グリ・アミール廟の前にて――in Samarkand

ティムールの建てし廟なり幾重にも　アーチ連なり異郷も愉し
(in UZBEKISTAN)　　　　　　　　　　　　　　　　まさとし

なお、このブログは短歌版写真歳時記ですが、姉妹編として、
俳句版写真歳時記もあります。

≪まさやんの一日一句≫
http://blog.goo.ne.jp/ryu20170421inemuri
も、併せてご覧ください。

≪赤頭巾≫を食べてしまったオオカミ

村里はオオカミ出没いまもなお　≪赤頭巾≫も他人事ならず
(in UZBEKISTAN)　　　　　　　　　　　　　　　まさとし

われわれ農耕民族には、≪赤頭巾≫の話は他人事に思えるが、
狩猟・牧畜民族の彼らにとっては、まったく日常的なこと。

≪黒い羊≫を至る所で放牧しているウズベキスタンを旅して、
「ああ、≪赤頭巾≫の話は本当だったのか」とわかった。

これも、実際に現地に行って旅してみたからこそ、わかった
こと。こういう生(ナマ)の見聞の積み重ねから、その人には
掛け替えのない≪旅のチカラ≫が備わっていくのだろう。

ウズベキスタンの日常風景

雨上り地元の人の通うみち　民族衣裳あざやかに映ゆ
(in UZBEKISTAN)　　　　　　　　　　　　　まさとし

サマルカンドの≪青い輝き≫

神学校ドームの蒼く輝きて　サマルカンドの空も澄みたり
(in UZBEKISTAN)　　　　　　　　　　　　　　まさとし

わらわらとウズベク青年寄ってきて

わらわらとウズベク青年寄ってきて　異邦人われを揉みくちゃにする
(in UZBEKISTAN)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　まさとし