だらだら無気力ブログ!

だらだらと毎日を過ごす映画好きな野郎のブログ。
映画の感想や日々の思ったことを書いてます。

デビルズ・ダブル -ある影武者の物語-

2012-01-23 00:33:56 | 映画(た行)

ベルギー
ドラマ

    * * * * * * * *

イラクの元大統領サダム・フセインの長男にして権力を笠に数々の蛮行を
繰り返し、国内外に悪名をとどろかせた男ウダイ・フセイン。
本作は、彼に似ていたばかりに影武者をさせらることになった青年ラティフ・
ヤヒアが体験した衝撃の実話を映画化した実録ドラマ。
「マンマ・ミーア!」「17歳の肖像」のドミニク・クーパーが対照的な
内面を持つ2人の男をみごとに演じ分けて高い評価を受けた。
監督は「007/ダイ・アナザー・デイ」「NEXT -ネクスト-」の
リー・タマホリ。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

家族を愛し、明るい未来が約束されていたはずの青年ラティフ・ヤヒア。
しかしある日、狂気のプリンスと恐れられたウダイから自分の影武者になる
ことを命じられる。家族を人質に取られたラティフに選択の余地はなかった。
こうして彼は、ウダイの想像を絶する狂気の日常を目の当たりにしていく
ことになるのだが…。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

イラクのフセイン大統領の息子のウダイとその影武者の話と聞いて、興味が
惹かれたので、TOHOシネマズみゆき座で鑑賞。

これ、ベルギー映画だったのか。

凄いな、ウダイ。やりたい放題だな。
通学途中の女学生をさらって、暴行後に死亡させて荒野に放棄したり、
結婚式を挙げている新婦を強姦したりと欲望の赴くままの所業でかなりの
嫌悪感を覚えてしまう。
同じドラ息子でも金正男のほうが全然マシだな。

あれじゃ仮に父親がいくら国民のために良い政治をする人物だったとしても、
息子のせいで台無しだな。まぁ育て方間違えたので自業自得かも。
 

一つ気になったのは、ラティフの親父がラティフに国外に逃げろ!俺の命は
どうなってもいい的なことを言うてたけど、ラティフは父親だけでなく妹達の
安全のためにも嫌な影武者をしてるのに、親父は娘達のことはどうでもいいん
だろうか? ウダイの性格なら妹達がどういう酷い目に合わされるかわかろう
もんなのに。
イスラムだからなのか、男系の子孫が残れば良いって考えなのかな?

それにしても、ドミニク・クーパーのウダイとラティフの二役の演じわけが
素晴らしくて、見入ってしまった。


お薦め度:★★★☆☆(3/5)

にほんブログ村 映画ブログへ

クリックしてくださった方、ありがとうございます。



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ドミニクの (sakurai)
2012-03-19 23:05:23
うまさが、超光ってましたね。
こんなにうまい役者さんだったとは、ついぞ気がつきませんでした。
あれは育て方とかじゃなく、気質みたいなもんが大きかったようですね。
実際、「産まれたときに・・・」というサダムの弁は本当のことらしいですから。
こんな気質を持って、独裁者の息子って、最悪がよくも重なったなあと。
ウダイとクサイが暗殺されたときのニュースのインパクトは忘れられませんわ。
>sakuraiさん (はくじ)
2012-03-20 02:04:37
こんばんは。
コメントありがとうございます。

もうひとえにドミニク・クーパーの上手さに尽きますね。
見事な演じ分けでした。
ウダイ、生まれながらの残虐な性質だったんですねぇ。
じゃ教育や育て方なんて意味なかったかもしれませんね。

コメントを投稿