ローズウッド

寒い寒～い１週間になりそうですね。
昨年花粉症デビューをしたBoccoも、幸いなことに
今年はまだほとんど症状が出ていません。
でも、花粉のピークは３月。
念のため、耳鼻科の先生のところへ行って
漢方薬と点鼻薬をもらってきました。
ころばぬ先の杖…です。

さて、私が好きなものの一つに「木の感触」というものがあります。
木肌の暖かさ、硬いけど軟らかい不思議な感触。。。
それでついつい身の回りの小物も木でできたものが増えていくわけです。

ニットの上にころがっているのは、いずれも上條宜子さんの手によるもの。
年に１度だけ伺う個展で、一つずつ手に入れたものです。
まん中の子が特にテカテカしてるでしょ？
この中で一番長く私のもとにいるこの子は、紫檀（ローズウッド）のかけら。
手の中に握るにはちょうどよいサイズです。
この子を握っていると、手のひらを通して何か優しくて強いものが
自分の体の中に入ってくるような気がするのです。
それが、この子のテカテカの理由。

右下の子も紫檀だったかな？
左上の子は、鳥取の朴の木。
直径5cmのまん丸ボールという形が気に入って、
わが家の仲間になってもらうことにしたのです。
左下のコロッケ型の子はタガヤサン（鉄刀木）だったでしょうか？
その反対側にいるカラスウリ型の子は、さて何だったのか。。。
今度、上條さんにお会いする時に教えてもらうことにします。

合わせてみたのは、もう12年くらい前に編んだ細長マフラー。
ローズウッドで染めたコットンヤーン…吉祥寺・SHEEP MEADOW で
入手…です。
長い間使っているうちに、色も少しあせてきましたが、
その “あせ具合” がちょうどいい感じになってきました。

実は、今、使っているハンドクリームは
ローズウッドのエッセンシャルオイルが入っているもの。
神経を鎮め、免疫力を高める作用もあるそうですから、
今の季節の私にピッタリの選択だったかも…。

そういえば、6年ほど前にやはりSHEEP MEADOW で
入手した夏用の糸も、ローズウッドで染めた極々細。
紫にも見えるダークグレイ…そんな不思議色に惹かれて
手に入れたものの、これも編みかけたままストップ。。。。。

そんなわけで、作る材料が限りなく残っていることを再認識した次第…