ベストセラー作家・浅田次郎の同名小説を「半落ち」「出口のない海」の佐々部清監督が映画化。敗戦を目前にして、マッカーサーから奪った200兆円相当の財宝を後の祖国復興の資金にすべく隠匿するという極秘作戦に関わった4人の男と 20人の少女たちの運命を、端正な筆致で感動的に描き出していく。主演は「南極料理人」「ゴールデンスランバー」の堺雅人、共演に中村獅童、福士誠治、ユースケ・サンタマリア、八千草薫。
(allcinemaさんより抜粋)
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1945年8月10日、敗戦前夜の日本。陸軍大臣のもとに呼び出された真柴少佐にある密命が下される。それは、山下将軍がマッカーサーより奪取した 900億円(現在の金額で200兆円)の財宝を、秘密裏に陸軍工場へ移送し隠匿せよというものだった。この極秘任務には、真柴少佐、小泉中尉、望月曹長の3人の軍人に加え、女学校の20人の少女と彼女たちを引率する平和主義者の教師、野口孝吉が勤労動員されることに。任務の本当の内容など知らされることもなく、それでも素直にお国のためにと過酷な労働に励む健気な少女たち。いつしか真柴たち3人の軍人ともうち解けていくのだが…。
(allcinemaさんより抜粋)
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今日からまた数日、夜勤シフトで昼間はフリーになったので、ファーストデイだしちょっと気になってた本作を観ようと札幌シネマフロンティアへ。
あれ、こんなに涙腺弱かったっけ?
少女達が純粋無垢で健気すぎて、彼女達が選択した運命に涙が自然と溢れだしてきた。敗戦と荷の中身を知った少女達が未来の日本の為に死して鬼となって荷の秘密を守ろうと自決を選択し、彼女達の死を知った野口教師も彼女達を引率しないといけないと言って、これまた自決を選択するところはグッときた。
でも少女達の悲劇の部分は良かったが、話の設定としては突っ込み所が多かった気がする。そもそも山下奉文陸軍大将がマッカーサーより奪取した財宝ってのが怪しい。山下大将はマレー方面で活躍してフィリピンに赴任してくるのは敗色濃厚な時期で、その時期にマッカーサーの隠し財宝を見つけたってのは設定に無理がありそう。フィリピン攻略を担当した本間雅春陸軍中将がマッカーサーを追い払って財宝を見つけたってのならまだ真実味があるんだが。
しかし、話の設定等に無理があっても飽きることなく最後まで観られる見応えのある作品だったと思います。
お薦め度:★★★★☆(4/5)
クリックして下さった方、ありがとうございます。
大変ですね。
ついでにBMさせてもらってもいいですか?
浅田次郎がどうしても苦手で、克服できるか?と思って見に行きましたが・・・ダメでした。
こんばんは。
コメントありがとうございます。
seeseaブログ良かったんですが、不便な点も
あったのでこの際引越しました。
これからも宜しくです。
BMの件は、こちらこそよろしくお願い致します。