楽瓷庵：らくじあん(一宮市) そば

皆さんこんにちは♪

数年前から気になっていたお店にやっと出かけることが出来ました(*^▽^*)
そもそも、このお店を知ったのは３年ほど前なのですが・・・
仕事中に何度か店の前までは出かけたのですが、いつも午後一時半ごろには蕎麦が売り切れの貼り紙が(-_-;ウーン
振られること数回！　あまりに振られ続けていたので、暫くはこのお店に足が向くことがありませんでした(苦笑)

先週の日曜の昼間、彼女と久しぶりに蕎麦でも食べようかと話しが盛り上がった際にこのお蕎麦屋さんのことを思い出し出かけることにしましたヾ(´▽｀;)ゝウヘヘ


自宅から車で１５分ほどでお店の前に到着♪
チョット説明しづらい場所にあるので、詳細は記事末尾の地図を参考にしてください


外観はまるで武家屋敷のような門があり、その門を潜ると・・・

手入れの行き届いた植え込みがあり、季節になれば色々な花を楽しめることが想像に難くありません
そして右手には小さなせせらぎが(*^▽^*)
店舗入り口脇には、湧き水が♪
そういえば以前誰かから「この店のオーナーは美味しい水で蕎麦が打ちたいため、美味しい水の沸いているこの場所にお店を建てた」ということを聞いていたっけ？


突き当りまで十数歩歩くと、門を振り返るようにして店舗入り口がありました♪


お店に入ると、１２時前だというのに既に満席
人気の程が解りますね♪

丁度私達からが待ちのようで入り口辺りでふらふらしていると、もう一組３０代後半の夫婦のような奴らが入ってきたのですが・・・
ココまで書けば、どんなことが起きたかわかる方も居るかもしれませんね(笑)
待っている私たちを平気で無視して、割り込もうとしたんです(-_-メ)
頭に来た私が睨みつけ声を出しかけたその時に「先にお待ちの２名様コチラへどうぞ～」と店員さんが声をかけてくださいました　店員さんの配慮に感謝です(^ー^)ノ

とはいえ、この馬鹿二人組　まったく恥ずかしいとかいう感覚が無いんでしょうね！
頭悪そうな顔してましたよ！！　まったくこんな輩がいるから食事前のわくわく感が台無しになってしまいました・・・
しかしそれ故に、店員さんのシッカリとした対応が光りますね♪


怒りで忘れていましたが(汗)、待っている間に入り口近くに貼り紙がありました

いつもその日使用するお蕎麦の産地等が明記されているようです
この日は茨城県結城市で収穫された常陸秋そばを使っているようです
有機質肥料で土作りをした完全無農薬栽培の農家でつくられたようで・・・
無農薬というのは非常に嬉しいですね～　ポイント高いです！
それに解らないながらも産地の表記があるというのは安心感がありますよね！


もうひとつの貼り紙には「若竹そば」の文字が
いやいや、実に春を感じさせるメニューですね！！
気持ちがグラグラ「若竹そば」に傾いていたのですが、席に着いてメニューを見るまではヤッパリ決められませんよね～ヾ(´▽｀;)ゝウヘヘ


さて、店内は・・・

突き当たり右側に小上がりがあり、２人掛けの座卓が４つと４人掛けのものが一つ
コチラはすべて掘りごたつになっていて居心地が良いですね♪
私達はこの席に案内されました(*^▽^*)


その前には、４人掛けのテーブル席が４つほどあり、突き当たり右には厨房と座敷席があるようです


最初にお絞り・お茶と共に運ばれてきたのが・・・

どうやら蕎麦を揚げたもののようです♪
カリッとして歯ざわりもよく、とても香ばしくて美味しかったな～


「メニュー」

メニューを開けると最初に目に留まったこのお店のコダワリの記述

当店が考える美味しいそばの条件は、よい材料との出会いと、その材料の個性を引き出すための鮮度管理(玄そばの状態で常時5℃の低温保管。特に夏場使用のそばは、脱酸素状態での低温保管をしております。)、そして製粉方法にあると考えております。

その為に自ら原料を買い付け、当店にて丁寧に石臼による製粉を行っております。
お客様がそばを口にしたとき、口いっぱいに広がるそば本来の香り甘み、そしてのど越しを一年を通し堪能していただけるよう日々励んでおります。
　　　　　　　　　　　　　　　　＜メニューより引用＞

(-""-;)ムム・・・　凄いこだわり様ですね♪
コレはかなり期待が出来そうですな～！！



冷たいそば・温かいそばどちらもあるようですが・・・
当たり前のことながら、やはり私は冷たい蕎麦が好きですね！！
なので、温かいものはあまり気にはなりませんでしたが、鴨南蛮だけは別格　コイツだけは気になりますね～


