BS・・もとい! VS隊長な日々

ただの保護者だったのにいつの間にやらBS隊長3年を経てとうとうVS隊長。
愚痴や独り言が満載

原隊・・・追記

2008-04-04 17:44:55 | ボーイスカウト
昨日の記事、「原隊」についてひとつ書いていないことがありました。

元記事に追加しようかとも思ったのですが新しいエントリーにしました。


誤解していただきたくないのは一つ前の記事で私が書いた真意。
地区や地域の枠をこえたVSやRSのスカウト同士の連携を否定している
のではない、ということ。
それでころか、どんどんやったらいい、と思っています。

現にうちのスカウトも他県のスカウトと活発にやり取りして意見交換
したりアドバイスもらったりしています。

私が言いたいのはどこでなにをするにしても「原隊」をないがしろに
したら意味のないものになるよ、ということです。

前記事にいただいたコメントにもありますが、原隊、原団が機能して
いない、おもしろくない、からといって外のスカウトと連携し『自分』
の為の活動に専念したのでは、それはスカウト活動からは外れたものに
なる、ということです。

より突っ込んで言えば、こうした外でのスカウト同士の自発的な連携は
活動として捕らえるのならば「原隊」を代表して出て行く、という姿に
昇華さるのが望ましい本来の姿ではないでしょうか。

自隊の名誉と誇りを背負い、その代表として団号章を背負って出て行く。
その場で自分たちの活動を誇り、そして謙虚に他の仲間の声にも耳を傾ける。
そうしてあらたなヒントや可能性を掴み取り、それを原隊で待っている
仲間に届ける。 次の機会までにそれを自隊なりに生かし新たな活動として
展開しその結果を持って披露する。

こうなれば、地区や地域を越えた集合体の意味は本当に大きなものになります。

さらにいえば、外部の自発集団での活動がある程度の頻度になると、自隊での
活動とバッティングしてしまいどちらに参加するか、ということになるでしょう。
その時に多くの指導者は「原隊活動優先!」と言うはずです。
あるいは仲間や後輩も同様に思うのではないでしょうか?
「ちぇ、自分だけ面白そうなところに出かけていって」
こうなったらなんの為の活動はわからなくなります。

でも、この自発集団での活動がオーソライズされない、スカウト個人の「趣味」
の領域と認識されている限りは当たり前の結果です。
その現実に文句を言うようであれば本末転倒も甚だしい、ということになります。

しかし、この自発集団での活動が「隊を代表して参加する者のあつまり」
「そこでの成果が必ず隊を活性化する」と認識されていたらどうでしょう。

希望的な考えかもしれませんが隊長から、「隊集会は残ったスカウトできちんと
やっておく、お前は隊の名誉を背負ってそちらに参加しろ。 そして必ず
留守を守る後輩に土産をもって帰れ」と命じられるかもしれません。

あなたが隊長にそう言われたらどうでしょうか?

身が引き締まる思いがしませんか?
責任を痛感し、その自発集団での活動もいい加減な気持ちで参加することは
できなくなるでしょう。


せっかく他団、他地区と連携するのならここまでいけるように目指しませんか?


そういう意味で書いたのです。


少なくともうちのスカウトはそれを実践するつもりでいます。


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
素晴らしい!! (ゴーストスカウター)
2008-04-08 19:17:25
本当に良いこと言いますね・・・感心しました、とは失礼な発言かも?

貴隊のスカウトは幸せでしょう、次に順番待ちのBS隊のスカウトも、早くVSになりたいでしょうね?

地区に、「地区”隊”」なぞありえるはずもなく、「地区や地域を越えた集合体」~自発集団とは同感で、そう思います。本来、VSには、”隊”などなく、あるのは”クルー”、そして傍にいる成人リーダーは”コーチ”とは、ご存知の通り・・・釈迦に説法ですが、”隊”と呼称していることから、誤解をするリーダーが多すぎて、迷惑はすべてスカウトにいくのです。

貴殿のようなリーダーが増えていけば、現在のスカウト運動も変化し、その恩恵を最も受けるのはスカウトたちですね。スカウティングの醍醐味を味わったスカウトが増えれば、誇りを持って、新たな仲間を誘ってくるはずで、無意味な?チラシでスカウト募集などする必要もなくなることでしょう。

スカウティングに誇りを持てれば、スカウトの”姿勢”も変わるはずで、それは外部から見ても分かることでしょうから、社会的にも~「その団体に入りたい、入れたい!」となるのは当然のこと。やはり、「スカウトらしいスカウト」を育て上げることが、一番ですね。

今後も頑張ってください!!