朝、ポカラ空港から再びATR-42ターボプロップ機でカトマンズへ戻りました。
飛行機の窓からは雲の間に顔を出したヒマラヤ山系が少しだけ見えました。
カトマンズへ戻り、空港からホテルへ入りホテル内の日本食レストランで昼食を摂り
キルティプルへ向かいました。
キルティプルはカトマンズ市から少し離れた丘の上に有り、と言うよりも丘そのもの
が街に成っている様な物です。
この街はネワール族が造った街で、今回一緒に旅をした方もこの街出身のネワール族
の人です。(私はネワール族と言うのを知らなかった。)
ネワール語というのはネパール語とはまた違う言語だそうです。
今回、ガジャトラ祭(牛祭り)はその歳の1年間に家族を亡くした家の子供達に牛の
仮装をさせて亡くなった人の魂を天国に送るという由来が有るそうです。
近年は家族の子供が少なく年頃の子供が居ないとかで、人形を使う事も有るとか言っ
て居ました。
街に入って、まずはキルティプルのお寺を目指して路地を歩いて行きました。
同行のネパール(ネワール)人がキルティプル生まれで街中を歩いていると、友人や
親戚等が声をかけて来て、何件かの家に呼ばれて食事と飲み物の接待を受けました。
もちろん地元の自家製お酒も出て来ました、また街中を歩いていると路上に座っての
食事風景が見られ、時には果物などを食べる様にと出されたり普通の旅行では経験が
出来ない旅となりました。
翌日、シルバーボランティアをしていた同行者の知り合い(ネパール人)と顔を会わ
せて夜の便でカトマンズを離れました。
これで、今回のネパール旅行の巻きは終わります。