日本
ドラマ/青春
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「二重生活」の岸善幸監督が寺山修司の同名小説を「溺れるナイフ」の菅田将暉
と「息もできない」のヤン・イクチュンを主演に迎え映画化した大作青春ドラマ。
劇場公開に際しては前後篇に分けて上映。
本作はその前篇。2020年の東京オリンピック後を舞台に、運命的に出会い、
それぞれの思いを胸にプロボクサーを目指して突き進む2人の若者の絆と宿命を、
彼らを取り巻く人々との人間模様と共に綴る。
(allcinemaさんより抜粋)
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少年院上がりの新次は裏切り者の裕二に殴りかかり、逆にプロボクサー・
デビューを果たした裕二に返り討ちにされてしまう。
吃音と赤面対人恐怖症に悩む建二が偶然居合わせ、倒れかかった新次を助け
起こす。
その一部始終を目撃していた元ボクサーの堀口は、2人を自分の運営する
歌舞伎町のジムにスカウトする。
こうして新次は自分を捨てた母へのやり場のない怒りと裕二への復讐を胸に、
一方の建二は自分を無理やり韓国から連れてきた暴力的な父親に対抗するため、
互いに切磋琢磨しながら厳しいトレーニングに打ち込んでいくのだったが…。
(allcinemaさんより抜粋)
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予告映像からは菅田将暉とヤン・イクチュンがボクシングをやる映画って
くらいしか分からなかったけれど、とりあえず『RWBY Volume4』を観た後、
続けてなんばパークスシネマにて鑑賞。
157分は長かったけど見応えあった。
『RWBY Volume4』の148分を観た後に、本作の157分なので、お尻が痛くなる
だろうなぁと思ったんだけど、そんなの気にならないぐらい見入ってしまう
作品だった。
シンジとケンジ、それぞれに暗い過去なりがあって、現状を変えようと必死に
ボクシングに打ち込んで行く姿に引き込まれつつ、所々笑える所もあったり、
全然違うタイプの2人の運命がどう交差していくのか楽しみ。
でもあの自殺抑止サークルのエピソードは別にいらなかったんじゃない?
アレ無ければ、もうちょっとコンパクトにまとめられたんじゃないかな?
エンドロール後に、後篇の予告映像が流れるんだけど、後篇も面白そうで
公開が楽しみ。
『あゝ、荒野 後篇』
お薦め度:★★★★☆(4/5)
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