にやにや製作:GoogleMapとGPSを自転車で使う

お気楽・ごくらく ( ・∀・)ニヤニヤ
     
製作 かるかる

Flashアプリ Garmin GPS用POIツール 「ふれっくすポイ」

2009年03月30日 21時01分21秒 | Hacks
WayPointには登録上限が存在する

某自転車乗りからよく行くWayPointをCUSTOM POIにして常に表示したいと言われて、そんなツールを用意しました。
元となるデータがウェイポイントとの事で「PCX5形式WPT」でしたが、他に似たようなデータを持つ「GPX/TCX」「NMEA-0183」形式のファイルをついでにサポートしています。また「経度,緯度,地名,説明」順に並んでいるCSVファイルも読み込み可能です。
ふれっくすポイ
各ポイントは直接編集が可能です。
マウスでズルズルゴミ箱の「リサイクル」に放り込んだり、並べ替えたり...

CUSTOM POI対応機種
CUSTOM POIが使えるGarminのハンディ機についてはtkaにまとめがあります。


報告ヨロ
デバッグはGPSにコロラド(英)とWindows機で行いました。
CUSTOM POIが使えるGPSにはオートバイや廉価カーナビ用の「nuvi」にもあるそうですが、詳しいことは知りません。またMACで試す環境がないので、報告があるとうれしいです。


注意
日本語を含むファイルを「ふれっくすポイ」に読み込ませる場合は、あらかじめファイルの文字コードセットをUTF-8に変換してから読み込ませる必要があります。


他にもPOIツールはないの?

Garmin GPS用のPOIを作成するツールは
「POI-Generator2」
「GetLocInfo.exe」があります。
両者ともNET上に公開されているデータをソースとして、POIに変換しています。

「POI-Generator2」は、エクセルとVBAを使ったソフトで
Colorado300を買って直ぐに東海三県下の「マクドナルド」「コンビニ」POIを作成する際に使いました。
何でもWEB上にある元データの仕様変更が激しいそうでその度にバージョンアップしているそうです。

「GetLocInfo」は最近の開発ツールで、元データのソースがYahoo!電話帳の他ALPSLAB/iTownPageと複数あって単体で動きます。

今回公開する「ふれっくすポイ」は、ブラウザ上で動作する事が特徴となります。
前者2つとは違い、元データはGPX,CSV,WPTのファイルとなりますので
Googleマップ上のデータをGMaptoWptでGPXに変換して持ってきたり、
GMM2.exeで作ったGPSデータ等を流用してください。

変換項目:
地名 or GPS名をPOIポイント名に変換して、コメントをPOI説明に変換しています。
漢字が混ざっている場合は、チェックボックス「漢字ローマ字変換」をチェックすることで、GPS地名と説明部分がローマ字に変換されて出力されます。


GPSに転送するツール
出来上がったデータをGPSへ転送するために、Garminの「POI Loader」が必要です。
Windows/MACとそれぞれあるので使える方をそろえてください。
Windows用
MAC用
使い方はtkaを見てね。

※うちの環境:WindowsXP HOME SP3 + Garmin Colorado300だと
tkaの「Colorado シリーズ・Oregon シリーズに転送した場合に名称が空欄になる場合の対処法 」にある症状がでます。
また「POI Loader」は日本語フォルダ上にあるファイルを扱うことが出来ないようで、
別にc://poi//等、日本語を含まないフォルダにCSV/GPIファイルを入れています。

502495


WPT2POIツール「ふれっくすポイ」の機能

「ふれっくすポイ」はブラウザ上で動作するWEBアプリです。
Flash10が動作するブラウザでしたらOSを問いません。

入力にGPX,WPT,TCX,CSV(経度,緯度,地名,説明順のCSVファイル)
NMEA-0183(LOG,NMEA,dat)のデータを受け付けて
POIにコンバートしたCSVファイルを出力します。

出力後はGarmin純正の「POI Loader」を使ってそれぞれのGPSに転送したり、GPS用地図にマージしてください。

WEBアプリということでNET上に公開されているいろいろなAPIを使っています。
たとえば前回、AIRK2Rで使用したYahoo!のAPIを利用して漢字をローマ字に変換したり
緯度経度から住所を引っ張ってくるじお機能があります。
作ってみると漢字toローマ字変換は英語版GPSを使っている場合に必須ですね。


謝辞 & 「ふれっくすポイ」使用 WEB APIリスト

・地図表示「Flash Maps API
・漢字ローマ字変換「ルビ振り

アイコンの一部はGMM2.exe用にロボさんに作ってもらった物を流用してます。
WEBAPIについては、どのように使っているかソースを公開しながら解説でも。


不具合・放ってあること

1.たまに漢字ローマ字変換で変換しきれない文字が残ります。
2.漢字ローマ字変換は完璧ではありません、たとえば「千手千眼観音」とか「如意輪観音」等、難しい読みや漢数字が入る読みはよく間違えます。
3.漢字ローマ字変換は同期動作していません、手抜きです。
4.日本語を含むファイルを読み込む場合は、文字コードがUTF-8である必要があります。
文字化け読み違い


でドコにあるんよ?

GarminGPS用POI作成ツール:
ふれっくすポイ←ココ
flexpoi

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
試してみました (ロボ)
2009-04-01 00:41:02
こんばんは、お世話になってます。
早速「GetLocInfo.exe」で生成した電話帳CSVファイル(日本語、経度,緯度,地名,説明順、UTF-8で再保存)を「ふれっくすポイ」に読み込んでみたのですが、いくつか問題がありました。

・CSVファイルの1行目が読み込まれない(1行目は列名としてスキップする仕様?)

・ポイント数が多いとPOI生成時に「漢字ローマ字変換」が機能しない
 IE6+Flash10だと電話帳データで20数行を超えるあたりで、「変換完了」が表示されないまま保存ダイアログが表示され、保存されたPOIファイルの内容も日本語のまま
 Chrome+Flash10だと電話帳データで90数行を超えるあたりで、「変換完了」ではなく「IOエラー発生 Error #2032」と保存ダイアログが表示され、保存されたPOIファイルの内容も日本語のまま
 ※行数ではなくデータ量に依存するようです


ポイント数の問題は、かな漢字変換Web APIの「1リクエストの最大サイズは10KB」に引っ掛かったりしてるんでしょうか?
返信する
re:試してみました (かるかる)
2009-04-01 22:19:08
ロボさん、お試しとレポートありがとうございます。

>・CSVファイルの1行目が読み込まれない(1行目は列名としてスキップする仕様?)
-->修正しました。
読込indexを0とするところを1としていて、最初の行を飛ばしていました。

>・ポイント数が多いとPOI生成時に「漢字ローマ字変換」が機能しない
手元で2,3編集する程度の量でしか利用を考えてなかったので、たくさん処理する際のデバッグはやってなかったのです。

Error #2032:
実はデータ量で引っかかっているのかはっきりしません。実は調べ方がよく分かってなかったりします。

次のバージョンでどんな量でも対応できる
スレッド化した「漢字ローマ字変換」を装備します。
スレッドにFlash界?で有名なスレッドライブラリ「そうめん」を使って...てネタで一日埋めるつもりでいます。

次こそは実用に耐える..........ハズ
返信する