天下を取ろう!

日本一のサッカークラブを目指すジュニアユースの指導者が語ります。

中総体閉幕…。

2016年07月22日 21時20分18秒 | 試合情報
平成28年度 福岡市中学校総合体育大会

2回戦 9:30~

東福岡自彊館中 0-1 香椎第一中



今年も短い夏が終わった…。

3年連続福岡市大会敗退…。


今年もダメだった…。

本当に悔しい…。


力がないのは自分自身が一番分かっていた。

けれども、それを勝たせることが自分の仕事…。


それが出来なかった…。

敗因を挙げればきりがない…。


その敗因をひとつひとつ潰していってこれまで勝ってきた。

けれども、今回はそれを潰しきれなかった…。


オンザピッチ・オフザピッチ共に今年も指導が不足して

いたのだろうと思う…。


選手は一生懸命悔いが残らないように全力を尽くして

戦ってくれたと信じている…。


それで勝たせきれなかったのは監督である自分の責任である。


夢を持って中学校から東福岡を選んでくれた選手と保護者の

方々には本当に申し訳ない気持ちしかない…。


今後最大限、夢の舞台へのチャレンジの場を設定して

行きたいと思ってはいるので、どうかお許し願いたい…。



昨年も一昨年も同じ気持ちだった…。


自分がプロの指導者ならば解任は避けられないところだろう…。



しかし、東福岡を選んでくれた選手たちに後悔はないか…?


福岡市大会すら突破することもできず、次の進路の選択肢は

東福岡高校しかないという現実に…。



自分は東福岡高校で通用する選手を育てたいという思いで

ずっとやってきた…。



でも、全国大会に出場した選手たちも高校選手権でエントリー

されず、九州大会に出場した選手たちも今年の夏の

インターハイにエントリーされなかった…。


今年はプレミアリーグにエントリーされ、県リーグ1部で2名使って

もらえるところまでようやく来た…。



けれども、東福岡高校で戦うことの厳しさは想像を絶する。


自分が高校で指導をしていた12年前とは比較にならないほど

その競争は激しく、送り出す自分自身が挫けそうになる…。


選手たちが思い描く夢の舞台へ立たせてやりたい…。




以前、自彊館に行ってもヒガシでは出れない。

クラブチームで実力をつけてヒガシから声がかかれば

行かせたいと小学校6年生の保護者から言われた…。



その言葉に負けてたまるかという思いで今も戦っている。


でも、その戦いに勝てない自分がいる…。



特待生もない、勉強ができないと部活動もできない。

県外選手を受け入れる寮もない…。



ないない尽くしでも負けたくない…。


でも、バスで試合会場に行く自彊館に負けたくないと言われた…。


確かにバスを持ってる。ハンドボールコート1面だけど、

人工芝で練習もできる…。



きっとわれわれは恵まれている…。



でも、どうしたら勝てる?


どうしたら全国の舞台に帰れるのか…?




