心理学オヤジの、アサでもヒルでもヨルダン日誌 (ヒマラヤ日誌、改め)

開発途上国で生きる人々や被災した人々に真に役立つ支援と愉快なエコライフに渾身投入と息抜きとを繰り返す独立開業心理士のメモ

セティ河のサハールはディパヤル以南に

2011-02-06 23:09:33 | トレッキング・釣り・テニス
西ネパールへの出発が都合で一日早まり、帰りは予定通りで今朝早く、丸一日24時間のクルマの中にいて、クタクタになって帰着。

サハールは、セティ河のディパヤルDipayal、ゴップガートGopghat周辺にはいないということが確認できた、ちょっと残念な旅だった・・・

ぼくの振り続けたロッドから;
3日間で当りはなく、ただ1回、ルアーを追ってきた30cmほどのアスラ様の魚影を見たのみ。

村人の情報から;
昔は深かったところも砂で埋まってしまったからね、タライ(ネパールの南部、インド国境地域)へ行っちゃったよ、など。

村のマジ・ジャート(川漁や渡しなどのカースト)の網(流し刺し網や、テグスでループを作り前夜に沈めて置く伝統のパソ)から;
アスラなど、河底の石に着いた苔を食するのに向いた下向きの口をした(つまりFish Eaterではない)5種を確認。

こういう失意の釣りの日もあるよなあ・・・
でも、とても心安らぐ人たちとの出会いと、川魚豊かな大自然の中での時間だった!

帰路の1700mあたりの稜線から2100mの峠に至るまで北側に、尖った山容のApi7132mとSaipal7031mが輝いて見えていた。

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ダンガリDhangadiからディパヤルの160kmが舗装されていて、5時間ほどで到着したことには驚いた。
しかもガケ崩れ跡には重機や人が入って補修中・・・こういう当たり前がネパールではなかなか目にしないから。
この地域出身のデウパ元首相がやった、と話す村人がいたけど、何処も同じ、そういうことなんだろうか?
ソロ・クンブのジリからバンダールの手入れのない凸凹道とは大違い。

ディパヤルではホットシャワーを毎日使うことができた、リモートエリアなのに、これも驚き。
バケツ1杯を自分で室外のガス瞬間湯沸かし器で汲んでバスルームへ運ぶのだけど。
シーツと掛け布団が清潔で、気持ちよかった。

それと、精神保健NGOのCMCネパールのスタッフと会った。
HIV罹患率が高い地域なのだと。
インドへ出稼ぎに行って持ち込むというルートと説明していた。