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介護日誌(182):看取り契約

2016-07-24 19:40:42 | 健康・病気

「看取り契約」聴き慣れない言葉ですね。

施設と、マリさんのための看取り契約を2016年7月20日に結びました。

残念ですがそろそろマリさんの体力が落ちてきているということで、終末に至るまでの特別な介護契約を結びました。
入退院を繰り返すたびにマリさんの体力が落ちてきていることを、アルツハイマーの症状が進行していることを、病院から指摘されてきました。

今回入院中にマリさんの「呑み込み」機能の段階を特別な極小カメラで撮影してもらい、診断してもらいました。

その結果は、「看取りの状態に進行した」ということでした。

「噛む」、「飲み込む」という行為を我々健常者は自然に行っていますが、マリさんはそれができなくなってきています。
舌の上にゼリー状の食べ物を載せれば時間はかかりますが噛み始めます。
でもいつまで待っても噛み始めないことが多くなってきました。
噛んでも今度はそれを飲み込むことを忘れているのです。

無理をすると気管支へ入ってせき込み気管支炎になることもたびたびあります。

健常者では自然に行われていますが、マリさんはそれができないのです。
食物から水分や栄養分をとっていたのが、呑み込みを忘れてしまったために体力が落ちてきているのです。

点滴とか胃瘻(胃へチューブで注入)などの延命方法がありますが、私たち家族は全員一致で「一切の延命処置を取らない」と決断し、施設と病院に了解してもらいました。

マリさんのその日がが来るまでの非常につらい世話を施設が行ってくれます。

私たちも時間がある限りマリさんと一緒にいるようにしています。


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