まだまだ万策は尽きていない…。

まだやれることは山のようにある。

われわれよりも条件の悪い所で勝っているチームは

たくさんあるに違いない。


縁あって集まったサッカー好きの少年たちでも

きっとやり方次第できっと変われるはず…。



でも、まだどうすればいいか分からない…。


全国大会に行ったのはビギナーズラック…。


九州大会に行った今の高3生と高1生はたまたま集まっただけ。



いつも九州・全国に行けるチームになって、そして

東福岡高校で主導権を握れる選手を多数つくりだすために…。



まだまだやれることはきっとある。

ここまできたらもう後へは引けない…。


絶対に全国で天下取るまではやり続ける…。



3年連続で夏の中総体で福岡市大会敗退の屈辱は


絶対に忘れない…。



「臥薪嘗胆・捲土重来」


絶対に強いチームになって帰ってくる…。



このままでは終われない。



さぁ、明日は副審をしなきゃならない…。

いつも文句いっぱい言ったからその分走らんといかん…。



選手の諸君…。


先生に審判をさせないように死に物狂いで戦うように…。



明日は1日だけオフを与えるから、ゆっくりリフレッシュして

明後日からのトレーニングに備えてほしい。



中総体は終わったけれども、県リーグはまだまだ続く…。


夏休みに残り10試合程度あるから、ひとつひとつ勝点を

積み上げてぜひとも後輩たちに次年度も2部リーグで戦う

舞台を残してくれることを強く願う…。



さて、明日は9時半から大事な審判なので、準決勝進出

チームのためにも今日は早めに休みます…。




それでは、今日はこの辺で…。






中総体博多区大会決勝…。

2016年07月18日 22時24分18秒 | 試合情報
平成28年度 福岡市中学校総合体育大会博多区大会

7月17日(日)東福岡高等学校人工芝サッカー場

決勝 11:40~

東福岡自彊館中 1-0 三筑中


※2年連続5度目の優勝…。



中盤の攻防…。



延長前半の決勝ゴール…。



博多区大会の決勝が行われ、延長の末1-0で勝った…。

対戦相手の三筑中は非常に粘り強いサッカーを展開し、

何度もゴールを脅かされた。


相手のスカウティング(情報収集)もきっちりなされていて、

昨日はなかなか思うように自分たちのサッカーをさせて

もらえなかった。


そのような状況の中でも勝ちきったことは良かったと思う。


もちろん、こちらもかなりチャンスはあったけれども、

決定的な場面で決めきることができなかったことは反省を

しなければならない
ところである。

どうしても決定的な場面を外してしまうとリズムが悪く

なるし、多少なりとも焦りも出てくる。

ひとつひとつのプレーが雑になる要因でもあるので、

きっちりと決めるところは決めることを強く求めたい。


さて、どのような形であれ、1位通過することが

できたことは褒めてやりたい。やられそうな場面は

少なからずあったものの無失点で博多区大会を突破

できたことも良かった
と思う。


しかしながら、まだまだ修正が必要な個所も多々ある

ので、試合の中で修正をしながら勝ち上がることが

出来ればと思っている。


とりあえず、博多区1位で抜けたことで、福岡市大会の

2回戦の相手は東区3位の香椎第一中学校に決まった。

今年のチームは対戦したことがないので、正直なところ

どのようなチームか分からないのだが、これから情報を

収集して準備をしたいと思っている。


しかし、一番大切なことは相手がどうこうよりも、

自分たちが自分たちのサッカーをするためにはどうする

のかを考えることが先かもしれない。


彼を知り己を知れば百戦殆うからず…。


まずは自分のチームの分析を…。

そして、少しでも余裕があるようならば、相手のことも

少し考えてみようかとも思う。


自分たちのストロングポイントを十分に発揮できる

サッカーを福岡市大会でチャレンジしてみたい。


選手たちは昨日の試合と今日の八代遠征でフィジカル

コンディションは今はどん底にある…。


今日もしっかりダメ出しをされているので、かなり

凹んでいる選手もいるとは思うけれども、最後は

やっぱり開き直り
である…。


なるようにしかならないわけだから、未来のことを

心配してもしょうがない。とにかく今できることを

しっかりやることに尽きる。


自分としてはダメだしされて凹んでいる選手は使わない。

いい意味で開き直って前を向いている選手を使いたい。


所詮は中学生の球蹴りである…。


