日本
SF/アクション/アニメ
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石ノ森章太郎原作の傑作SF漫画「サイボーグ009」を、『攻殻機動隊』シリーズ
の神山健治監督が映画化したアニメーション。
世界規模の危機的状況を迎えた近未来、かつて何度もその危機を救ってきた9人
のサイボーグ戦士たちが再起する姿を描く。
神山監督はメガホンを取ると同時に脚本も担当し、完全オリジナルストーリーを
創造。数々のアニメや劇映画の音楽を担当してきた作曲家・川井憲次の音楽に
乗せて躍動する、ニューヒーローたちの活躍に心が躍る。
(シネマトゥデイさんより抜粋)
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2013年、ロンドンやベルリンなどで超高層ビルを狙った同時多発テロが発生する。
その行方を世界中の人々が固唾(かたず)をのんで見守るものの、何の犯行声明
も明らかにされない状態が続き次第に誰もがパニックに陥っていく。
やがてこれまでも見事ベトナム戦争や東西冷戦などを解決してきたサイボーグ
戦士9人が集結する。
(シネマトゥデイさんより抜粋)
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石ノ森章太郎原作の「サイボーグ009」が『攻殻機動隊』シリーズの神山健治
監督が映画化したということで、どんな009になってるのかなぁと興味を持った
ので、MOVIX清水にて3D版で鑑賞。
008のあの扱いはないんじゃないかな。
漫画原作は読んでいなくて、新昭和版と言われる1979年のアニメを子供の頃に
見ていたぐらいで、サイボーグ戦士が9人いて、それぞれ得意分野があって悪と
戦うぐらいの記憶しか残ってない状態だったので、あまり思い入れのない状態
で鑑賞した。
いやぁ~映像はF38やB2といった飛行機の迫力や、街中の細かい部分の描きこみ
とか、かなり綺麗で圧倒的で素晴らしかったし、『攻殻機動隊S.A.C.SSS』の
時よりも3D映像が進化していて見応えあった。
音楽も川井憲次が担当しているだけあって素晴らしいものがあった。
ただ『攻殻機動隊』シリーズの監督なので、『攻殻機動隊』っぽい映像シーン
があって軽く既視感が。
そして内容だけど、観ているうちに彼の声が神とかそっち方面に行きだしてから
何だかよく解んなくなってきて???状態。
観終わって、最後のイタリアのベニスみたいな所は現実世界なのか、あの金髪
少女は一体誰なのか解んないことだらけで、何だか置いてけぼりをくらった感じ。
やっぱあのあたりは原作読んでないとしっくりこないのかな?
ちなみに主役の009以外のサイボーグ戦士たちそれぞれの印象と活躍具合だが、
001:能力を使った活躍シーンもあり、出番もそれなりにあったけど003に
抱っこしてもらえなくなったのは可哀そう。
002:走りながら飛び出していくところの足の変形シーンとかカッコよく、
出番はたっぷりあって主役級扱い。
003:エロ担当。TVアニメでは001を抱っこするのは003の役割だったと記憶
していたんだが、今回は一切001を抱っこせず、隙さえあれば009と
イチャイチャしようとする。能力を使った活躍シーンもあり、出番多し。
004:研究所での死体兵士との戦闘や、米軍の巡洋艦に乗り込んでの切り込み
役と中盤から終盤にかけて活躍。そこそこ出番あり。
005:001の世話をしなくなった003に代わって001をその厚き胸板で包み込む。
009を覚醒させるためや研究所を襲ってきた死体兵士との戦闘シーンとか
それなりに出番あり。
006:序盤で潜入捜査したり、研究所では004と共に死体兵士と能力を使って
戦うシーンもあり、結構出番があった印象。
007:序盤こそ002との絡みや、追跡してきたアメリカのエージェント相手に
能力を使った見せ場ありだが、以降はフェードアウト。
008:顔見せ程度に出てきて、能力も使わず、活躍シーンもなくそのまま
フェードアウト。9人の中で一番扱いがぞんざいだった可哀そうな人。
こうして見ると、008の扱われ方がほんと不憫。
007はまだ能力使ったシーンや、002とのからみもあったりとするけど、008は
004と登場したものの、少しするとそのまま行方不明に。最後の最後に
ちょこっと出てくるだけ。
せめてワンシーンでも能力つかった見せ場を与えてあげてもいいのになって
思った。
お薦め度:★★☆☆☆(2/5)
クリックしてくださった方、ありがとうございます。
>>隙さえあれば009とイチャイチャしようとする。
笑った^^
なんか、欲望に忠実なフランソワでしたね^^
コメントありがとうございます。
フランソワってこんなキャラだったけって思いながら
イチャすきシーンを観てました。
妙にエロいフランソワでした。
>ふじき78さん
こんばんは。
コメントありがとうございます。
続編があるなら、是非ピュンマの能力が発揮できる
シーンがあることを願います。