「イクラ」がロシア語だというのは有名な話ですね。魚卵全般を表す言葉で、わたし達が「イクラ」と呼んでいるものはロシアでは「赤いイクラ」となるそうです。
そして、「黒いイクラ」と言えば、いわずと知れたキャビア!
わたしも、せっかく来たのだからとキャビアを探しました。
さて、写真は二種類の黒いイクラです。
小さいほうは輸出用パッケージらしく、英語で「CAVIAR」と書かれていますね。そしてもう一つは「Икра Царская」、イクラ・ツァールスカヤと読むのかな?これにはキャビアとも黒いイクラとも書いてありません。
お土産にプレゼントした人もいるので詳しい値段は差し控えますが、小さいほうは大きいほうの8倍の値段でした。【注:ウスリースクのスーパーマーケット「5+」(ピャーチ・プルス)調べ)】
ただし、容量が4倍以上違うので、実際は32倍以上の価格差があることになります。
キャビアは、ロシアまで行ってもやっぱり高かった!
安いほうの更に半額くらいのイクラも売っていましたが、とりあえずはこれを試食してみよう!と、一つ買って持ち帰り、父の持っていたロシア語教本とわたしのイラスト会話ブックを総動員して、書かれている内容を解読してみました。
すると・・・。「Икра Царская」は、「皇帝のイクラ」。
その下に、「チョウザメや他の魚(の肉)でできた」というようなことが書いてあるようです。文法はよく分らないので、単語を拾った限りの情報ですが
やはり、キャビアのコピー商品のようです。
偽キャビアと共に沢山買い込んできたロシアビールを開け、早速ホテルで試食してみたんですが、中身は小さい粒の魚卵と、それこそイクラくらいの大きさのものが入り混じっていて、やはり色々な魚卵から作ったのかなあという感じが見て取れます。
そして、味は・・・というと、 まさに「黒いイクラ」!
正直なところ、キャビアってあんまり食べたことがないので味が分らないんですが、これは赤いイクラの独特な匂いがなくなったバージョンという感じです。
母と、「これはご飯にかけて食べたら絶対においしいね~!」とうなずき合い、何人かの方にお土産として持ち帰りました。
母は帰宅後、小さいほうのキャビアも食べてみたそうですが、「なんか独特の匂いがして、大きいほうが好きみたい・・・」との感想。
庶民には庶民の味ってことですかね~
それから、これもやはりみんな知ってるロシア語「ボルシチ」も、とってもおいしかったです。
スープ類・サラダ類は、何を食べてもおいしい!ビーツの大好きなわたしは大満足でした。肉も、下味のつけ方が効いていておいしいし、何より黒パンが最高でした!ビーツと黒パン、日本でも売って欲しいな~。
「ピロシキ」も有名ですが、これは出店のものを食べたけどちょっと油っぽかったかな。
「ウォッカ」も飲みました。母がアイスクリームを食べると言うので、あまり甘いものが好きではないわたしはウォッカだけ頼んだのですが、ウェイトレスさんに「え?ウォッカだけ?ジュースは?」と戸惑われました。タイでビールを頼んで「氷は?」と聞かれたのと同じくらい、聞かれたわたしも戸惑いましたが、父によると、ロシアでは女性はウォッカを飲んだ後、必ず果汁ジュースを飲むのだそうです。そうすると、あまり酔わずに済むんですって。知恵ですね。
「また食べ物の話ばっかりだ」と言われそうなので(笑)、もう一つみんな知ってるロシア語を。「ノルマ」って、元々はロシア語だそうです。
あと。
ここからは完全に余談ですけど、「エンガッチョ!」ってスペイン語なんですよ。本当の発音はエンガンチョ、ですけど。
「(私は)鍵をかける」という意味の動詞です。
「エンガッチョ!」と言いながら中指を人差し指に絡めるのは、鍵をかける動作に由来しているのだと思います。
これを聞いたら、みんな「へえ!」という事請け合いだと思って、トリビアの泉に送りましたが採用はされませんでした(笑)
まあ、VTRでもこれ以上膨らませようがないからなあ・・・。
そして、「黒いイクラ」と言えば、いわずと知れたキャビア!
わたしも、せっかく来たのだからとキャビアを探しました。
さて、写真は二種類の黒いイクラです。
小さいほうは輸出用パッケージらしく、英語で「CAVIAR」と書かれていますね。そしてもう一つは「Икра Царская」、イクラ・ツァールスカヤと読むのかな?これにはキャビアとも黒いイクラとも書いてありません。
お土産にプレゼントした人もいるので詳しい値段は差し控えますが、小さいほうは大きいほうの8倍の値段でした。【注:ウスリースクのスーパーマーケット「5+」(ピャーチ・プルス)調べ)】
ただし、容量が4倍以上違うので、実際は32倍以上の価格差があることになります。
キャビアは、ロシアまで行ってもやっぱり高かった!
