(続)
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「KINGDOM原理からの聖書解読」は「原罪」を明瞭に説明するための
、ひとつの「モデル」として考えてみても、きわめて有効な考え方であると感じた。
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私の理解した要点は次の通りです。(もとの説明は、文末のアドレスからたどれます。)
(注:「創主(つくりぬし・そうしゅ)」=「創造主・神」
「KINGDOM」=「神の国」)
①KINGDOMには、創主が発した法・秩序がある。
②また、この世には、この世の法がある。
③それらの間には、ずれがある。
④罪とは、KINGDOMの法の方に沿わないことを言う。
⑤人間には、KINGDOMの法が「感知できない」。
⑥KINGDOMの法は感知できないので、従いようがない。それで、人間は、少なくとも当面この世の法に従って生きるしかない。
⑦罪とは、「人間のその状況」を言っているだけの言葉である。
⑧また、聖書では「人間はみな罪人だ」というが、生まれながらの人間は皆、KINGDOMの法は認知できないので、当然である。
http://blog.goo.ne.jp/shunpeita1/c/b3e02e3ffb3a49d6851b1e4dbe3fa1c7
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(以上は、鹿嶋氏の著書「聖書のことがよくわかる本」
中経出版:P103の罪の説明より、さらに分かり易いものであると思われる。)