一品料理もあるようで、蕎麦寿司やそばがきも気になりましたが・・・
目の前で彼女が恐い顔をしていたので、泣く泣く断念(苦笑)
確かに今月は贅沢しすぎですから睨まれても仕方ありませんね(;^_^A アセアセ・・・


他にも宴会メニューや

お酒のメニューも
コレも参考までにＵＰしておきます♪


さて、前置きがかなり長くなってしまいしたが・・・(゜ー゜;Aアセアセ
本題のお蕎麦の感想を！
まずは私のオーダーから

「高遠」８４０円

オーダーする前に、メニューに見慣れないものが・・・
店員さんに確認すると「そばツユではなく、大根の汁と生醤油で食べていただくおそばです」とのこと
迷わずオーダーしてしまいました♪

蕎麦猪口の中には透明で黄色がかった大根の汁が！
「最初は生醤油を少しだけ垂らして、あまりお気に召しませんでしたら生醤油を多めに混ぜていただいてください」との説明をしてもらいました


白く透き通るような蕎麦ですね♪
断面は正方形ではなく、やや幅広に切られた平打ち麺のような感じです

まずは、何もつけずに蕎麦だけをいただきます♪
ほんのりと甘く、陽にあったった土のような何とも形容し難い蕎麦の良い香りが口中に広がります(*^▽^*)
蕎麦自体のコシ多少感じられたので、十割ではないのかな？　
なかなかにおいしいお蕎麦です♪

続いては、大根の汁をひと舐め
(・－・)・・・ん?　辛味大根を想像していたのですが辛味は殆ど感じられず、かわりに何ともいえないまろやかな甘さが！
生醤油をほんの少し垂らして、蕎麦を啜るとほんのりとした自然な甘さのツユがまた良いですね～！！
コレはなかなか好きな味です♪

刻み葱も丁寧にさらしてあり、コレも丁寧な仕事ぶりが窺えます

そして、小鉢にはおからが付いてきたのですが・・・
これもまた、ごま油の香りと生姜の香りが相まって旨い！！
(゜ー゜)(。_。)ウンウン　素晴らしいですね


そういえばコレは今回いただかなかった「せいろ」と蕎麦は同じではないか？という疑問が沸いてきたので、レジに居られた奥様に帰り際聞いたところ、やはり蕎麦自体は「せいろ」のものと同じのようです


続いては彼女のオーダー

「田舎」８４０円＋「二段」６３０円
コチラは一日限定十五食のようで、オーダー時に品切れになっていることを覚悟していたのですが・・・
幸運にも食べることができました(*^▽^*)


先ほどの「高遠」のものとは違い、もう少しグレーがかったコチラも透明感のあるお蕎麦です
そして、蕎麦の断面は正方形に近いかな？

実は私、せいろや更科などの繊細な蕎麦ではなく、力強い田舎蕎麦が大好きなんです♪


さて、こちらも最初は何も付けずに蕎麦のみでいただきます
(-""-;)ムム・・・　　やはり、コチラの方が蕎麦の香りが強く感じられます
そして、少しザラついた蕎麦の表面　完全粗挽きではないものの噛むと蕎麦の実の粒が歯に当たり、ソレを噛むと蕎麦の香りが口中に広がっていきます♪
ああ、しみじみと旨いな～
やはり私は田舎蕎麦が好きなんだと再確認してしまいました(￣▽￣)うへへへぇ～

ツユもほんのりと甘く、丁寧に作られているとわかるツユです♪

蕎麦を手繰り始めて半分ほど食べ終えた頃合いに「２枚目をお持ちしても宜しいでしょうか？」と店員さん
なるほど、時間差で出してくれるようです♪
最初から２枚一度に出すのではなく、お客の立場にたっての嬉しい気遣いが素晴らしい！

２枚目は器も違いました♪
コレもポイント高いですね～
キメ細やかな心遣いのおかげで、おいしい蕎麦を堪能することができました(*^▽^*)




蕎麦の味、ボリュームどちらも満足できるものでした♪
接客も良く、お茶が無くなるとすぐにお茶を注ぎに来てくれてこちらも満足
清潔で居心地の良い店内も◎です
自宅からあまり離れていない場所に在るのに、今まで出かけなかったことを心から後悔しました・・・
次回は、天せいろ・そばがき・鴨南蛮あたりをオーダーしてみようかな？？
リピート確実なお店に出会うことが出来て幸せです♪





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「楽瓷庵：らくじあん」
愛知県一宮市浅井町河端字流24
０５８６－５１－９１１９
１１:００～１４:００
１７:００～２０:００
月曜日の夜のみ・火曜日全休
お店のＨＰ　http://www.rakujian.jp/



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