香港/中国
サスペンス
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香港ノワールの名手として人気のジョニー・トー監督が、マネーゲームに翻弄
(ほんろう)される人々の欲望を描く群像サスペンス。
ギリシャ債務危機をきっかけに世界中に広がった金融危機をバックに、ある
事件に巻き込まれた3人の男女の運命が交差する。
ジョニー・トー監督作品常連のラウ・チンワンやリッチー・レンに加え、
人気歌手デニス・ホーが出演。時間軸を複雑に交錯させた巧みな演出が光る
ドラマは、第68回ベネチア国際映画祭をはじめ世界中で高く評価された。
(シネマトゥデイさんより抜粋)
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銀行員テレサ(デニス・ホー)は落ち込んだ成績をアップさせるべく、リスクの
高い金融商品の販売に明け暮れていた。
刑事チョン(リッチー・レン)は、妻にせがまれているマンション購入の対応に
苦慮している。気のいいヤクザのパンサー(ラウ・チンワン)は、兄貴分の
保釈金の工面に悩んでいた。
そんな中世界的な金融危機が巻き起こり、テレサの顧客が殺害され金を奪われた
事件を機に、3人の運命は交差していく。
(シネマトゥデイさんより抜粋)
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『エグザイル/絆』とか『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』とかジョニー・トー
監督のノワール物が好きな自分としては、これは観たかったので、シネマート
心斎橋で鑑賞。
ちょっと拍子抜け。
ギリシャ債務危機で起きた金融危機をきっかけに、3人の男女の運命が変わって
行くさまを描いた群像劇で、いつものドンパチのあるノワール物を期待していた
こっちとしてはちょっと拍子抜け。
それと3人の運命は交差していくってあったので、ドンパチ無くても、テレサの
顧客が残した金を巡って3人の金の奪い合いとか騙し合いとかあるんだと思って
いたんだが、そういうのもなかったので、それもちょっと拍子抜け。
だけど、時間軸をずらして、別の人の視点から同じ時間帯を見せることで、
その前に見せられた視点でみた事件のあらましが徐々に明らかになっていく展開
は結構面白かった。
株価等が下がって右往左往する銀行の顧客たちが滑稽だったな。
銀行に文句言ったりしてたけど、結局は自己責任やのに。
投資って元金が無くなってもいいやって思えるような人でないと、手を出したら
ダメだなって思ったよ。
自分の性格からすると到底、投資なんてもんには手は出せないや。
お薦め度:★★★☆☆(3/5)
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