cafe blog-伊豆-

不定期で更新中♪

Human Rights Day!(人権デー)

2005-12-06 | その他
今朝、いつもの買い物へ出かけたときに、
スーパーの入口付近で配布していたものを手に取ると、

「育てよう 一人一人の 人権意識」と書かれた
なぜか布フキンと一緒に紙が入っていた。
こんなおまけでもつけないと、誰も受け取らないのか?

そう12月10日は「Human Rights Day(人権デー)」なのだ。
12月4日から12月10日までの1週間が人権週間になっている。

1948年から始まったこの運動、まだまだ知られていない。
こんなきっかけで身近なところから人権について考えてみる。
きっかけでもないとなかなか考えないかもしれない。

啓発強調事項というのも箇条書きになっていた。
・女性の地位を高めよう
・子どもの人権を守ろう
・高齢者を大切にする心を育てよう
・障害のある人の完全参加と平等を実現しよう
・差別をなくそう
・アイヌの人々に対する理解を深めよう
・外国人の人権を尊重しよう
・HIV感染者やハンセン病患者等に対する偏見をなくそう
・刑を終えて出所した人に対する偏見をなくそう
・犯罪被害者とその家族の人権に配慮しよう
・インターネットを悪用した人権侵害は止めよう
・性的思考を理由とする差別をなくそう

さて、これを読むうちにここ最近の事件や事故などで人権侵害を
受けている人がどれほど多いことか。
ニュースで流れる大きなものだけではなく、小さな町の中にも
差別的発言をする人が本当に多いことに嫌気が差す。

なぜ?どうして?と聞いてみたい。
でもそういう人はそれが普通だと思っているのか、悪びれた風もない。
「自分がそうだったらどう思うのか?」というのを
いつも考えなくてはいけないと思う。
当事者としての辛さは実際には分からないが、想像してみることは大切だ。
そして配慮する気持ちをいつも持ち続けたい。

・・・・・・

レインボーフラッグ

これはセクシャル・マイノリティ(性的少数者)の象徴で、
1978年にゲイ・コミュニティの象徴としてデザインされた旗。
「虹には様々な色が含まれ、共存している」という意味が含まれている。

アメリカはサンフランシスコの「カストロ」という町はゲイの町として有名で、
地下鉄を出るとレインボーフラッグが堂々と掲げられている。
もう大分前の事になるが、旅行中女一人で昼間歩き回るにはちょっと恥ずかしくなるくらい、
幸せそうなカップルたちを沢山みかけた。
スキンヘッドに革のパンツをはいた強面の男性たちが、仲良く手をつないで
あるいているではないですか。
とても楽しそうに幸せそうにしていました。

日本ではどうですか?
そんな風に歩いていれば、絶対に後ろ指を差されますよ!
狭いコミュニティの中では自由だけれど、世間の風はまだまだ冷たい…。

それはどんな人でもありえることだと思いませんか?
たとえば火傷を負った自分の皮膚や、生まれたときからあるシミやホクロでさえ
その標的にされることもしばしば。
「自分だったら…」と考えてみると、偏見の目で見ることなんて
絶対できないはずなんです。


考えてみてください、人権について…。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。