トトラの馬

元々はエコロジーやスローライフについて書いていましたが、とりとめなくなってきた。

ロシアの囲碁ブーム?父のマイブーム?

2006-09-04 22:06:34 | できごと
夏休みでロシアから日本に戻っていた父が、昨日ロシアに帰国?再出国?しました。

 いろんな人に会いに出かけたり、
 久しぶりに会った人と囲碁の話で盛り上がって早速打ちに出かけたり、
 「ロシアに碁盤を持ち帰る!」と日本棋院まで買いに出かけたり、
 さっきまで家にいると思ったら碁会所に碁を打ちに出かけたり・・・

と、様子を伝える母は苦笑いですが、そんなことはどこ吹く風で本人は夏休みを満喫していったみたいです。

「ロシアで日本語を教えるための準備やら教材探しやらはどうなってるのよ???」
と甚だ不安ですが、とにかく囲碁の方はばっちり準備して帰ったみたい。
凝り性でのめり込んだらとことん打ち込むタイプのうちの父は、若い頃相当やりこんだらしく、囲碁はアマ5段、将棋もなんかそんな感じで、どうやらロシアの碁会所で先生扱いだとのこと。

8/27の日曜日は、帰国の前に食事でも、ということで両親と夫で五反田にペルー料理を食べに出かけたのですが、そこでも孫と囲碁の話ばっかりしてました。

夫は同病相憐れむなのか、うちの父のマイペースぶりは好んでいるようなので、
「囲碁と将棋はどちらが面白いか?」
「ロシアの囲碁レベルはどのくらいなのか?」
「碁盤や碁石のいいやつは、いくら位の値段がするのか?」
と、囲碁の話に必死で喰らいついていました。

ロシアでは、結構小さい子どもにも囲碁が人気で、よく勉強しているので上手い子も多いそうです。
そして、若い子たちの囲碁ブームに火をつけたのは、なんと漫画の『ヒカルの碁』。
ロシア語版は出版されていないそうですが、英語の得意な子たちがロシア語に翻訳をしたものをみんなで回し読みしているんですって。

囲碁の話を散々聞かされて帰宅する頃には夫の中でも囲碁ブームが高まり、途中の本屋さんで『ヒカルの碁』を全巻購入。
わたしはその横で、こっそり夫の買い物カゴに『サスケ』を全巻混入・・・。

順に『ヒカルの碁』を読み終わって、今はわが家が囲碁ブームに包まれております。その後、わたしは早速『一人で強くなる囲碁入門』という本を買ってきました。これも二人で交代で読んでいます。
碁盤のない我が家では、フリーソフトの13路盤でコンピュータと対戦すべく、一人ぽつんとPCの前に座る精進の日々。

来年1月に父が休みで帰ってくる頃には、二人して教えてもらえる位になっていることを楽しみに励むつもりです。
父は『ヒカルの碁』を読ませてもらうのを楽しみにしているそうですから、親子の美しいギブ&テイクが成立。

でも、夫には
「『ヒカルの碁』を買った俺が囲碁を始めるんだから、『サスケ』を買ったキミは忍者の修行を始めるべきだ!」
と力説されています。
毎日木の苗でも飛び越えるかな・・・。


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