コーポレーションはワールドカップ用の宿泊施設の確保などを行っている投資会社であり、CPUTがケープタウンで宿泊場所を提供する最初の大学となりそうである。MadlandunaのマーケティングマネージャーNeville Robinsonは、以下のように述べている。

「宿泊施設不足は随分前から予想できたので早くからこのサービスを開始した。弊社はすでに8600のベッドを国中に確保しており、ケープタウンのその他の施設、団体とも交渉している。ヨハネスブルグ、プレトリア、ダーバンの大学ともすでに契約は結ばれている。」