16 産経大阪杯 回顧

　キタサンブラックはよく頑張っていた。
　思ったよりもさらにスローペースになったが、あそこまで上がりの速い展開に58キロを背負って楽々対応するとは思っていなかった。
　相当強くなっていると考えてよいだろう。

　デビュー三戦目でスプリングＳ制覇の素質。クラシック春は皐月・ダービー、秋は定石通りセントライト記念から始動、菊花賞から有馬記念、４歳初戦が４月の産経大阪杯。非常に丁寧に使われている。この後は天皇賞から宝塚記念か。しっかり階段を上っていけるローテーション。今年も大変楽しみだ。

　次は毎日王冠がチャンス、という目論見だったが（笑）
　逃げが板についてきている。天皇賞も大逃げなら面白いかもしれない。宝塚記念は十分にチャンスがあるようにも思えてきた。

　強化版バランスオブゲームが確かに誕生しつつある。