日本
青春/ファンタジー/ミステリー/アニメ
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薬師丸ひろ子主演の実写版や原田知世主演のテレビドラマ版でも知られる
眉村卓の青春SF小説を、新たな解釈でアニメ化。
謎めいた少年が転入してきたことから次々と学園に起きる不可解な現象と、
その裏に隠された意外な真相を追い掛けていく。
AKB48の渡辺麻友がヒロインのナツキを担当し、本格的ボイスキャストに初挑戦。
テレビドラマ「青い文学シリーズ 走れメロス」などの中村亮介が、監督と脚本を
担当している。
壮大でミステリアスな物語に加え、思春期の真っただ中にいる彼らの心の揺らぎ
に迫った視点にも注目。
(シネマトゥデイさんより抜粋)
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鎌倉の中学校に通う関ケンジは、通学途中に高台でたたずむ少年を目にした
瞬間に不思議な感覚を覚える。やがて、彼が自分のクラスにやって来た転入生の
京極リョウイチであることを知る。どこか超然とした雰囲気を放ちながらも、
クラスメイトと打ち解けていく京極。
ひそかに好意を寄せるクラス委員・春河カホリが彼に惹(ひ)かれていくのを
感じる一方で、ケンジは幼なじみの涼浦ナツキが自分に向けている気持ちに
まったく気付いていない。
そんな中、校内では不思議な出来事が頻発し、それらがケンジたちの運命を
変えていく。
(シネマトゥデイさんより抜粋)
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「ねらわれた学園」と聞いて薬師丸ひろ子の名前を思い出す世代だけど、その
懐かしいタイトルの作品をどう新解釈でアニメ化されたのか興味に惹かれたので
大阪ステーションシティシネマにて鑑賞。
AKBの娘の声は悪くないぞ!
ロビーで入場時間まで待っていた時に、ロビーにあるスクリーンでこの作品の
紹介画像が流れて、この時初めてAKBの“まゆゆ”こと渡辺麻友がヒロインの
声を担当することを知って、かなり不安に駆られたのだが、これは杞憂だった。
違和感なくて個人的には上手だなぁと感じた。
内容は、序盤から終盤まで、萌え要素な描写や展開で青春真っ只中って感じ
で、甘酸っぱい内容は観ているこっちが恥ずかしいというか背中がこぞばゆく
なる感じ。
本来の超能力とか未来人とかのSF部分が終盤に集約されていて一度観ただけ
では理解できないかも。ってゆうかよくわからなかった。
未来人が現状打破するために過去に戻ってきて、やり直しをしようと試みる
のはわかるんだが、主人公の祖父や犬のシロの設定がイマイチよくわからない。
主人公の妹も持ってそうな描写があったし、主人公の一族はみんな能力者なの?
主人公が一度死んだがヒロインに助けられて、代わりにヒロインの力が無く
なったって描写があったが、ロインもかつては能力者だったの?
ほんと一見しただけだと何だかよくわかんない。
それと唐突にそこで終わる?ってところでエンドロールが流れるので、そこで
帰っちゃダメです。エンドロール後にワンシーンあるので。
そこ観ないと作品に対する印象が全然ちがってしまいます。
まぁよくわかんない所があるものの、この作品、個人的には嫌いじゃない。
こそばゆくなるような甘酸っぱい青春物ながらも観ていて微笑ましかったり、
切なかったりと何かいいなぁって思える作品だった。
お薦め度:★★★★☆(4/5)
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