CHRIS RAINBOW
WHITE TRAILS
1979
マスター「もうロンドンオリンピックが始まって1週間位過ぎたんだな。」
客 「前半戦が終わりました。後半戦は、いよいよ陸上競技が始まります。」
マスター「開会式には、ポールマッカートニーがエンディングを務めたネ。」
客 「トラブル発生でした。録音済のテープを流そうと思ったら直前に壊れて生演奏に変わりました。」
マスター「イントロの所が2重に聴こえたヨ。」
客 「大きなイベントの時のポールってトラブルが多いですよね。」
マスター「そうだネ。ビートルズのアワーワールド、最初のライブエイドのボーカルオフマイク。」
客 「そういえば、今回のオリンピック開会式の時、UFOが現れたらしいですよ。」
マスター「え?そうなの?」
客 「宇宙人もオリンピック見たいんですよ。きっと。」
マスター「まさか。」
♪ ♪ ♪
客 「今日は何を聴くんですか?」
マスター「クリスレインボーの3枚目の最高傑作アルバム{ホワイトトレイズ}だヨ。」
客 「えーと。たしかビーチボーイズのフォロワーで有名なAOR周辺のアーティストですよね?」
マスター「そうだネ。でも、経歴を調べると、イエスのジョンアンダーソンのツアーに参加したり、キャメルのリードボーカルだったり、アランパーソンズプロジェクトに参加したり。割とプログレ寄りのミュージシャンみたい。」
客 「へ~。このアルバムは、AORの名盤とか言われてます。」
マスター「そうなんだ。クリスのアルバムからはプログレを感じる事は出来ない。」
客 「1曲目は、love you eternally。爽やかなポップソングですねー。コーラスが複雑で綺麗です。」
マスター「コーラスは全てクリスの一人多重録音だヨ。これだけ綺麗にコーラスを重ねられるのは、歌の上手い証拠だネ。」
客 「全曲でドラムを叩いているのは、サイモンフィリップスなんですね。」
マスター「軽快なメロディは、ビーチボーイズ風AORの雰囲気バッチリだ。」
客 「2曲目は、don't take the night away。美しいバラードです。」
マスター「多彩なボーカルの音色にうっとりするよネ。切ないメロディが心に響く。」
客 「感動的な想いを盛り上げているのは、サイモンのドラムです。」
マスター「3曲目は、song of the earth。アコースティックギターのストロークが心地良く、爽やかなメロディとクリスの透明なボーカル。」
客 「そよ風の中にいるようですね。歌詞は、地球環境の崩壊を嘆いているようですが、奇跡はこれからって歌ってます。」
マスター「奇跡ではなく、人類の力で地球を必ず美しくしないとネ。」
客 「5曲目は、ring ring。素晴らしい曲ですねー。最高のポップソングです。」
マスター「いいねェ~。最高傑作アルバムと呼ばれているのは、この曲が収録されてるからさ。」
客 「思いっきりビーチボーイズしてます。」
マスター「ギターはパイロットのイアンブライソンなんだ。パイロットそのまんまの音色がいい。」
客 「ギターが鳴ってる所はパイロットしてます。」
マスター「一度聴いたら忘れられない優れたメロディは、ポップロック界の最高峰さ。」
客 「クリス一人のコーラスも花を添えてます。」
マスター「ポップソングは、こうでなくちゃ。心がウキウキしてくるもんネ。」
客 「6曲目は、sweet wise。都会的なAORです。手数が多いベースプレイとサイモンの複雑なドラムプレイが盛り上げてます。」
マスター「このベースソロの音色が大好きなんだ。」
客 「7曲目は、white trails。アルバムタイトル曲です。イントロからの一人多重録音のコーラスが美しいですねー。」
マスター「メインメロディも一人多重録音なんだ。この曲を完成させるのに、何百回も歌ったんだろうなぁ。」
客 「と、思ったら。いきなりサンバリズムで、フュージョン大会が始まりました。」
マスター「青空の中を一直線に伸びる飛行機雲を追いかけてみるか?」
客 「8曲目は、in love with love。ピアノの美しい音色が印象的なバラードです。」
マスター「それにしても、こんな素晴らしいアルバムが、ポップロック界の歴史の中に埋もれているんだから・・・。」
客 「紙ジャケで発売してますよ。」
マスター「えッ? このプラケースCDをどんなに探したことか。諦めてた頃に、ひょこっと中古屋で発見した時には手が震えたのに。帯まで付いて安価だったんだヨ。」
客 「紙ジャケでリマスターしてあるんでしょうから、プラケースを手放したんでしょうか?」
マスター「えッ?リマスターしてあるの?」
客 「さぁ?」