勝つ時もあれば負ける時もある…。


勝つために全力を尽くすのはもちろんだが、

勝たなければ…。と身体が硬くなると持っているいい部分も

発揮できないまま終わってしまうかもしれない。


だから、あくまで平常心…。いつも通りに淡々と…。


また、明日から準備に取り掛かろうと思う。



最後に…。


昨日の決勝戦も非常に多くの方々が本校サッカー部を

応援してくれた。

ベンチ入りできなかった控えのメンバーをはじめ、

一足先に博多区大会を制した野球部員…。



中学校も高校と同様に学校の中に戦いがある…。


あいつらが博多区で優勝したなら俺たちも…。


そんなライバル関係がまた我々を強くするのだと思う。


また、昨日は現役生の保護者の方のみならず、1学年、

2学年上のOBの保護者の方々も来てくださった。

さらに、高校に進級した昨年の選手たちも多数応援に

駆け付けてくれた…。


本当にありがたい限りである。


休日のしかも非常に暑い時間にもかかわらず、こうして

足を運んで応援してくださる多数の方々に心から感謝

したいと思う。

ぜひ、選手のみんなも多くの方々のサポートがあって

今回の優勝があることを忘れないでほしい。


自分たちの努力のたまものであることは間違いない。

けれども、自分の努力だけでここまで来れたわけでは

決してない。前回のブログにも書いたけれども、

謙虚な気持ちと感謝の気持ちを常に心に抱きつつ、

1日も長く中総体が戦えるように共に頑張ろう…。



それでは、今日はこの辺で…。


これから、昨日の録画したままの「真田丸」見て寝ます…。









中総体博多区大会準決勝…。

2016年07月16日 22時16分24秒 | 試合情報
平成28年度 福岡市中学校総合体育大会博多区大会

7月16日(土)福岡市立板付中学校G

準決勝 11:40~

東福岡自彊館中 4-0 千代中



相手の自由を奪う厳しいディフェンス…。



ヒガシの守護神…。


今日は千代中学校との博多区大会準決勝…。

前回のような大雨の中の試合ではなかったので、

ある程度ボールもまわり安定したゲーム展開だったと思う。


しかしながら、後半はやや集中力の欠如からか

ディフェンスラインの乱れもあり修正を必要とする場面も

見られたので、明日の試合ではもう一度確認をしっかりと

しようと思っている。


ただ今日は時間の長短はあれども、エントリーしていた

17名の選手をすべてピッチに立たせることができた

ことは良かった
と思う。試合経験の少ない選手はやはり

緊張もあったようだが、この緊張状態を経験し、克服して

いかない限り上のレベルには到達しない。

誰もが通る道だと思うので、今日の試合で上手くいかな

かったからと言ってクヨクヨするのではなく、明日こそ

いいプレーができるように頑張ってくれればそれでいい。


さて、明日はいよいよ博多区大会の決勝戦…。


中総体の中では3回戦である。

選手たちの緊張も今日の試合でだいぶほぐれ中総体の

雰囲気にも慣れてきたように思うし、明日はホーム開催

なので、ぜひともいいサッカーを見せてほしいと思う。


選手のみんながどれくらい知っているかは分からない

けれども、今日は本当にたくさんの方々が応援に

駆け付けてくれた。残念ながらOBの先輩たちは高校の

練習があるので、来れなかったけれども、多くの先輩方

の保護者が来てくれたし、ケガをして入院中の仲間も

応援に来てくれた。また、本校に選手を預けてくれた

小学校時代の指導者の方からも激励の電話を頂いたり、

本当に多くの方々のサポートがあって本校のサッカー部

が存在している。そして、何よりも現役生の保護者の

方々の温かい応援、それから、今回のピッチに立つこと

ができない控えの仲間たちの声援が我々を本当に

支えてくれている。ぜひ、ピッチに立つ選手たちは

多くの方々のサポートの上にサッカーをさせていただいて

いるという感謝の気持ちを胸に抱いて戦ってほしい。


サッカーができることが当たり前のことではない。


会場を準備してくれた板付中学校のみんなに感謝…。

対戦相手の千代中学校のみんなに感謝…。

暑い中一緒にピッチを走り回ってくれたレフリーに感謝…。



多くの方々に支えられてサッカーができることに

感謝の気持ちを持って明日も戦おう…。


「RESPECT」大切に思うこと



明日の試合も多くの人たちに感動を与えられる試合を…。



<平成28年度 福岡市中学校総合体育大会博多区大会>

7月17日(日)東福岡高等学校人工芝サッカー場

決勝 11;40~

