最近のミャンマーの情勢を
新聞やニュースで見聞きするたびに心が痛みます。
アメリカを初めとする欧米諸国からの経済制裁で
行き詰った軍事政権がガソリンの値段を上げたことに
なんと僧侶が国民を代弁した形で奮起。
テレビで見てたら、かつてヤンゴンで見た
あの綺麗なシュエダゴン・パゴダが封鎖されてました・・・
パパさん、大学4回生のときにミャンマーにいきました。
実は今まで行った中で、断トツに一番好きな国です。
確かに軍事政権下で
インターネットさえも検閲されるような状況やってんけど
何といっても人の暖かみがじかに感じられる
いい国やったんです。
軍事政権下の鎖国状態で
資本主義・競争主義から大きく後退したことが
皮肉にも田舎っぽい人間の優しさを生み出していることは否めないけど
いかにも仏教国らしい清浄な心使いを感じられる
そーんな国でした。
仏陀の子供といわれ、国民の9割から敬愛されている僧侶に対して
手段を選ばない軍事政権の行動は
国際社会からどんどん見放されていくかと思うのですが。
ここにきて、やはり中国にしっかりしてもらいたいんやけど
北朝鮮に対してもせやけど、ミャンマーに対しても
資源に絡んだ利権とかを優先させることなく
毅然とした態度で注意できないものか?
無理やろな・・・
だって、あの国こそが言論の自由の無い国やもの・・・
あのね、えー加減に学習しましょうや。
武力によって弾圧できるほど
人間の自由を求める力は弱くないんやって。
そうそう、アメリカはいまだに『ミャンマー』ではなく
軍事政権樹立前の呼称『ビルマ』っていうてます。
絶対にアメリカはミャンマーを認めへんからなあ。
ばんばん軍事政権にODA援助して
真っ先に教科書の中のビルマを
ミャンマーに変えた日本も少しは見習うべきでは・・・
まあ、えらそうに言ってるパパさんも
実際にミャンマーを訪れて
軍事政権にカネ落としてしまってるんやけどね。
マンダレー/ミャンマー/Mar.2000
マンダレーで出会った若いお坊さん。
彼も今、デモに参加してるのかな?
怪我はしてないんかな?
ちゅーわけで、失礼!