少し古い本ですが、3月1日(土)にこの本を読了。
著者は千葉敦子さんです。
2月25日に本棚からこの本を見つけました。
以前、古本市で『よく死ぬことは、よく生きることだ』という
題名に魅かれて買い求めました。
千葉さんは元新聞記者で後にフリージャーナリストに
なった方です。
略歴は次ぎのようになっています。
国際派女性ジャーナリストの先駆者の一人。上海で生まれる。
昭和39年(1964)学習院大学政経学部卒業。
1967年ニューマン・フェローシップを得て、ハーバード大学大学院へ留学。
1980年乳がんに罹り、手術後、1983年かねてから計画していたニューヨークに在住し、
日本の新聞・雑誌に寄稿。1986年ニューズレター「WOMAN WATCH」発行。
死の直前まで朝日ジャーナルに「死への準備日記」を連載。
著書:「乳ガンなんかに負けられない」「わたしの乳房再建」
「寄りかかっては生きられない」「ニューヨークでがんと生きる」 など

(4日間で読み終えました。)
千葉さんは、すさまじく自分を生ききった人だと思います。
がんの再発をくり返し、苦しい抗がん剤治療・放射線治療時にも
体調のよい日には書き物の仕事をこなしていました。
アメリカの進んだ医療状況も紹介しています。
でも、アメリカの医療費はとても高いんですねぇ~。
日本はサービス面では劣るかも分かりませんが、
医療費は低額に抑えられているからいいかなぁ~。
と考えてしまいます。
文庫本の解説には
『病気の初期の段階からがんという病名を知り、様々な苦しい副作用を
伴う治療に耐え、3度にわたる再発にもかかわらず、積極的にがんと闘い
しかも、自分の体験を精力的に文字に表し、各地で講演する著者の生きざまは
まさに一般的には「壮絶」という言葉があてはまる』
とありました。

(在りし日の千葉敦さん子。強烈な個性の持ち主の方だなぁ~。と思って・・・。)
次に本文からの引用です。
『たとえば、篠つく雨の、うんざりするような天候の日でさえ
「悪天候の日でも、ないよりあった方がいい」
と感じるのが、私たち生き延びた者の常なのだ。
どんなに不便さや不快さや苦痛があっても、生きていることは
それだけですばらしい。』
『よほど気分の悪い日を除いて、きちんとメイクアップをし、
靴を履いて(アメリカ在住)、なるべくノーマルな生活に近づけるよう、
努力している。私は家の中でもだらしない恰好をしているのが
大嫌いなのだ。
三度目の再発という診断は衝撃だったし、治療方針がなかなか
決まらないのは不安だが、自分の内側に希望のともしびを
絶やさないよう燃やし続けていくつもりだ。』
この2つが何故か心に残りました。
また、妹さんがブログに『千葉敦子の思い出』として表している
コーナーは読みごたえがありました。
私も2010年11月5日(金)に大阪労災病院で
乳がんの手術をしていますので、女性ホルモン剤の服用・
日ごろの触診・6か月毎の定期健診を忘れないように。
そして、がんに負けないようにばっていこうと思っています。
著者は千葉敦子さんです。
2月25日に本棚からこの本を見つけました。
以前、古本市で『よく死ぬことは、よく生きることだ』という
題名に魅かれて買い求めました。
千葉さんは元新聞記者で後にフリージャーナリストに
なった方です。
略歴は次ぎのようになっています。
国際派女性ジャーナリストの先駆者の一人。上海で生まれる。
昭和39年(1964)学習院大学政経学部卒業。
1967年ニューマン・フェローシップを得て、ハーバード大学大学院へ留学。
1980年乳がんに罹り、手術後、1983年かねてから計画していたニューヨークに在住し、
日本の新聞・雑誌に寄稿。1986年ニューズレター「WOMAN WATCH」発行。
死の直前まで朝日ジャーナルに「死への準備日記」を連載。
著書:「乳ガンなんかに負けられない」「わたしの乳房再建」
「寄りかかっては生きられない」「ニューヨークでがんと生きる」 など

(4日間で読み終えました。)
千葉さんは、すさまじく自分を生ききった人だと思います。
がんの再発をくり返し、苦しい抗がん剤治療・放射線治療時にも
体調のよい日には書き物の仕事をこなしていました。
アメリカの進んだ医療状況も紹介しています。
でも、アメリカの医療費はとても高いんですねぇ~。
日本はサービス面では劣るかも分かりませんが、
医療費は低額に抑えられているからいいかなぁ~。
と考えてしまいます。
文庫本の解説には
『病気の初期の段階からがんという病名を知り、様々な苦しい副作用を
伴う治療に耐え、3度にわたる再発にもかかわらず、積極的にがんと闘い
しかも、自分の体験を精力的に文字に表し、各地で講演する著者の生きざまは
まさに一般的には「壮絶」という言葉があてはまる』
とありました。

(在りし日の千葉敦さん子。強烈な個性の持ち主の方だなぁ~。と思って・・・。)
次に本文からの引用です。
『たとえば、篠つく雨の、うんざりするような天候の日でさえ
「悪天候の日でも、ないよりあった方がいい」
と感じるのが、私たち生き延びた者の常なのだ。
どんなに不便さや不快さや苦痛があっても、生きていることは
それだけですばらしい。』
『よほど気分の悪い日を除いて、きちんとメイクアップをし、
靴を履いて(アメリカ在住)、なるべくノーマルな生活に近づけるよう、
努力している。私は家の中でもだらしない恰好をしているのが
大嫌いなのだ。
三度目の再発という診断は衝撃だったし、治療方針がなかなか
決まらないのは不安だが、自分の内側に希望のともしびを
絶やさないよう燃やし続けていくつもりだ。』
この2つが何故か心に残りました。
また、妹さんがブログに『千葉敦子の思い出』として表している
コーナーは読みごたえがありました。
私も2010年11月5日(金)に大阪労災病院で
乳がんの手術をしていますので、女性ホルモン剤の服用・
日ごろの触診・6か月毎の定期健診を忘れないように。
そして、がんに負けないようにばっていこうと思っています。
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