タネの縁側  

偏見に満ちております。どなたの参考にもなりません、各自でお確かめいただきますよう御願いいたします。

なんてこったい

2024-02-10 | ビデオ 邦画
シリーズ3作目(前日譚)「キングスマン:ファースト・エージェント」が噴飯レベルを超えてゴミの仕上がりで、
珍しく記憶に残ってたけど、エガートンの前2作で口直しならぬ「目直し」をせねば、その願いはアマプラであっさり叶えられ、
やはり3作目は駄作でもありえんレベルだと確信。

3作とも監督が同じ 3作目だけが脚本家が違う。
もう誰のせいか明確かと(脚本のマズさを修正できなかった監督も連帯責任かな?)。



その後で見るものがなく(食指が伸びず)また「ドラゴン・タトゥーの女」シリーズを見直して
4作目 蜘蛛の巣をはらう女を見直して、
通常運転、詳細がほとんど記憶になく、大変楽しめた。

前3作に比べ、酷いシーンが少ないのもいい(ただし前作以上に酷いシーンが想像できる)
だけど、これを連作としちゃっていいのかな?とややひっかかるんだけどね。


昨晩TVで見たアニメ映画「かがみの孤城」

子ども いじめ 学校

こういうテーマの作品はどれもこれも胸が痛くなる。
つらかっただろうなあと思う。
こういう経験のある子どもは少なくないのかと思うともっとつらい。

辛さを緩和するのは想像力。
ただ緩和だけで救いにはなってないのが悲しい現実で、
たくさんの元子どもたちがそこから抜け出して、現実を生きているのかと思うと、
年寄の想像力でも辛い。

何か手伝えることはないだろうかといつも少し考える。
少しってところが情けない。

フリースクールの先生、ほんとにダメな担任(悪い奴じゃないけど、子どもの気持ちがほとんどわかってない)

主人公を救うきっかけになる「父の仕事の関係で転校を繰り返している」生徒。
50年以上前からこういう子どもはいた。

みんな聡明で、いつどんな環境でも生きていく術を持っていたんだろうと思う。
いや、簡単に括っちゃダメだろうけど。



原作 辻村深月
監督 原恵一
脚本 丸尾みほ
キャラクターデザイン 佐々木啓悟
音楽 富貴晴美
制作 A-1 Pictures
配給 松竹
封切日 2022年12月23日
上映時間 116分

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