思いやり

先週末、次男Ａのガールフレンド　エラちゃんの家に誘われて
家族で遊びに行ってきました。
おしゃれをして出迎えてくれたエラは、この前の彼女の誕生日に次男Ａがプレゼントしたピアスをつけていました。（まー、カワイイ）

エラの家族は、イーストコーストにある素敵なコンドミニアムに住んでいます。

子供達はプールで遊び。

大人はプールサイドで、のんびりワインを飲みながらおしゃべり。
いつもは一緒にＢＢＱをするのですが、この日はピザを頼んで食べる予定でした。
そこにエラちゃんのママが「ねぇ、これでいいかしら？」と握り寿司の詰め合わせを出してきてくれました。
エラのママはアフリカ人、ナイジェリア出身です。
エラのパパはベルギー人。
二人とも、日本についての知識はあまりないようです。
お寿司をつまみながら話している内に、エラのママが日本について誤解をしている事が分りました。
「日本人って、毎日、寿司とさしみを食べるんでしょ？」
「日本人って、ピーフもポークもチキンも生でたべるんでしょ？」などなど・・・
もう家族ぐるみで付き合い始めて４年近く。
何回一緒に食事をしたでしょう。
なのに、彼女はいつも私が皆に合わせて色々食べていると誤解していたようなのです。
で、そんな私の為に、この日は寿司を買いに行ってくれたのでした。
お店でもオーダーの仕方が分らずに、苦労したらしいのですけれど。
彼女の誤解がおかしくて、でも、私のことを思ってくれた　その気持ちが嬉しくて。
目頭がジーンとしてしまったのはワサビのせいじゃありません。