イギリス
ドラマ/伝記
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主演のメリル・ストリープがみごとアカデミー主演女優賞を獲得した伝記
ドラマ。男勝りの決断力とリーダーシップで“鉄の女”の異名をとった英国
初の女性首相マーガレット・サッチャーの人生と知られざる素顔を家族との
関わりを軸に描き出していく。
共演は「アイリス」「家族の庭」のジム・ブロードベント。
監督は「マンマ・ミーア!」のフィリダ・ロイド。
(allcinemaさんより抜粋)
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孤独な晩年を送る86歳のマーガレット・サッチャー。すでに他界した夫デニス
の幻想を相手にしてしまうこともしばしば。そんな彼女は、ふと自らの人生を
振り返る。市長も務めた父の影響で政治家を志すようになったマーガレットは、
やがて下院議員選挙に立候補するがあえなく落選。失意の彼女を実業家の
デニス・サッチャーが優しく励まし2人は結婚。子どもにも恵まれ、幸せな
家庭を築くが、政治への意欲を失わないマーガレットは、ついに下院議員への
当選を果たす。男たちが支配してきた世界に飛び込んだマーガレットは、様々な
困難に強靱な意志で立ち向かい、着々と政界での地位を高めていくのだが…。
(allcinemaさんより抜粋)
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サッチャー元英首相の伝記物ということで興味惹かれたので、大阪アジアン
映画祭の『セデック・バレ 虹の橋』の整理券をABCホールで受け取った後、
TOHOシネマズなんばにて鑑賞。
う~ん、何だか思ってたのと違う感じでちょいイマイチ。
開始早々、老婆がミルクを買うシーンから始まって、この老婆が英首相の座を
退いて久しい現在のサッチャーであることがわかり、そこから過去を回想して
いくのだが、ちょいちょい現在に戻り、回想シーンは政治家を目指した頃、
デニスと知り合って結婚する頃、下院議員になった頃、首相になった頃、
フォークランド紛争の頃と、現在の認知症の彼女のシーンの合間に入ってくる
構成で、過去をぶつ切りで見せられてもなぁって感じで、イマイチ個人的には
内容にのめり込めなかった。
現在の認知症の彼女のシーンを序盤だけで、以降はずっと政治家を目指した頃
から首相を退陣するまでの間で彼女が選択した決断における苦悩ぶりとか、
妻として母としての立場を犠牲にしながらも政治家として邁進していく苦しみ
とかをがっつり見せてくれるのかなと思っていたので、ちょい期待外れ。
ただ、メリル・ストリープのサッチャーぶりは見事でした。
お薦め度:★★☆☆☆(2/5)
クリックしてくださった方、ありがとうございます。
昔はばりばりでも、こうなっちゃうんですよぉ~と言うところを見せられても、なんだかなあ~でした。
とにかくメリルさんは素晴らしかったですが、彼女にとにかくオスカーを!と言う風にも見えましたね。
コメントありがとうございます。
ですよねぇ~。
こっちとしては欧州初の女性元首の誕生秘話やらその裏側で繰り広げられていた政治劇や家族との擦れ違いとかの物語が見たかったので、あんまり現在の認知症状態を見せられてもなぁっていう気がして、イマイチ乗り切れませんでした。