渾沌滅七竅

生命ある無秩序を愛する渾沌。

残酷な世界

2017年10月03日 | 日記
目まぐるしく展開する総選挙2017を軸とした日本の政治。

私の神奈川9区は、2人の前衆議院議員がいる。
小選挙区でR前民進党議員、鞍替えで今度は第2保守・希望の党、比例復活でN前自民党議員。
旧地主さん達の力が強い地域性ゆえ、結局、保守色の強いことが判る。

政治の世界ゆえ、何でもあり、昨日の敵は今日の友、今日の敵は明日の友、裏切りあり、密約あり、屁理屈あり、権謀術数、立候補予定者も玉石混交、何が事実かなかなか見極め難く、マスコミ情報に振り回される。
政権選択だから、所属政党を選択すれば良い、個人の資質は二の次でいい、という訳には行かない。
個人の資質なんて、10日やそこら、ポスターやチラシで判断出来ますか。
政党だって、離合集散、何が正解か見極め難い。

政権選択の選挙とは言われるものの、野党のゴタゴタをみていると、果たしてこの様な連中に日本の将来を任せられるのか疑わしくなってしまう。

胆力のある優秀で、世界の政治のリーダー達に伍して行ける政治家は、どこにいるのか?
一朝一夕には育たない。
然したる苦労することもなく、ポッと出て徒党を組み、いとも簡単に地位と高額報酬を手にする連中に、政治を托せられようか。

政治の世界は「殺すか殺されるか」で、「負ければ惨殺」
昔なら、命を絶たれ、一族郎党根絶やしにされかねない。
形を変えて、残酷劇が進んでいる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

銃規制の出来ない野蛮なアメリカ

2017年10月03日 | 日記
またまた、ラスベガスで銃乱射事件で、約60名死亡、600名弱が負傷。
2万人余のカントリー音楽の会場は、我々には想像も出来ない程の大混乱の筈。
犯人と思しき容疑者は自殺とか。

動機が解明されたにしても、容疑者は尋常でない。
我が国でも「誰でも良かった」無差別殺人があるので、動機とやらは、似た様なものか。
いとも簡単に多種多様な銃を入手出来るアメリカゆえ、この手の事件が繰り返されて至極当然だろうが、尋常ではない。
また、銃規制が出来ないアメリカも、尋常とは思えない。
銃を持って家の中に入って来る輩を撃退する、或いは、身を守るには、常に銃を用意しておく、との発想は、日本人の考え方とは全く逆で、社会の在り方が別物。
メキシコ勤務の際に、銃を枕元に置いていないことに呆れられたことを思い出す。
週末休暇で、400㎞余り離れたアカプルコへ家族で車で出掛けることが多々あった。
主要国道脇で休憩した際、ピストルを持った追いはぎに襲われた経験があったので、判らない訳でもないが、どちらにしても恐ろしく、一歩間違えると命を落としかねない。

アメリカは、人種差別問題と言い、19世紀に生きる化石の様な国、ある意味、超発展途上国の一つなんだ。

いとも簡単に個人が銃暴力を振るえるアメリカは、いとも簡単に国が武力を振るえる、空恐ろしい国に見えなくもない。

で、カントリー音楽の祭典だったとかだが、どんな曲が喜ばれているのだろう。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする