７月９日

７月９日は、父の命日です。
今年も実家に戻り、亡くなった時刻の午前２：３３分に母とお線香と般若心経をあげました。
早朝にはお墓参りもすませてきました。

生前の父の趣味の一つが桃作りで、素人ながらそれは見事な桃を実らせ、ホクホク顔で私達に食べさせてくれていました。これから桃作りのプロになるって本人も周りも思ってたのに・・・

父に病気が見つかったのは四年前の夏の終わりでした。
それからすぐに入院し精密検査、治療、手術、治療と辛く苦しい１０ケ月にも及ぶ壮絶な闘病の日々を送りましたが甲斐なく逝ってしまいました。
昔から父は病気にはかなり気弱で神経質で、少しの風邪でも寝込んでしまうくらいの人だったのに、このときは病気に立ち向かい一言も弱音を吐かず最期まで懸命に頑張る姿は、娘ながらに尊敬と感謝の気持ちでいっぱいでした。

あれから三年の月日が流れ、父を愛する家族はみな絶望の淵から徐々に立ち直りそれぞれが一生懸命頑張ってきました（つもりです）
母も一人の生活でのペースをつかみやっと元気になりました。父の大好きだった孫達（甥っ子＆姪っ子）も大きくなってその成長には父も天国で目を細めているにちがいありません。いつもどんなときでも見守ってくれている気がしています。

三回忌の法要は去年すませましたが、今年のお盆にもみな元気に集合して父の思い出話しながら美味しいお酒でも飲みたいと思います。