安いほうの更に半額くらいのイクラも売っていましたが、とりあえずはこれを試食してみよう!と、一つ買って持ち帰り、父の持っていたロシア語教本とわたしのイラスト会話ブックを総動員して、書かれている内容を解読してみました。
すると・・・。「Икра Царская」は、「皇帝のイクラ」。
その下に、「チョウザメや他の魚(の肉)でできた」というようなことが書いてあるようです。文法はよく分らないので、単語を拾った限りの情報ですが
やはり、キャビアのコピー商品のようです。
偽キャビアと共に沢山買い込んできたロシアビールを開け、早速ホテルで試食してみたんですが、中身は小さい粒の魚卵と、それこそイクラくらいの大きさのものが入り混じっていて、やはり色々な魚卵から作ったのかなあという感じが見て取れます。
そして、味は・・・というと、 まさに「黒いイクラ」!
正直なところ、キャビアってあんまり食べたことがないので味が分らないんですが、これは赤いイクラの独特な匂いがなくなったバージョンという感じです。
母と、「これはご飯にかけて食べたら絶対においしいね~!」とうなずき合い、何人かの方にお土産として持ち帰りました。
母は帰宅後、小さいほうのキャビアも食べてみたそうですが、「なんか独特の匂いがして、大きいほうが好きみたい・・・」との感想。
庶民には庶民の味ってことですかね~
それから、これもやはりみんな知ってるロシア語「ボルシチ」も、とってもおいしかったです。
スープ類・サラダ類は、何を食べてもおいしい!ビーツの大好きなわたしは大満足でした。肉も、下味のつけ方が効いていておいしいし、何より黒パンが最高でした!ビーツと黒パン、日本でも売って欲しいな~。
「ピロシキ」も有名ですが、これは出店のものを食べたけどちょっと油っぽかったかな。
「ウォッカ」も飲みました。母がアイスクリームを食べると言うので、あまり甘いものが好きではないわたしはウォッカだけ頼んだのですが、ウェイトレスさんに「え?ウォッカだけ?ジュースは?」と戸惑われました。タイでビールを頼んで「氷は?」と聞かれたのと同じくらい、聞かれたわたしも戸惑いましたが、父によると、ロシアでは女性はウォッカを飲んだ後、必ず果汁ジュースを飲むのだそうです。そうすると、あまり酔わずに済むんですって。知恵ですね。
「また食べ物の話ばっかりだ」と言われそうなので(笑)、もう一つみんな知ってるロシア語を。「ノルマ」って、元々はロシア語だそうです。
あと。
ここからは完全に余談ですけど、「エンガッチョ!」ってスペイン語なんですよ。本当の発音はエンガンチョ、ですけど。
「(私は)鍵をかける」という意味の動詞です。
「エンガッチョ!」と言いながら中指を人差し指に絡めるのは、鍵をかける動作に由来しているのだと思います。
これを聞いたら、みんな「へえ!」という事請け合いだと思って、トリビアの泉に送りましたが採用はされませんでした(笑)
まあ、VTRでもこれ以上膨らませようがないからなあ・・・。
ライスに醤油をかけて出されて閉口したこともあったし、貿易相手のカウンターパート(交渉窓口)の間では自分の名前を日本語に訳し、さらにそれを漢字でサインすることがステータスになったりして、楽しかったなぁ。。。私たちがロシアのキリル文字に興味をもつみたいに、小さなことに意外な興味が湧いて面白いですね。このblogを読んで、ひとつひとつのことに感動しているひろたさんを想像して、旅の醍醐味を味わっています。
ロシアといえば、最近は国際的に注目されてるアニメの主題歌が一部ロシア語で歌われたり、ロシア人登場人物がいるマンガ/アニメがあったり(しかも台詞が一部ロシア語で本国のヲタクの人が監修してたり)していて再び気になる国になってます。お気に入りのカカオ99%のチョコレートもロシア製。
サラダを食べたって書いてあるけど、水は普通に飲める国なのかな。水の代わりにウォッカなのだろうか。
漢字でサインするロシア人がずらり、って想像すると、ホントに楽しいですねえ!
チョウザメは、ここ2年ほど個体数の激減で禁漁になっていて、最近再び解禁になったと聞きました。
でもね~。安いやつだっておいしいですからね!
それにしても「皇帝のイクラ」って名前をニセモノにつけるなんて、気が利いてますね!
そうそう、日本ではあまりロシアの一般的な情報が手に入らないですが、ロシアでは日本情報に溢れてますね。あとで、それをアップする予定ですが、やっぱり情報の一方通行は少し残念かな・・・。
のれんさん、お久しぶり!お元気?
黒いイクラ丼、怪しいかなあ?黒いイクラドンだったら恐竜ぽいけど・・・。
ロシア人の登場するアニメや漫画ってしらなかったです。じゃあ、わたしの住んでる地域にも、ロシア人(オタク)観光客がやってくる日も来るかな?
水って水道水だよね。完全にアウトだと思います。
でも、わたしは大体どこに旅行に行ってもお腹を壊すから、まいっかと思ってサラダも試してみたら、ロシアでは平穏なお腹状況でしたよ!
ウスリースクのホテルでは「紅茶かっ!」というほど赤錆がひどくて、体の小さい傷が全部化膿しかけて帰国しました。