マスター「はぁ?」
WHITE TRAILS
1979
マスター「もうロンドンオリンピックが始まって1週間位過ぎたんだな。」
客 「前半戦が終わりました。後半戦は、いよいよ陸上競技が始まります。」
マスター「開会式には、ポールマッカートニーがエンディングを務めたネ。」
客 「トラブル発生でした。録音済のテープを流そうと思ったら直前に壊れて生演奏に変わりました。」
マスター「イントロの所が2重に聴こえたヨ。」
客 「大きなイベントの時のポールってトラブルが多いですよね。」
マスター「そうだネ。ビートルズのアワーワールド、最初のライブエイドのボーカルオフマイク。」
客 「そういえば、今回のオリンピック開会式の時、UFOが現れたらしいですよ。」
マスター「え?そうなの?」
客 「宇宙人もオリンピック見たいんですよ。きっと。」
マスター「まさか。」
♪ ♪ ♪
客 「今日は何を聴くんですか?」
マスター「クリスレインボーの3枚目の最高傑作アルバム{ホワイトトレイズ}だヨ。」
客 「えーと。たしかビーチボーイズのフォロワーで有名なAOR周辺のアーティストですよね?」
マスター「そうだネ。でも、経歴を調べると、イエスのジョンアンダーソンのツアーに参加したり、キャメルのリードボーカルだったり、アランパーソンズプロジェクトに参加したり。割とプログレ寄りのミュージシャンみたい。」
客 「へ~。このアルバムは、AORの名盤とか言われてます。」
マスター「そうなんだ。クリスのアルバムからはプログレを感じる事は出来ない。」
客 「1曲目は、love you eternally。爽やかなポップソングですねー。コーラスが複雑で綺麗です。」
マスター「コーラスは全てクリスの一人多重録音だヨ。これだけ綺麗にコーラスを重ねられるのは、歌の上手い証拠だネ。」
客 「全曲でドラムを叩いているのは、サイモンフィリップスなんですね。」
マスター「軽快なメロディは、ビーチボーイズ風AORの雰囲気バッチリだ。」
客 「2曲目は、don't take the night away。美しいバラードです。」
マスター「多彩なボーカルの音色にうっとりするよネ。切ないメロディが心に響く。」
客 「感動的な想いを盛り上げているのは、サイモンのドラムです。」
マスター「3曲目は、song of the earth。アコースティックギターのストロークが心地良く、爽やかなメロディとクリスの透明なボーカル。」
客 「そよ風の中にいるようですね。歌詞は、地球環境の崩壊を嘆いているようですが、奇跡はこれからって歌ってます。」
マスター「奇跡ではなく、人類の力で地球を必ず美しくしないとネ。」
客 「5曲目は、ring ring。素晴らしい曲ですねー。最高のポップソングです。」
マスター「いいねェ~。最高傑作アルバムと呼ばれているのは、この曲が収録されてるからさ。」
客 「思いっきりビーチボーイズしてます。」
マスター「ギターはパイロットのイアンブライソンなんだ。パイロットそのまんまの音色がいい。」
客 「ギターが鳴ってる所はパイロットしてます。」
マスター「一度聴いたら忘れられない優れたメロディは、ポップロック界の最高峰さ。」
客 「クリス一人のコーラスも花を添えてます。」
マスター「ポップソングは、こうでなくちゃ。心がウキウキしてくるもんネ。」
客 「6曲目は、sweet wise。都会的なAORです。手数が多いベースプレイとサイモンの複雑なドラムプレイが盛り上げてます。」
マスター「このベースソロの音色が大好きなんだ。」
客 「7曲目は、white trails。アルバムタイトル曲です。イントロからの一人多重録音のコーラスが美しいですねー。」
マスター「メインメロディも一人多重録音なんだ。この曲を完成させるのに、何百回も歌ったんだろうなぁ。」
客 「と、思ったら。いきなりサンバリズムで、フュージョン大会が始まりました。」
マスター「青空の中を一直線に伸びる飛行機雲を追いかけてみるか?」
客 「8曲目は、in love with love。ピアノの美しい音色が印象的なバラードです。」
マスター「それにしても、こんな素晴らしいアルバムが、ポップロック界の歴史の中に埋もれているんだから・・・。」
客 「紙ジャケで発売してますよ。」
マスター「えッ? このプラケースCDをどんなに探したことか。諦めてた頃に、ひょこっと中古屋で発見した時には手が震えたのに。帯まで付いて安価だったんだヨ。」
客 「紙ジャケでリマスターしてあるんでしょうから、プラケースを手放したんでしょうか?」
マスター「えッ?リマスターしてあるの?」
客 「さぁ?」
マスター「はぁ?」