東福岡自彊館中 VS 三筑中




それでは今日はこの辺で…。






中総体開幕…。

2016年07月04日 21時53分49秒 | 試合情報
平成28年度 福岡市中学校総合体育大会博多区大会

7月3日(日)福岡市立板付中学校G

2回戦 14:40~

東福岡自彊館中 1-0 板付中


いよいよ始まった中総体…。

午後からどしゃ降りの雨となり、途中は雷の影響で

一時中断となるなど波乱の開幕ゲームとなった。


毎年のことだが、中総体の初戦は難しい…。


その難しい試合をよくものにしてくれたと思う。

中総体で楽に勝てる試合なんてひとつもない…。


でも、それは12回も中総体を戦ってきたからこそ

言えることであって、選手たちは最初で最後の

中総体である。初戦の難しさは戦ってみて初めて

気付くもの
である…。

今回の試合を振り返って、選手たちにはより一層

謙虚な気持ちを持ってもらいたいし、どのような

準備をする必要があるのかを各自がしっかりと

考えてみてほしい。



相手が死に物狂いでゴールを奪いに来るのが中総体…。

相手が死に物狂いでゴールを守るのが中総体…。


15年間の人生のすべてを懸けて試合に臨んでくる…。




昨日の板付中は本当に強かったと思う…。


ひとつのミスでやられる可能性は十分にあった。


「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。」


という言葉があるが、昨日は不思議の勝ちだったと思う。


今年の博多区大会は絶対的な強者はいない…。


前評判の高かった席田中も吉塚中も共に初戦で敗れて

敗者復活戦にまわることになった…。


けれども、これから戦う準決勝の千代中も席田中に

勝利した博多中も本当に一生懸命にプレーする

素晴らしいチームである…。



この素晴らしいチームに16日に勝てるようにしっかりと

いい準備をしなけらばならない。


今度の試合は、昨日のようなゲームではやられてしまう。


もう一度足元をしっかりと見つめなおし、明日からの

トレーニングを充実したものにしていきたいと思っている。





それでは、明日も早いので今日はこの辺で…。






横綱への挑戦…。

2016年07月02日 22時09分36秒 | 試合情報
昨日は神村学園中等部とのトレーニングマッチ…。


神村学園は九州で唯一九州リーグに所属をしている

中体連加盟校であるのだが、年に数回トレーニングマッチを

させてもらっている…。


東の横綱が青森山田中なら、西の横綱は神村学園中という

のが自分の認識
であるが、これは決して主観的な見方ではなく

今年のチームも本当に上手くて速くて力強かった…。


時間に限りがあったので、20分×3本のゲームだったけれども、

非常に多くの経験をさせてもらうことが出来たと思っている…。


第1試合…0-2 第2試合…0-1 第3試合…0-1


結果として、点数を取ることはできなかったけど、シュートまで

持って行くことはできたし、粘り強く対応できた場面も少なからず

あったことは評価したいと思う…。


前回、神村学園のサッカー場で試合をさせてもらったときには、

全く歯が立たなかったので、県リーグ2部とはいえ、力のある

クラブと公式戦を重ねたことは大きかった。


なかなか、結果につながってはいないものの、確実にレベルは

上がってきていると思うし、自信を持って明日からの中総体の

ピッチに立ってほしいなと思う。


やっぱり最後は気持ちの勝負…。


中総体は上手さだけで勝てるものでは決してないし、

最後まで粘り強く、諦めない気持ちを持ったチームが上位に

進出していく…。


今年のチームは例年に比べて、上手さの部分でいうと

正直物足りないのは事実である。

けれども今年のチームの良さはテクニックの不足を

気持ちでしっかりカバーできるところであり、ハードワークを

チーム全体でやれること
だと思っている。


どのような相手であっても、常に全力でハードワークを

続けてほしい…。足がつったら交代させればいい。

足がつるまで走り続けてほしいと思う。


さぁ、明日からいよいよ自分にとって12回目の中総体…。

1試合1試合に魂を込めて…。



それでは今日はこの辺で…。



<平成28年度 福岡市中学校総合体育大会博多区大会>

7月3日(日)福岡市立板付中学校G

2回戦 14:40~

東福岡自彊館中 VS 板付中と東住吉中の勝者

※1回戦はシード



たくさんの温かいご声援をよろしくお願いいたします…。